戦姫絶唱シンフォギアG 第13話(最終回)「遥か彼方、星が音楽となった・・・かの日」
最終回だからって、やりたい放題ってレベルじゃねーぞ!という感じでしたw前回はボロボロ泣いてましたし、今回も6人の絶唱ソングやら、虹色のフリューゲルというまさかの新曲に熱くなったり泣いたりしていました。皆が皆、やりたい事をやりきった感じですね。ちょっと切歌の出番が少なめだった気がしますが(汗。
響は今回ガングニールを右手に武装していました。両手に何も身につけない。それこそが響のシンフォギア。一応手に持っているのではなく、腕に付属しているだけだから大丈夫だと思います。腕部ユニットの一部だと思えば、まぁ・・・あ、でも奏の歌を胸に響かせていると考えれば、あれは奏が与えてくれた力と考えると嬉しくなるなぁ。うん、こっちにしよう。
翼の両脚ブレード、クリスのフルバースト&アーマーパージもありましたが、マリアのアガートラームも外せませんね。てっきり響と共にガングニールを纏うかと思いきや、最後の最後で妹のシンフォギアとは思いませんでした。そして忘れられないのが調による「終Ω式ディストピア」。誰だよ、ギアを使って巨大ロボを作ろうとしたのはwwコーラルQ並みのトンデモ変形に、後の切歌の鎌のインパクトが薄くなってしまいました(汗。確かに調の絶唱時、両手両脚の武装が拡張されていましたが、それがエクスドライブになるとこうなるとは思いませんw
金銀の拳もなかなか衝撃的ではありましたが、その後の未来のソロモンの杖の遠投も凄まじかったですね。いや、ほら、未来は陸上やってたからな!w
他にも弦十郎がさも当然の如く地面を砕いて移動したり、巨大岩石を素手でぶっ壊したり、挙句の果てには緒川さんが「影縫い」を銃弾でやってのけたり、ナスターシャが車椅子アーマーを身に纏ったりと、大人たちもやりたい放題。確かに影縫いの師匠という説明はありましたが、本編でやるとか思わねーよw
そんな全力全開のやりたい放題だった最終回。結局ネフィリムの大爆発にノイズが巻き込まれ、ノイズは消滅したということなのでしょうか。それとも、位相差障壁を利用して爆発を免れたか。しかし未来が願ったのは、誰もが戦わなくていい世界。あの爆発で全滅し、もう誰も戦うことが無くなったと信じたいですね。月の遺跡の再起動もありましたが、歌があるから平気、へっちゃら!歌を通して、世界中の人々は言葉が無くても通じ合える。意味は分からなくても、歌声の優しさを感じ取ることは出来るでしょう。歌は響たち装者たちの胸の中だけにあるものではなく、世界の人々にあるもの。それぞれ波形の違う歌であっても、束ねて大きな力にだってする事が出来るのでしょう。
ウェルを英雄としてでも、悪魔として裁くのでもなく、ただの人間として裁くという弦十郎の決定は、英雄になりたがっていたウェルにとっては最悪の結果でしょうね。ただの人間であることが嫌だから頑張ってきたのに、その結果が普通の人間として裁かれるという結末。確かに彼も一生懸命ではありましたが、1人だけで英雄になろうとした彼には奇跡は起こりませんでした。
ラストでどこかへと連れて行かれたマリアたち。EDではその後の彼女達も見てみたかったですが、一応彼女達も罪を犯してしまった身ですから、罪を償ってまた響たちと再会して欲しいですね。
「この世界には歌がある」「星が音楽となったかの日」「引かれ合う音色に理由なんて要らない」「繋いだ手だけが紡ぐもの」「生まれたままの感情を隠
さないで」など、今回も主題歌やキャラソンの歌詞が上手く散りばめられていたと思います。
さて無事最終回を迎えたシンフォギアG。融合症例第一号は消失し、立花響が帰ってくる物語となりました。始まる前は不安で、クリス回で良かったと思い、響の腕喪失で愕然とし、その後も切歌のフィーネ化やら、キャラソンの歌詞やらであれこれ不安にさせられましたが、最後は大団円となりました。正直盛り上がりとしては1期の方があったかなとも思います。前回で泣きすぎたのが原因かもしれません(苦笑。もしくは変な意味で、シンフォギアに慣れてしまったのかもしれませんw
不満点があるとはいえ、決して2期が嫌いというわけではありません。1期で培ってきたものを2期で出してくれていましたし、毎度毎度ハラハラしつつ、先が読めない展開にワクワクもしていました。このぶっ飛んだ勢いと熱さを持つシンフォギアが好きなことに変わりはありません。
2期は世界の危機を救った響たちのその後の物語、グレンラガンでいうところのロシウ編のように感じました。ただ目の前の敵を倒して終わりではなく、その後も世界は続いている。続く世界の中で発生する様々な問題に対し、英雄はずっと戦い続けなければならないのでしょうか。それが力のある者の成すべきことかもしれませんが、それを望まない未来のような存在もいるわけで。
自分のしてきたことは偽善なのか、自分がしていることは正しいのか、何をやっても上手くいかない、中途半端な気持ちでは成すべきことも成せない、覚悟を決めたことが間違っていた。そんな迷いや壁にぶつかった時に大切なのは、生まれたままの感情なのでしょう。自分が本当は何をやりたいのか。胸の歌を信じ、思いを最短で最速で、一直線に貫くこと。その結果ぶつかりあったとしても、胸の思いを伝え合うことで、きっと人は分かり合える。そんな物語だったと思います。ある意味、ウェルはどこまでも自分の歌に素直な人物だったのだなと思いました。
さて、では各キャラクター個別の感想を。
・立花響
1期も大変な目に会っていた彼女でしたが、今回は彼女があのライブ会場での惨劇から生き残った後の悲惨な過去が断片的に描かれていました。公式サイトの用語紹介が映像化されなかったのは幸いととるべきか。
自信の行為を偽善と言われながらも、最後まで自分の思いを最短で最速でまっすぐに、一直線に貫く彼女は素敵でした。英雄のいらない世界を、皆で実現してくれました。1話のあの戦闘にはワクワクしたのがもう3カ月近く前なのか・・・
「この拳も、命も、シンフォギアだ!」と、どんどん聖遺物にむしばまれながらも、人助けを懸命に続けた響。そのまっすぐな思いは、敵であった彼女たちにも届くこととなりました。
・風鳴翼
1期は事あるごとに奏を思い出し、迷っていた彼女ではありましたが、Gでは吹っ切れたように感じます。2話での月煌ノ剣、マリアとの激突、未来の攻撃から逃れるシーンなど、戦闘面では最も活躍していたのではないかと。頼りになる先輩として、クリスや響を支え、引っ張ってくれました。しかし1期と違い、終始防人口調だったような・・・w
「絶刀・天羽々斬」が流れた時の熱さは異常。
・雪音クリス
クリスが自信の因縁に決着をつけた物語でもありました。憧れの制服に袖を通し、大好きな歌を皆と歌い、居場所を守るために戦い、そしてソロモンの杖を取り返し、殺戮のための道具ではないことを証明。学園祭での歌はもちろん、「先輩っ!」や、特訓シーンでのボロボロっぷりなど、いろんなクリスを堪能させてもらいました。
・小日向未来
ギア強制装着が、わりとあっさり解除された印象がありました。特に脳への直接フィードバックなんてやばそうなことをやっていたので、折角助けたのに深刻な後遺症が・・・とか、響の腕を食わせた2期ならあり得ると思っていました(汗。しかし、とりあえず響の陽だまりが戻ってきて何よりでした。最終回の遠投を見て、「未来もシンフォギアの人間なんだな」と妙な納得をしいましたw
・マリア・カデンツァヴナ・イブ
フィーネを名乗ったかと思えば偽者で、気丈に振る舞っていたかと思えば後半は涙を流す機会が多く、当初のイメージがだいぶ崩れていったなぁと。けれどもそんなマリアも最終的には良い活躍をしてくれたので何よりです。徹頭徹尾、非情に徹しきれなかった優しいマリアの歌声が、世界の人々に共鳴していきました。「裂槍・ガングニール」ではなく、「Apple」という優しい歌こそ、マリアの生まれたままの感情、マリアの胸に響き奏でられている歌だと思いました。
・暁切歌
フィーネの力が自分にあると思い始めたころから、見ていてハラハラするキャラになりました。「手紙」を聞いた時は本当に最期が不安になるキャラクターでしたが、事なきを得て何よりでした。最終回ではクリスと手をつないでいましたが、素直になりきれず、間違った方法で誰かを救おうとしていたという点では似ているのかもしれません。
マリアが後半いつも悩んでいたように、切歌も後半はいつも焦っていたように思えます。「早く仲直りしてほしい!」という思いが強く、わだかまりが中々解消されなかったのがちょっとじれったかったかも。でもそれが普通なのかなとも思ったり。人はそんなに簡単に分かりあえませんしね。
・月読調
Gの新キャラの中では1番好きです。またジト目かとか言わない。「PRACTICE MODE」は本編でも聞いてみたかった曲でした。
響の行動を偽善と評した彼女でしたが、響の心に触れ、その行動を偽善では無いと信じたいと思うほどになっていました。切歌と同じように、マリアを救いたいという優しい気持ちの持ち主でした。誰かが誰かを思うあまり、時に間違った行動をとってしまう場合もある。そんな時に、大切な人を止めるのも友人としての役目なのだと感じました。
・大人たちなど
最後の最後まで悪役を貫き通した彼でしたが、その最期はただの人間として裁かれるというオチ。英雄どころかラスボスにすらなれなかった存在がウェルだと思います。響や弦十郎たちに倒されなかったことこそ、彼にとって最大の不幸なのでしょう。
ナスターシャは車いすアーマーのインパクトがでかすぎましたw
弦十郎は相変わらずの身体能力発揮でしたが、今期は緒川さんが輝いていたと思います。2話の翼さんに対するナイスサポートはもちろんですが、その後、忍者の末裔設定が反映されたために、いきなり水柱をあげて登場するわ、水上を走るわ、銃弾で影縫いやっちゃうわと、もうやりたい放題でした。そしてそれに誰1人としてツッコミを入れないのがシンフォギアならではだと思います。「まぁ司令なら」「まぁ忍者だし」納得できるけど、何か間違っている気がしないでもない。
オペレーターの2人は響の戦闘のサポート、クラスメイト3人組はまさかのキャラソン披露、お好み焼屋のおばちゃんや、響が助けた女の子とそのお母さんなどもチラッと出演していましたね。
本当に個性豊かな人々で繰り広げられたシンフォギアGの物語。1期の感想を読み返してみると、2期ほど長く書いてはいませんでした。始まる前は不安だったのに、いつの間にか期待がどんどん膨らんでいき、ついつい長く書いてしまいました。記事1つ書くのに1時間ちょっとかけていたのですが、他の方の感想を拝見すると、まだまだ見落としや読みが浅かったなぁと感じました。
勢いでぶっ飛ばしつつ、時には泣かせにきたシンフォギアG。最終回はもっと個別のエクスドライブモードの活躍を見せて欲しい、EDでマリアたちのその後も気になるなど、ちょっとモヤモヤする気持ちもあります。あれもこれもと、私は色々と望みすぎなのだと反省。
さすがにあの時間には詰め込み切れなかったのでしょう。全員集結からの6人の、70億の絶唱披露、巨大ネフィリムとの激突、満身創痍の皆の下に駆けつけてきた7人目の仲間・未来といった熱い展開でも十分なのに、もっともっと凄まじい展開を期待してしまっていたのかもしれません。この時間内でそれをやれと言われても、多分私には到底出来ないと思います(苦笑。メイン7人それぞれに活躍の場を用意しなければならないですし、制作側も大変だったことでしょう。
ちょっと気になったことといえば、宝物庫に引っ張られていくマリアをあの場で助けることは出来なかったのか?ということ。あの短時間では間に合わないと判断したため、敢えて内部に入ってから救助を行ったということでいいんでしょうか。
クリスのその後のクラスメイトへの反応や、マリアたちの行く末など、もっと見たい!という気持ちが強いですが、とりあえずここで幕引きとなりました。本当にありがとうございました!
余談
一兆度、怪獣といえば・・・
あと、ニコニコで何度も見返しているうちに、やっぱりGの最終回もめっちゃ熱かったということに気づかされましたw
最終回だからって、やりたい放題ってレベルじゃねーぞ!という感じでしたw前回はボロボロ泣いてましたし、今回も6人の絶唱ソングやら、虹色のフリューゲルというまさかの新曲に熱くなったり泣いたりしていました。皆が皆、やりたい事をやりきった感じですね。ちょっと切歌の出番が少なめだった気がしますが(汗。
響は今回ガングニールを右手に武装していました。両手に何も身につけない。それこそが響のシンフォギア。一応手に持っているのではなく、腕に付属しているだけだから大丈夫だと思います。腕部ユニットの一部だと思えば、まぁ・・・あ、でも奏の歌を胸に響かせていると考えれば、あれは奏が与えてくれた力と考えると嬉しくなるなぁ。うん、こっちにしよう。
翼の両脚ブレード、クリスのフルバースト&アーマーパージもありましたが、マリアのアガートラームも外せませんね。てっきり響と共にガングニールを纏うかと思いきや、最後の最後で妹のシンフォギアとは思いませんでした。そして忘れられないのが調による「終Ω式ディストピア」。誰だよ、ギアを使って巨大ロボを作ろうとしたのはwwコーラルQ並みのトンデモ変形に、後の切歌の鎌のインパクトが薄くなってしまいました(汗。確かに調の絶唱時、両手両脚の武装が拡張されていましたが、それがエクスドライブになるとこうなるとは思いませんw
金銀の拳もなかなか衝撃的ではありましたが、その後の未来のソロモンの杖の遠投も凄まじかったですね。いや、ほら、未来は陸上やってたからな!w
他にも弦十郎がさも当然の如く地面を砕いて移動したり、巨大岩石を素手でぶっ壊したり、挙句の果てには緒川さんが「影縫い」を銃弾でやってのけたり、ナスターシャが車椅子アーマーを身に纏ったりと、大人たちもやりたい放題。確かに影縫いの師匠という説明はありましたが、本編でやるとか思わねーよw
そんな全力全開のやりたい放題だった最終回。結局ネフィリムの大爆発にノイズが巻き込まれ、ノイズは消滅したということなのでしょうか。それとも、位相差障壁を利用して爆発を免れたか。しかし未来が願ったのは、誰もが戦わなくていい世界。あの爆発で全滅し、もう誰も戦うことが無くなったと信じたいですね。月の遺跡の再起動もありましたが、歌があるから平気、へっちゃら!歌を通して、世界中の人々は言葉が無くても通じ合える。意味は分からなくても、歌声の優しさを感じ取ることは出来るでしょう。歌は響たち装者たちの胸の中だけにあるものではなく、世界の人々にあるもの。それぞれ波形の違う歌であっても、束ねて大きな力にだってする事が出来るのでしょう。
ウェルを英雄としてでも、悪魔として裁くのでもなく、ただの人間として裁くという弦十郎の決定は、英雄になりたがっていたウェルにとっては最悪の結果でしょうね。ただの人間であることが嫌だから頑張ってきたのに、その結果が普通の人間として裁かれるという結末。確かに彼も一生懸命ではありましたが、1人だけで英雄になろうとした彼には奇跡は起こりませんでした。
ラストでどこかへと連れて行かれたマリアたち。EDではその後の彼女達も見てみたかったですが、一応彼女達も罪を犯してしまった身ですから、罪を償ってまた響たちと再会して欲しいですね。
「この世界には歌がある」「星が音楽となったかの日」「引かれ合う音色に理由なんて要らない」「繋いだ手だけが紡ぐもの」「生まれたままの感情を隠
さないで」など、今回も主題歌やキャラソンの歌詞が上手く散りばめられていたと思います。
さて無事最終回を迎えたシンフォギアG。融合症例第一号は消失し、立花響が帰ってくる物語となりました。始まる前は不安で、クリス回で良かったと思い、響の腕喪失で愕然とし、その後も切歌のフィーネ化やら、キャラソンの歌詞やらであれこれ不安にさせられましたが、最後は大団円となりました。正直盛り上がりとしては1期の方があったかなとも思います。前回で泣きすぎたのが原因かもしれません(苦笑。もしくは変な意味で、シンフォギアに慣れてしまったのかもしれませんw
不満点があるとはいえ、決して2期が嫌いというわけではありません。1期で培ってきたものを2期で出してくれていましたし、毎度毎度ハラハラしつつ、先が読めない展開にワクワクもしていました。このぶっ飛んだ勢いと熱さを持つシンフォギアが好きなことに変わりはありません。
2期は世界の危機を救った響たちのその後の物語、グレンラガンでいうところのロシウ編のように感じました。ただ目の前の敵を倒して終わりではなく、その後も世界は続いている。続く世界の中で発生する様々な問題に対し、英雄はずっと戦い続けなければならないのでしょうか。それが力のある者の成すべきことかもしれませんが、それを望まない未来のような存在もいるわけで。
自分のしてきたことは偽善なのか、自分がしていることは正しいのか、何をやっても上手くいかない、中途半端な気持ちでは成すべきことも成せない、覚悟を決めたことが間違っていた。そんな迷いや壁にぶつかった時に大切なのは、生まれたままの感情なのでしょう。自分が本当は何をやりたいのか。胸の歌を信じ、思いを最短で最速で、一直線に貫くこと。その結果ぶつかりあったとしても、胸の思いを伝え合うことで、きっと人は分かり合える。そんな物語だったと思います。ある意味、ウェルはどこまでも自分の歌に素直な人物だったのだなと思いました。
さて、では各キャラクター個別の感想を。
・立花響
1期も大変な目に会っていた彼女でしたが、今回は彼女があのライブ会場での惨劇から生き残った後の悲惨な過去が断片的に描かれていました。公式サイトの用語紹介が映像化されなかったのは幸いととるべきか。
自信の行為を偽善と言われながらも、最後まで自分の思いを最短で最速でまっすぐに、一直線に貫く彼女は素敵でした。英雄のいらない世界を、皆で実現してくれました。1話のあの戦闘にはワクワクしたのがもう3カ月近く前なのか・・・
「この拳も、命も、シンフォギアだ!」と、どんどん聖遺物にむしばまれながらも、人助けを懸命に続けた響。そのまっすぐな思いは、敵であった彼女たちにも届くこととなりました。
・風鳴翼
1期は事あるごとに奏を思い出し、迷っていた彼女ではありましたが、Gでは吹っ切れたように感じます。2話での月煌ノ剣、マリアとの激突、未来の攻撃から逃れるシーンなど、戦闘面では最も活躍していたのではないかと。頼りになる先輩として、クリスや響を支え、引っ張ってくれました。しかし1期と違い、終始防人口調だったような・・・w
「絶刀・天羽々斬」が流れた時の熱さは異常。
・雪音クリス
クリスが自信の因縁に決着をつけた物語でもありました。憧れの制服に袖を通し、大好きな歌を皆と歌い、居場所を守るために戦い、そしてソロモンの杖を取り返し、殺戮のための道具ではないことを証明。学園祭での歌はもちろん、「先輩っ!」や、特訓シーンでのボロボロっぷりなど、いろんなクリスを堪能させてもらいました。
・小日向未来
ギア強制装着が、わりとあっさり解除された印象がありました。特に脳への直接フィードバックなんてやばそうなことをやっていたので、折角助けたのに深刻な後遺症が・・・とか、響の腕を食わせた2期ならあり得ると思っていました(汗。しかし、とりあえず響の陽だまりが戻ってきて何よりでした。最終回の遠投を見て、「未来もシンフォギアの人間なんだな」と妙な納得をしいましたw
・マリア・カデンツァヴナ・イブ
フィーネを名乗ったかと思えば偽者で、気丈に振る舞っていたかと思えば後半は涙を流す機会が多く、当初のイメージがだいぶ崩れていったなぁと。けれどもそんなマリアも最終的には良い活躍をしてくれたので何よりです。徹頭徹尾、非情に徹しきれなかった優しいマリアの歌声が、世界の人々に共鳴していきました。「裂槍・ガングニール」ではなく、「Apple」という優しい歌こそ、マリアの生まれたままの感情、マリアの胸に響き奏でられている歌だと思いました。
・暁切歌
フィーネの力が自分にあると思い始めたころから、見ていてハラハラするキャラになりました。「手紙」を聞いた時は本当に最期が不安になるキャラクターでしたが、事なきを得て何よりでした。最終回ではクリスと手をつないでいましたが、素直になりきれず、間違った方法で誰かを救おうとしていたという点では似ているのかもしれません。
マリアが後半いつも悩んでいたように、切歌も後半はいつも焦っていたように思えます。「早く仲直りしてほしい!」という思いが強く、わだかまりが中々解消されなかったのがちょっとじれったかったかも。でもそれが普通なのかなとも思ったり。人はそんなに簡単に分かりあえませんしね。
・月読調
Gの新キャラの中では1番好きです。またジト目かとか言わない。「PRACTICE MODE」は本編でも聞いてみたかった曲でした。
響の行動を偽善と評した彼女でしたが、響の心に触れ、その行動を偽善では無いと信じたいと思うほどになっていました。切歌と同じように、マリアを救いたいという優しい気持ちの持ち主でした。誰かが誰かを思うあまり、時に間違った行動をとってしまう場合もある。そんな時に、大切な人を止めるのも友人としての役目なのだと感じました。
・大人たちなど
最後の最後まで悪役を貫き通した彼でしたが、その最期はただの人間として裁かれるというオチ。英雄どころかラスボスにすらなれなかった存在がウェルだと思います。響や弦十郎たちに倒されなかったことこそ、彼にとって最大の不幸なのでしょう。
ナスターシャは車いすアーマーのインパクトがでかすぎましたw
弦十郎は相変わらずの身体能力発揮でしたが、今期は緒川さんが輝いていたと思います。2話の翼さんに対するナイスサポートはもちろんですが、その後、忍者の末裔設定が反映されたために、いきなり水柱をあげて登場するわ、水上を走るわ、銃弾で影縫いやっちゃうわと、もうやりたい放題でした。そしてそれに誰1人としてツッコミを入れないのがシンフォギアならではだと思います。「まぁ司令なら」「まぁ忍者だし」納得できるけど、何か間違っている気がしないでもない。
オペレーターの2人は響の戦闘のサポート、クラスメイト3人組はまさかのキャラソン披露、お好み焼屋のおばちゃんや、響が助けた女の子とそのお母さんなどもチラッと出演していましたね。
本当に個性豊かな人々で繰り広げられたシンフォギアGの物語。1期の感想を読み返してみると、2期ほど長く書いてはいませんでした。始まる前は不安だったのに、いつの間にか期待がどんどん膨らんでいき、ついつい長く書いてしまいました。記事1つ書くのに1時間ちょっとかけていたのですが、他の方の感想を拝見すると、まだまだ見落としや読みが浅かったなぁと感じました。
勢いでぶっ飛ばしつつ、時には泣かせにきたシンフォギアG。最終回はもっと個別のエクスドライブモードの活躍を見せて欲しい、EDでマリアたちのその後も気になるなど、ちょっとモヤモヤする気持ちもあります。あれもこれもと、私は色々と望みすぎなのだと反省。
さすがにあの時間には詰め込み切れなかったのでしょう。全員集結からの6人の、70億の絶唱披露、巨大ネフィリムとの激突、満身創痍の皆の下に駆けつけてきた7人目の仲間・未来といった熱い展開でも十分なのに、もっともっと凄まじい展開を期待してしまっていたのかもしれません。この時間内でそれをやれと言われても、多分私には到底出来ないと思います(苦笑。メイン7人それぞれに活躍の場を用意しなければならないですし、制作側も大変だったことでしょう。
ちょっと気になったことといえば、宝物庫に引っ張られていくマリアをあの場で助けることは出来なかったのか?ということ。あの短時間では間に合わないと判断したため、敢えて内部に入ってから救助を行ったということでいいんでしょうか。
クリスのその後のクラスメイトへの反応や、マリアたちの行く末など、もっと見たい!という気持ちが強いですが、とりあえずここで幕引きとなりました。本当にありがとうございました!
余談
一兆度、怪獣といえば・・・
あと、ニコニコで何度も見返しているうちに、やっぱりGの最終回もめっちゃ熱かったということに気づかされましたw
6人の絶唱ソング、「虹色のフリューゲル」、どれもエエ歌・曲や! BD特典で付属しますよね?!
エクスドライブモード、カッコエエ!(>ω<)ノ
響の翼が生えているところとか特に。調や切歌なんて色合いまで大きく変化しましたね。
まずマリアさん! 「Apple」が効果あって良かったですねw 絶対穏やかなこの歌の方が人々の心に響き渡るはずですよw この前自分の持ち歌を選曲したのが失敗だったんですよw
セレナのギアもようやく使用されました。亡くなったセレナと今も一緒…って感じで絶対この方がいいですよ。
自分1人だけ犠牲になろうとしていたマリアですが、調達はもちろん、響達も救いの手を差し伸べました。彼女達はもう仲間ですものね。
調のロボット兵器には思わず笑ってしまいました。「終Ω式ディストピア」。宇宙でロボット戦争でも始めるつもりかwww
切歌の束ねた鎌っていうのも迫力あるなぁ。
そして人を殺す道具として使われてきた「ソロモンの杖」を使ったネフィリム封印作戦。道具も使い方によれば人を救う道具にもなるってわけですね。クリスもいいこと思いついたもので。なんせ1兆度ですもんね。地球どころか太陽系を滅亡させるほどのパワーですよ。
宇宙恐竜ゼットン並みですよw
それにしても、未来がソロモンの杖を投げたのが最後の決め手になるとは。すっごい飛びましたよね、アレw 伊達に陸上やっていませんねw
他にもOTONAも大活躍w 弦十郎の謎の怪力ぶりを久々に見られましたし、緒川さんも銃弾で「影縫い」を。ナスターシャの車椅子アーマーは腹がよじれるほど大笑いしましたwww
本当に鳥肌が立つような熱い最終回でした。欲を言えば、もうちょっと長くエクスドライブモードの戦いを見ていたかったです。あっという間に終わっちゃいましたから。
総評
ちょっと詰め込みすぎではありましたが、逆にいえばテンポがよかったともいえます。それほど駆け足ってわけでもありませんでしたし。欲を言えば、響VS未来、エクスドライブモードでの戦闘をもう少し長く見ていたかったです。話数や尺が足りなかったかな。
レギュラーキャラが何人か増えましたが、ちゃんとみんなキャラが立っていました。最初からデレモードのクリス。萌え悶えました。聖遺物化していこうとも、戦いをやめない響。未来が惚れるのも分かるイケメンでした。響やクリスを叱咤激励する余裕が出てきた翼。
強い絆で結ばれたマリア、調、切歌。調と切歌はもう結婚しなさいw
暴走するウェルの顔芸や語録もいいネタになりますねw フィーネに比べればセコイ小悪党って感じでしたけどw
あとはBDに付いてくる特典の曲などを集めて楽しみたいです。
楽しい作品でした!
…また続編をやってくれてもいいのよ?
>響やクリスを叱咤激励する余裕が出てきた翼。
見事な先輩風を吹かせていましたね。クリスがもう一度先輩と呼ぶ日は来るのでしょうかw
怪物(ノイズ)が出てるからというアホみたいな理由で
今作は鑑賞し続けていたのですが、
終盤でどんどん熱い展開になっていき、そして最後の最後でまさかの大怪獣が登場して
結果非常に俺得な作品でした(←)。
ミサイルを発射するネフィリムとかどこの超獣だよと大喜びしながら見てました。
>一応1期見てた(1,2話と最終回を除く)ということと怪物(ノイズ)が出てるからというアホみたいな理由で今作は鑑賞し続けていたのですが
1期最終回もばかでかい怪獣のようなものが出てくるので、ぜひ見ていただきたいところです。
>終盤でどんどん熱い展開になっていき、そして最後の最後でまさかの大怪獣が登場して結果非常に俺得な作品でした(←)。ミサイルを発射するネフィリムとかどこの超獣だよと大喜びしながら見てました。
サンゴと混ぜたら、一兆度を放つミサイル超獣が出来そうですね(笑。まさかあそこまででかくなるとは思っていませんでしたし、それを拳で倒すとも思っていませんでした。