リストと残響

本・食・思・暴

2024年12月前半に読んだ本

・月刊「秘伝」の歩法関係の記事を再編集した本のようだ。

・興味ある分野でもあるけど、本当に記事の再編集なので、まとまりがあまりなく、自分フックに引っかかる部分は少なかった。モノクロの小さい画像なので、実際にやってみようという感じにもならず、本当に読み物として読んだだけ。

・著者両名とも知らなかったけど、本文とあとがきに稲川義貴の名前が出てきてたので、タイトル通りに特殊部隊を作ったすごい人達なんだろうけど、同じくらい胡乱な感じがある。

・そもそも、この人達の現在の立ち位置が分からないので、言っていることも素直に読めない。辞めたとは言ってるけど、自衛隊とまだ繋がりあるんじゃないの? そういう作戦(オペレーション)とかでなく? みたいな疑問が常にあって面白い(面白くはない)。

・QEDシリーズの高田崇史の別シリーズ(小余綾シリーズ)の1作目で、当然の歴史モノ。実はQEDシリーズの他には毒草師とかカンナくらいしか読んでいない。

・今まで、高田崇史の話に、取ってつけたようなこじつけ殺人事件(ミステリ要素)いらねーんじゃねえかと思っていたが、そんなことなかった。この作品を読んで、大事な要素だったんだなと思った。殺人事件がないと、本当に歴史の諸説と解釈の話が列挙されるだけでほーんとなることを知った。

 

 

 

 

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