なんか良質のファンタジー小説はないかと探してて、たまたま見つけて読んだんだけど、これが面白いのなんの。これを今まで読んでなかったなんて、なんてもったいなかったんだ。
本はブ厚く、さらに2段組と容量は半端ないが、そんなのモノともせず読み進められた。
求めていたのは『ドラゴンランス』シリーズのようなヒロイックファンタジーだったのだが、これはチョット違うな。
舞台こそファンタジーだが、内容はひとつの王座をめぐる群雄の政治闘争劇。三国志顔負けの権謀術数がファンタジー世界で繰り広げられ、それぞれの名家の当主、その妻と子供たちが権力への争いにどんどん巻き込まれていき、結構な勢いで死んでいく。
登場人物が膨大でえーとコレは誰だっけ?と初めは混乱すること請け合い。それでも頑張って読み進めていくと段々人物相関図が頭に出来上がっていく。それと巻頭の地図が頭に入ってくるともう抜け出せない。このあとどうなるか気になって気になってしょうがない。
この下巻の最後には鳥肌が立つほどの出来事が起こったぞ。どうなるんだろう。シリーズはまだまだ続く。ドンドン読んでいくぞ~。
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