♪メ〜ロディダムーフォフゥルカー デェマ〜ニュエル〜なんだこれは。
そう、エマニュエル夫人のテーマだ。オレはこれを携帯の着信音にしている。牛の鳴き声などにしたことは一度も無い。
申し遅れた。スーパーマリオプロデューサーの「コバシ潤」だ。またの名を「コロバシ良介」。
そんなことはどうでもいい。
とにかく、エマニュエルのテーマが、ムニュムニュしたベッドのクチュクチュしたモニュメントをマニュアルどおりにぱみゅぱみゅと触っていた私の耳に聞こえた。
「
Yuri-Kanか…。こんな時間にいったい何の用だい?」
電話に出る。
Yu『…好き』
コ「バーカ、そんな事は分かってるよ。早く次の言葉を吐け」
Yu『…結婚して』
コ『うんうん、しちゃう!しちゃう!だからその前に、ね?その、何だ、アレをしようや!』なんて会話にはまったくならず。というのも、
「…」電話の主は終始無言であった。
コ「おい、どうした?」私は柄にもなく心配した。電話の向こうから何かこうもどかしい様なかきむしる様な、そんな切迫した雰囲気が伝わって来る。
そんな事が36回も続いた。さすがにメールをした。
コ「ドウシタ ユリカン レンラクマツ サシコ」♪メ〜ロディダムーフォフゥルカー デェマ〜ニュエル〜ほどなく返信が来た。ちなみにメールの着信音もエマニュエルだ。
Yu「(声が…出なくなりました(^o^))」!
なんだって…
なんだって…?
間違えたこっち
いけね、また間違えたこっち
経過は省くが、とにかく歌手でありアイドルである
Yuri-Kanの声が出なくなってしまうという
ブログもう残す所あと三週なのに前代未聞の事象だ。
原因は何となく分かっている。
先日の「マヨネーズ」PV撮影時のことだ。振り返ってみよう。
コ「おい、Yuri-Kan。分かってると思うが、この動画が500hitまで行ったら、水着撮影だからな」
Yu「分かってますよ!もう何度も言わないでください!」
コ「…ぷりぷりしたその顔も可愛い、ははは、そうか。ならば」
Yu「あの、可愛いとかそういう下心丸出しなのやめてください」いけね声に出てた。やり直し。
コ「(…ぷりぷりしたその顔も可愛い)ははは、そうか。ならば頑張ってくれよ。オレも頑張るからな。でもなー、これでダメだったら俺達どうするかね〜。AVとかヌードグラビアとかそっちやるか。一応ツテはあるしな〜」
Yu「…」彼女の顔色がサッと曇るのを見た。こちらは冗談のつもりだったのだが、そうは受け取らなかった様だ。本気と思われてしまった。それもこれも、オレがいまだに信用されてないからなのだ。何もかもオレのせいだな…。
ショックによる失語症。時間差はあったが、そんな例はいくらでもあるという。彼女も悩みに悩んだのだろう。その末にこんな状態にさせてしまった。
悪いのはオレだ。
…
…
どうすればいい?
どうすればいいんだ?
もう「のっぴょぴょ!今日もおげんこおげんこ!」とか言ってる暇はない。
まずは医者を紹介だ。私の良く行く「
東証ビル診療所」をまずは紹介。ここは実に良い病院だ。喉の調子が悪い時は、私も必ずここへ行く。先生も気さくで面白い。
…ってだから!そういうことじゃないだろ!
真面目にやれよ!コバシ潤!
Yuri-Kan、ごめんな。
このままだとお前をアイドルにも歌手にも出来そうにない。
白状しよう。
実は芸能界にツテなんてまるでないんだなんちゃらプロデューサーとかいうのも全部嘘今までずっとバカにされ続けて来た人生学校でもバイト先でも就職先でも「これなら人付き合いないからオレにも出来るかも」と思って始めた仕事でも影で「なんかアイツキモい」とか言われてやめる様追い込まれる始末でもうなんにもやりたくないけど生きていかなきゃいけないから働かなくてはいけない生きる為に働くのか働く為に生きるのか時々それが分からなくなるけど先祖の祭祀が途絶えてしまうのが本当に申し訳なくそれだけを主に頑張っています
と、そんな「仮面の告白」はおくびにも出さず、とにかく最後まで頑張ってやろう!と気を吐く事にした。
大丈夫だ
Yuri-Kan。
お前に最高の曲を書いてやる。
最高の詞を作ってやる。
これを世に出したら世界中がひっくり返るぜ。
もう女衒みたいな事はやめた。オレは改心する。
安心してくれ
Yuri-Kan。
そしてオレは譜面にペンを走らせた。ギターを片手に。
待ってろよ。再来週には最高のPVを二人で作ろうな。
そして今までバカにして来た奴らを見返してやろうな。
背水の陣。
@コバシ潤
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