ひびレビ

戦姫絶唱シンフォギアG　第8話「繋ぐ手と手・・・戸惑うわたしのため・・・」

人としての翼さんと、歌手としての翼さん。自分という剣では仲間を守れないことに悔やんでいた中、現れた緒川さんを見るなり口調が変化したように感じました。緒川さんに対する接し方、というのもあるでしょうけども、戦いながらアーティスト活動を続けている翼さんは、その都度しっかりと気持ちを入れ替えることが出来ているんだろうなと感じました。

響の体に新たな臓器、それが爆発的な力の源・・・つまりVSゴジラでいう所の第二の心臓でよろしいのでしょうか（汗。響自身にもその身の危険が知らされたのにも関わらず、スカイタワーでのノイズ災害の際には何の躊躇いも無く現場に向かおうとしていました。「胸のガングニールを使わなければ大丈夫」とはいえ、危険なことには変わりなく。
戦えば死ぬというのは当たり前のこと。1期の時だって何度も窮地に陥っていましたが、その都度立ち上がってきた響たち。戦いにおける死に恐怖しなければ、どんな無謀なことだって出来る。けれどもそれは、「戦えば死ぬ」という当たり前のことを悟る普通の人間からすれば、さぞ不安でしょう。
どんな戦いでも生き残ってきた響ですが、彼女の帰りを待つ未来は、毎回不安で仕方が無かったことでしょうね。そして今回は響がその不安に直面することに。果たしてあの爆発の中で未来は生きているのか・・・正直、天井崩落に未来が巻き込まれたんじゃないかとハラハラしてました。


「繋ぐ手と手。戸惑う私のため」。1期で用いられた「私ト云ウ　音響キ　ソノ先ニ」の一節ですね。響を守りたい、遠くに行って欲しくないと繋ぐ未来の思いでしょうか。それともフィーネ化に戸惑う切歌の心か。
今回明らかになった神獣鏡の効果。「聖遺物のエネルギーを中和する」というのであれば、未来が神獣鏡の奏者になって、聖遺物のエネルギーを中和することで響の体調も回復し、2人は手と手を繋いで共に戦うとかそんな感じ。
あの2人には笑顔で手を繋いでいて欲しいですね。

優しいマリアから覚悟を決めたマリアに。やはりあの「うろたえるな」という言葉は自分に向けたものだったようです。逃走中に武装集団と戦ったマリアでしたが、最初は出血するほどのダメージは与えておらず、気絶程度に留めていたように思えます。しかし一般人が巻き込まれたのを見て自分の覚悟の甘さを痛感させられ、周囲に血が飛び散るほどの攻撃を加えることに。そして脱出の際には天井を一気に突貫。それまでその方法を使用しなかったのは、上の階にいる人間のことを思ってでしょうか。マリアが変わり、切歌も変わる中、調はどうなっていくのかも気になります。エプロン姿で家庭的な姿も良いなーとか思ってたら、カップ麺だったのにはがっくりだよｗ

フロンティアも今のままでは起動できず、誰も彼もが好き勝手なことばかり。好き勝手なことをやっているのはウェル1人だけではないなと思いつつ、また次回。



余談
未来の缶ジュース頬当てを見て、コナンを思い出しましたｗ