2007-02-24 Sat 22:26
よっぽどのことが無い限りコメントの削除はいたしませんので、どうぞ安心してコメントなさってくださいね。 なお、心ある皆様は、このような雑音はスルーしてくださいますようお願いいたします。 |
2007-02-21 Wed 00:32
それはそうと、 備忘録ことのはインフォーマル:精神的苦痛 この状況では、例の話の続きが非っ常に書きづらいので、今日のところはとりあえず保留 (まあ、遅筆ゆえに今日書き始めた反論がまだ書きあがっていないのも事実ですが) して、リハビリがてら別件の小ネタを一つ書かせていただきます。 2007年1月26日発売なので、すでに書店には残っていないかもしれませんが、もし図書館等で見かけたらご一読いただきたいのがこちら。 月刊科学雑誌『Newton』2007年03月号
おなじみ kaetzchen さんの↓こちらの発言が見当違いであることが分かります。 薫のハムニダ日記 : アメリカ産牛肉からダイオキシン検出
10bull さんによる皮肉に対する kaetzchen さんのレスの1部です。まあ、納豆菌と並べて書いているあたり、ウイルスと菌の区別すらついていないのかもしれないので、ツッコミを入れること自体が野暮かもしれませんが、『 「腕の悪い研究者が扱うと自ら感染する」だけの話です。ばかめ。』 って、バカはあなたでしょ。 ウイルスは細菌と違ってそれ自身が単独で増殖する事はできないので、何か他の生物の細胞に入り込んで、その細胞の機能を利用して増殖します。しかしながら、ノロウイルスについては、これまでの研究者の努力にもかかわらず、生体外で培養した細胞に感染させて増殖させることには成功していません。 Newtonの記事にはこの辺りのことが分かりやすく書かれています。他にも、「ノロウイルスは牡蠣の細胞では増えない」 など、興味深い情報が満載なので、ぜひご覧ください。 もちろんNewtonの記事を学術的な1次情報と言い切ることはできませんが、同じことは以前にご紹介した論文にも書かれていますし、今年に入ってから 「ノロウイルスの増殖に成功した」 との論文も私が調べた限り出ておりませんのでご安心を。 というわけで kaetzchen さん、あなたが研究者になりそこなったからって、他の研究者をバカにするのも大概にしなさい。 ■当blogの関連エントリ ・【ニセ科学】本当に恐ろしいのは 『科学の中途半端な理解者』 ・kaetzchen さんを見る私の目は節穴でした ・菊池先生の意図を正しく読み取れないままニュースにしたJ-CAST ・リベラル系の皆様にぜひ見て頂きたいエントリです ・【追記あり】 kaetzchen さん、お疲れ様でした |
2007-02-17 Sat 01:00
なんだか、取り付く島もないタイトルだなあ……。 |
2007-02-06 Tue 23:05
まず、松永 さんのコメントの一部にお答えします。その他の点については後日のエントリの主題に関わりますので、お返事は次回とさせていただきます。よろしくお願いします。 松永 さんは、
とおっしゃっていますが、もちろんわかっております。確かに決め付けです。だからこそ私は前回のエントリの本文中で、
と書いております。ご確認ください。ただ、この後に続く文章を間違っておりました。「 私が批判するのであれば理解できるのですが、」 は、「 私が批判されるのであれば理解できるのですが、」 の間違いです。皆様、申し訳ありません。 私が前回のエントリで言いたかったのは、次のことです。松永 さんは、
とおっしゃっていますが、私は、「印象操作を試みる」 とのフレーズで 「意図的である」 と主張したつもりはありませんでした。『印象操作』 については、意図的かどうかについての情報は含まないものと考えています。実際、過去にこちらで使用したときには、意図的かどうかについての私の考えを示すべく、別記しております。 シム宇宙の内側にて 【思考実験】猫もニートも避妊手術すべし
他の方を見ても、『印象操作』 というフレーズ自体に意図に関する表現が含まれていない、と考えている人は多いように思います。当blogの関連を見ても、westerndog さんは「 なんだか意図的な印象操作の匂いを感じて」 とおっしゃっていますし、黒蜥蜴 さんも 「 もし仮に松永さんの書き間違いが“「死ぬ死ぬ詐欺」という名称による印象操作への対抗手段としての意図的な印象操作”だったとしても、問題はないということです。」 と、意図的、ということについては別に示されています (強調はfw0による。以後同様)。著名人では、宮台 氏も同様の表現をなさっています。 MIYADAI.com Blog:すぐ下にアップロードした文章に関連する原稿です
同様に、『試みる』 も、「行われてはいるものの、その表現を見た全ての人が印象操作されるわけではない」 との、受け手の対応に対するニュアンスを出すために使用したものであり、松永 さんに、「意図的に言い換える」 との考えがあったかどうかについては何も言っていないつもりでした。そして、私がエントリを執筆した後、松永 さんの否定により意図的ではなかった事が後から明らかとなりましたが、(意図的でない) 印象操作が行われた事は依然として事実なので、その事実を私が記したことに対してはお詫びする必要は無い、と考えています。 ただし、松永 さん他のコメントを拝見して、意図的と読めることについては理解しましたので、私の考えが正確に伝わりにくい文章であったことについてはお詫びの上、表現を改めます。松永 さん、申し訳ありません。 ただ、これについては、松永 さんのルール (前回のエントリを参照) の下であれば、松永 さんはいきなり訂正・謝罪などと言わず、「あなた (fw0) は私が 『死ね死ね詐欺』 と書いたのは意図的だと言っているのですか?」 と先に聞いてほしかったので、前回のエントリでは回りくどく表現しました。 なお、上記の点について返答いただいたことで、『決め付け』 については 松永 さんが議論の対象として判断なさっていると理解しましたので再度問わせていただきます。westerndog さんのブクマコメントはなぜ 『決め付け』 なのですか? 松永 さんこそ、「勝手に決めつけられたぁっ!」 と、真意を問うことなしに 『決め付け』 ており、訂正なさらないのであればダブスタではないかと思いますが、いかがですか? そしてもうひと方、私とは議論の背景が異なるものの、論理的なお返事をいただいたことに関して、黒蜥蜴 さん (ブクマ確認いたしました) にもお礼を申し上げておきます。こちらも、本題に関わる部分については後日のエントリで対応させていただきます。 その前に1点だけ、本題とあまり関係ない部分については先にお返事させていただきます。黒蜥蜴さんは、
とおっしゃっていますが、私が"死ね死ね" ではなく "死ね死ね詐欺" で検索した理由は、すでに おおじじ さんがおっしゃっているとおりです。私もgoogleで検索した結果のトップ50件をざっと確認しましたが、"死ぬ死ぬ詐欺" に関連して "死ね死ね" のフレーズを使用しているページは当blogの反論エントリのみであり、その他の98%は死ぬ死ぬ詐欺とは無関係でした。従って、「『死ぬ死ぬ詐欺』 を 『死ね死ね詐欺』 と言い換えないでください」 と題するエントリで "死ね死ね詐欺" で検索する事は妥当なことだと考えておりますので、「意図的な印象操作でしょうか」 と言われるのは心外です。 そもそも、私は 「『死ぬ死ぬ詐欺』 を 『死ね死ね詐欺』 と言い間違えるはずが無い」、と主張した事は無いはずです。私はただ、「(意図的であろうと言い間違いであろうと) 誰かに迷惑をかけた可能性が高いなら、訂正の上、謝罪すべきだと思う」 と述べてきただけです。 私の目には、黒蜥蜴 さんが 「『死ね死ね団』 があるんだから、『死ね死ね詐欺』 って言い間違えることぐらいあるだろ」 とおっしゃっている姿は、飲酒運転で轢き逃げをした人についた弁護士が、「酒を飲んでるんだから、事故ぐらいするだろ」 と言っているように見えます (程度の差はありますが)。どちらも正論ですが、許されるかどうか、ということとは別問題です。「起こり易い」 ということと、「やって良い」 ということの論理的つながりの説明が欠けているので、意味を持ちません。 本日は以上で失礼します。 |