龍の話
龍の話
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保立道久: 現代語訳 老子 (ちくま新書)
『老子』の全81章を「運鈍根で生きる」「星空と神話と『士』の実践哲学」「王と平和と世直しと」の三部に分けて並べ直し、現代語訳を加えた。これまでの注釈を比較検討し、その上に相当の私説を付け加えることになった。ともかく読みやすくなった筈だが、中国思想史に初めて踏み入った仕事なので、中国史の方からの批評が気になる。しかし、『老子』が好きな人に読んでもらうのが楽しみ。
日本史学
日本史研究の名著30冊、読書案内。考古学から現代史まで。歴史学の勧め。次に読書の初め、史料の読み、学際、研究書の世界、歴史理論の五部構成、
保立 道久: 物語の中世 神話・説話・民話の歴史学 (講談社学術文庫)
『竹取物語』を平安王朝から奈良時代にさかのぼって考えた冒頭論文から、鉢かづきの民話まで。
歴史のなかの大地動乱――奈良・平安の地震と天皇 (岩波新書)
地震と噴火の歴史から8・9世紀の歴史の再検討をし、その奥底に地震と噴火の神話をみた。
かぐや姫と王権神話 ~『竹取物語』・天皇・火山神話 (歴史新書y)
かぐや姫は火山の女神。神話の内部からどのように物語が形成されるかを考えた。『竹取物語』の全体的な説明。巻末に『竹取物語』全文を新解釈にもとづいて翻刻。読みやすくなっていると思う。
【新装版】中世の女の一生
平安時代から鎌倉時代の女性の生活誌。絵画史料によった仕事