高田崇史のミステリ小説のシリーズタイトル。
著者のデビュー作でもある第1作『百人一首の呪』が、第9回目フィスト賞を受賞。以後、シリーズ化して続刊中。
博覧強記の薬剤師・桑原崇と、同じく薬剤師で大学時代の彼の後輩・棚旗奈々のコンビが主人公。
殺人事件と同時に、それに関連した知られざる歴史の闇と謎を解きほぐしていくのが大きな特徴。どちらかといえば、後者の方に主題が置かれていると言った方が適切なバランスで書かれている。
タイトルの「QED」は、数学用語で「証明終了」の事 → 詳細は「Q.E.D」参照の事。