モダンポートフォリオ理論を利用したトレード戦略
- 2010 08/28 (Sat)
確率統計についてどうやって勉強したらいいかという質問を多く頂きますが、
wikipediaの確率統計に関するものを片っ端から読んでいくだけでも結構勉強になります。
ぜひ試してみてください。
今回はwikipediaからの情報を元に
ポートフォリオ理論の考え方を一部利用したトレード戦略を考えてみます。
参考: 現代ポートフォリオ理論
ドル円の動きに影響を及ぼすと考えられる2つの金融市場を用意します。
その2つの日次リターンのN日間平均をr1,r2
標準偏差をσ1,σ2とします。
また2つの市場のN日間の相関係数をρとして
合成リターン = w1*r1 + w2*r2
(合成リスク)^2 = (w1*σ1)^2 + (w2*σ2)^2 + 2*w1*w2*ρ*σ1*σ2
を計算します。
※合成リスクは正の値
※w1, w2はパラメータで w1 + w2 = 1
合成リターン > 合成リスク
のとき翌日にドル円を成行買いし、合成リターンが0以下になれば決済。
売りはその逆です。
以下はそのシステム構築例です。
◆期間:1999年1月~2010年8月
◆対象通貨ペア:USDJPY
◆トレード数:763
◆勝率:51.5%
◆獲得pips:8882.2pips(スプレッド3pips考慮済み)
◆PF(プロフィットファクター):1.38
◆PR(ペイオフレシオ):1.30
◆1トレードあたりの平均損益:11.6pips (標準偏差97.1pips)
◆最大ドローダウン:1062pips
【FX システムトレード派はこちら】
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ぜひ試してみてください。
今回はwikipediaからの情報を元に
ポートフォリオ理論の考え方を一部利用したトレード戦略を考えてみます。
参考: 現代ポートフォリオ理論
ドル円の動きに影響を及ぼすと考えられる2つの金融市場を用意します。
その2つの日次リターンのN日間平均をr1,r2
標準偏差をσ1,σ2とします。
また2つの市場のN日間の相関係数をρとして
合成リターン = w1*r1 + w2*r2
(合成リスク)^2 = (w1*σ1)^2 + (w2*σ2)^2 + 2*w1*w2*ρ*σ1*σ2
を計算します。
※合成リスクは正の値
※w1, w2はパラメータで w1 + w2 = 1
合成リターン > 合成リスク
のとき翌日にドル円を成行買いし、合成リターンが0以下になれば決済。
売りはその逆です。
以下はそのシステム構築例です。
◆期間:1999年1月~2010年8月
◆対象通貨ペア:USDJPY
◆トレード数:763
◆勝率:51.5%
◆獲得pips:8882.2pips(スプレッド3pips考慮済み)
◆PF(プロフィットファクター):1.38
◆PR(ペイオフレシオ):1.30
◆1トレードあたりの平均損益:11.6pips (標準偏差97.1pips)
◆最大ドローダウン:1062pips
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