http://gaoudiary.blog109.fc2.com/blog-entry-147.html人志松本のすべらない話
や~、笑った、『人志松本のすべらない話』。
兵藤がMVS獲っとったけど、納得。ていうか“矢野・兵藤”の兵藤をごっつ久しぶりに観ただけで満足だ、俺なんかは。
毎回毎回、『すべらない話』は楽しみにしてる。ガチンコの話芸なんて、もはや他では観れんから。緊張しまくりの出演者がビッと落とすトコなんか、さすがさすがプロでんな、とかいうカンジである。
毎回毎回、そんなカンジで満足を得る番組ではあるが、毎回毎回、気がかりなこともある。それは何かっちゅーと、松本人志のことである。
彼を観てると、「おちたな~」などと不遜ながら、思わざるを得ない。それはこの番組に限ったことではないのだが。
なんか、観てて痛々しい。必死に、「必死ではないぞ」というのを見せたがっているように、俺には見えるのだ。
俺は、大阪で青春ド真ん中を生き、2丁目世代なんである(大阪人しかワカランな)。2丁目劇場といったらダウンタウンなんである。ダウンタウンのシャープなセンスを浴びて多感な時期を過ごしたという自負がある。
今の俺のお笑いをみる基準は、2丁目。そのあと、天然素材の世代があり、さらに千原世代に続くのであるが、ダウンタウンの頃の2丁目は、そりゃもう、スゴかったのだ。そのスゴい基準から考えると、なんか、ねぇ。これは相方の浜田にも言えることなのだが。
逆に、千原Jr.の話芸は、脱帽。2丁目の頃は、「才能も無いクセに」とか見てた彼の成長ぶりはどうだ。ゴメンなさいでした、とか本人に会って謝りたいくらいだ。
ダウンタウン世代で話芸が出来るのは、キム兄くらいになってしまった。個人的には板尾に出演してもらいたいんだが。それと、松本には踏ん張ってほしい。俺ら世代の大きな星だった者として。やっぱ、それ以降の若いヤツに笑いをかっさらわれるのは、なんか、悔しいのだ。歳はその若いヤツのほうが近いんだけども。
なんか普段話してるみたいに、敬称略。