ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

7月3日まで「梅狩り」が楽しめる滋賀県大津市の「叶匠寿庵 寿長生の郷」へ。

2022-06-30 | 奈良、近畿

「お腹空いちゃった~京都までもたない…」と大津市の「立木観音」を参拝したミモロ。そこで、少し足を延ばして「叶匠寿庵 寿長生の郷」に行くことに…

約6万3000坪の広大な敷地の中には、畑をはじめ、梅林などが広がります。そこで現在、「梅狩り」が7月3日まで楽しめるのです。

和菓子で知られる「叶匠寿庵」。以前、ミモロは、ここで開催された自然体験イベントに参加していました。

だから、敷地内は馴れたもの。「早く何か食べたい~」と歩き出しました。でも、すでに15時を過ぎていて、食事処でのお食事は終了。そこで焼き立てパンが評判の「Bakery & Cafe 野坐」なら、まだ何かいただけます。

「大丈夫だ~食べられる~」とミモロは、さっそく店内へ。

1階には、焼き立てパンがいろいろ並び、お持ち帰りする人が次々に…午後には売り切れ多数に…。
そこの2階がカフェスペースです。

「トーストがいただけるんだ~」とミモロは、数種類の中からピザトーストとコーヒーのセットを選びます。1540円

準備ができるまで、窓から外の景色を眺めるミモロ。

「ここいつ来ても気持ちいいね~」と。京都から車で1時間ばかりで到着できます。

「頂きま~す!」と、プレートの上には、サラダも…デザートも付いてます。

あっという間に平らげたミモロ。よほどお腹が空いていたよう…。「お腹いっぱいで、なんか眠くなっちゃった~」と目がトロンとしてきました。これはまずい…さぁ、少し他の場所にも行きましょう…。

眠そうなミモロを引っ張るように、敷地内の畑などへ。


そして長屋門をくぐり、食事処などがある建物へ。ここには菓子売り場もあります。

「叶匠寿庵」のさまざまな種類の品が揃う菓子売り場。全国の店舗には、ここ「寿長生の郷」にある菓子工場で作られた品が配送されているのです。


今は、お菓子以外にも梅を使った品々の種類も豊富。


「あ、これ食べたいなぁ~持って帰りたい~」とミモロが足を止めたのは、アイスキャンディー

確かに美味しそう…でもね、今、遅いランチ食べたばかりだから…「うん~」と未練を残しつつも我慢…。

すでに16時半を回っています。もうすぐ営業が終了する時刻が近づいてきました。
敷地内で見つけたのは、「セルフ陶器販売所」。「なんだろ?」と中へ進むことに…
 
ここは、敷地内にある工房で作られた陶器などが販売されている場所。

食事処などで使われている食器なども並んでいます。

「すごくお得な品もいろいろあるみたい…」と興味津々のミモロですが、あんまりゆっくりできません。
「もう行くの?」と、ここでも後ろ髪をひかれるよう…。

車に乗る前に立ち寄ったのは、山野草の販売所。

小さなアジサイなど、敷地内に育つ山野草がそこに…


「もっとゆっくり過ごしていたい~」というミモロですが、今回は、時間切れ!

夏休みなど、家族連れでにぎわう場所。「夏の美味しいお菓子もいろいろあるよ~」と。

京都の町中よりは、幾分涼しい山里です。

*「叶匠寿庵 寿長生の郷」の詳しい情報はホームページでどうぞ~



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滋賀県大津「立木観音」。800段の石段を上り、本堂に参拝。そしてさらに奥の院へ。

2022-06-29 | 奈良、近畿

「やっと到着!フ~」とミモロは、800段の石段を上り、やっと到着した滋賀県大津の「立木観音」です。


途中で何度も休憩しながら、800段の石段を上り切りました。


そんなミモロを、ここの開祖である弘法大師の銅像が優しく迎えてくれました。

ここは、厄除けの御利益で有名。それは弘法大師がここを開かれたときに、42歳の厄年であったことにも由来します。
諸国を修行されていた弘法大師が、そばを流れる瀬田川にいらしたとき、山に光る霊木を見つけられました。しかし、瀬田川の流れが急で対岸に渡れないところ、突然白い鹿が現れ、弘法大師をのせて、その霊木のもとにお連れしたのだそう。
その鹿は、実は観世音菩薩の化身。そこで大師は、霊木をご自分の背丈にあわせ、観世音菩薩像を刻みます。それが「立木観音」と呼ばれる所以だとか。

「お参りしよう~」と、ミモロは手水でお清め・・「お水冷たくて気持ちいいね~」


さっそく本堂へ。

そこには、弘法大師が立木に刻まれた観世音菩薩さまとその余った木で刻まれたという広目天、多聞天なども祀られています。

「お線香、奉納しよう」と、ミモロは、首から下げたがま口から取り出した御志納金でお線香を奉納。


「みんなが平和で心安らかに暮らせますように~。ママの体調もなんとか回復して、ここまで来れたことに感謝します~」と祈ります。


それから本堂の裏手へと進むことに…


「本堂の後ろからも観音様をお祈りするんだって~」と。


本堂での参拝を終えたミモロは、「う!奥の院だって~ここにもせっかくだから参拝しよう~でも、結構奥にあるのかな?」と、さすがに少し心配しながら石段へ

800段の石段を上ったことを思えば、あっという間に奥の院に到着。そこには、立木山を護る道了権現大菩薩が祀られています。

「ここに参拝すると厄除けのさらなるご加護がいただけるんだって~」とミモロ。

ミモロが奥の院から、石段を下ってくると、「あの~奥の院は、まだかなり先ですか?」と、参拝者に尋ねられました。

「大丈夫、すぐそこですよ~800段の石段を考えれば、あっという間です!」と答えます。その答えにホッとする参拝者。

お寺の受付でおみくじを引いたミモロ。

「あの~3番です~」と受付の方に「はい、吉ですね~」とおみくじを渡されます。

「何々…吉だけど、油断しちゃいけないんだって…帰りの石段気をつけなくちゃ~」と。

休憩所もありますが、今は、お茶の接待はありません。でも、そこからの眺めはなかなかのもの。

「向こうが琵琶湖かも…」

しばし、本堂の前のエリアで休んだ後、再び気を引き締めて石段に挑みます。「下りの方が、気を付けないとね~」と言いながら、手すりを使って下ろうとするミモロ。

でも…「ダメだ~この手すりの塗装、ボコボコしてて滑らない…」とお尻が痛かっただけ…。

転ばないように気を付けながら石段を下り終えます。石段の前に流れるのは瀬田川。


「わ~大きなお魚が泳いでる~なんだろ?」とじっと川面を見つけます。

そこには、鱒でしょうか?かなり大きな魚が悠々と泳ぐ姿が…。
「塩焼きにしたら美味しいだろうなぁ~グ~」とミモロ。う~お腹空いたんだ~すごくわかりやすいリアクション。

では、どこかに遅いお昼を食べに行きましょう。

*「立木観音」の詳しい情報はホームページで

後日談:ミモロが「立木観音」に参拝したと知人に伝えると、みんな口をそろえて「よくミモロちゃん行きましたね~大変だったでしょ!」と言われます。京都の人の参拝も多い厄除け観音。厄年にはお詣りに行く人が多いのだそう。

厄年は、男性は25、42、61歳、女性は19、33、37歳で、しかも数え歳のこともあるので、800段の石段を上るのは楽勝かもしれません。でも、高齢化が進む今、参拝者は60代以上も多数。「若い時に来ないと大変…もうこれ以上年を取ったら無理かも…」という人も。
参拝なさる時は、体調を整えて…特に夏は熱中症に気を付けて…水分持参で参拝しましょう。

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滋賀県大津「立木観音」。厄除けの御利益で崇敬を集める古刹。800段の石段の参道

2022-06-28 | 奈良、近畿

「一度は、参拝しなくちゃね~」と、6月中旬に、ミモロは、覚悟して出かけたのは滋賀県大津の「立木観音」です。

というのは、ここは山の上にあり、参拝するまで、かなり石段を上がらなくてはいけません。
「え~800段もあるんだ~」とちょっとひるむミモロ。でも、石段の多さでは、「狸山谷不動尊」や「豊国廟」など参拝したことがあります。「気軽にお友達誘えないね~」とひとりで出かけました。

「やっぱりかなりキツイのかも…」参道入口の表示を見ると、さらに身が引き締まります。

ここは、弘法大師が開山した古刹。諸国をめぐっていた弘法大師が、瀬田川のほとりで、光を放つ霊木に出会い、それに観世音菩薩を刻まれたことに始まります。「木に観音様を刻まれたから、立木観音っていうんだ~」と知ったミモロです。

厄除けの御利益で昔から知られる場所。でも、体調が悪い場合は、入山は控えましょう。特に夏は、本堂エリアにも水飲み場はないので、水分持参が必須です。

さぁ、登りましょう。

結構、急な石段が、九十九折りに山腹に続きます。


途中には、踊り場があり、そこでひと休みはできます。「まだ、先、長いみたい~」

「ママ、腰まだ完全に回復してないから、ミモロが引っ張ってあげるね~」と。

ありがとう…その気持ちだけ頂きます。

「もうすぐじゃない?」と楽観的なミモロですが、まだ道は半ば…。

初めてなので、結構長く感じる石段…再度、訪れるとかなり楽に感じるもの。

がんばれミモロ…

本堂のある場所までもう少しです。


本堂まで、一般的に15~30分かかるそう。ミモロは、比較的健脚なため、15分ほどで登り切りました。
途中、何組かのご夫婦の参拝者を追い越したミモロです。
「ここは、元気じゃないと来れませんね~。あんまり高齢になってからは、とても登れない…」とおっしゃる70代のご夫婦。
確かに、足腰が弱ってからでは、とても無理…。
「きっと昔は、孝行息子が親を背負ってお詣りしたんじゃいないかな~」と想像するミモロです。

毎年、年末年始は、初詣で大勢の参拝者がこの石段を上がるそう。何度も参拝している方も多いのです。

さぁ、いよいよ本堂に到着です。
息を整え、額の汗をぬぐってから、参拝しましょうね。

*「立木観音」の詳しい情報はホームページで


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アジサイやバラ…夏の花々が心癒す「京都府立植物園」。木立を渡る風がさわやかに

2022-06-27 | 京都

「これ雑草って言われているけど、きれいなお花…」

ミモロが、お買い物の途中に立ち寄ったのは、「京都府立植物園」です。
下鴨エリアに住むミモロは、お買い物に行く途中で、よく植物園を歩きます。


「ミモロ、年間パスポートもってるんだ~」。年間1000円で、何度でも入園できるパスポートは、ミモロにとても便利なもの。まぁ、1回の入園料も200円ですが…。

6月は、夏の植物が園内のあちこちに…

アジサイもまだ見られます。
「いろんな種類のアジサイがあるね~」と。本当に微妙な色合いのアジサイが多数。

池には、蓮も見られます。


さらにバラ園も、夏のバラが彩って、春とはまた異なった雰囲気でバラが楽しめます。

「クンクン…いい香り~」


比叡山を望む植物園。木陰のベンチで寛いだり、熱中症にならないように注意しながらお散歩します。


京都の町中には、観光客が急増し、バスや地下鉄なども混雑してきました。
「ここなら、観光客あまり来ないから、いつでものんびり…」というミモロ。

そう、神社仏閣には、観光客が多いのですが、ここは地元の人がほとんど。

あちこちをめぐっては、遊ぶミモロ。


突然、足を止めて、何やらポーズをとっています。何してるの?

「ほら、同じでしょ~」と。園内の彫刻作品と並んでいます。

う~似てる???まぁね~

風が渡る植物園…汗ばみながらも走り回るミモロ。

水分補給も忘れずにね・・・。

「お花、いろいろ咲いてるよ~」ミモロの大好きな植物園でした。



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天神市で賑わう「北野天満宮」。夏越の祓いの茅の輪くぐり。お土産に求めた「老松」の「夏柑糖」

2022-06-26 | 京都

「ここでも茅の輪くぐり始まってる~」とミモロが訪れたのは、「北野天満宮」です。

正面の門には、大きな茅の輪が据えられて、夏の厄払い「夏越の祓い」が行われています。

ミモロも、他の参拝者と共に、その茅の輪をくぐり、厄払い…。「ヨイショ~この茅の輪大きいから、またぐの大変…」


6月下旬になって、京都は本格的な暑さに…。「でも、今年は、なんか雨が少ないね~」とミモロ。
そう、毎年、梅雨時期には、連日雨が続いていたのですが、今年は、梅雨らしいまとまった雨がありません。
「このまま梅雨明けになって、夏になっちゃうのかな?」と。お友達の農家の人によると、「今年は野菜の育ち方がいつもと違って、あまり大きくならない…」とのこと。「なんか毎年、天候の予想がつかないね~」

さて、境内に進むと、そこにも茅の輪が設置されていました。大勢その前に並んでいたので、ミモロは、そこを避けて、まずは本殿に参拝します。

はい、ちゃんと帽子を脱いで…。

「あ、茅の輪売ってる~」と社務所には、この時期、家に飾る小さな茅の輪の授与品が。

茅に吊るされた小さな茅の輪です。

「あの~ここにある大きな茅の輪作るの大変なんじゃないですか?」とミモロは、そこにいらした神職さんに伺いました。
「はい、すごくたくさんの量が必要なんです。神社の人たちで、美山の方に茅を刈りに行くんですよ」と。
「あの~小さな茅の輪は、どこに飾ればいいんですか?」とミモロ。
「はい、おうちの玄関の上に飾ってください。これは夏越の祓いのものですから、年末の大祓の時までそのままで…。それを外して、お正月のしめ縄を飾ります」と教えてくださいました。


境内の一角に人が集まっている場所が…「なんだろ?」と近づくと…

「あ、猿回しだ~」。久しぶりに登場した猿回し。「コロナ禍で、出番なかったんだって…」と、その芸を見守るミモロ。

「張り切って、芸を披露してる~暑いのにお仕事大変だね~。ネコの芸ってないもんね~」と、ネコでよかったと思うミモロでした。確かに、ネコの芸って見たことないかも…。

この日、境内は大勢の参拝者が…そう、天神市も開催されています。

さまざまな骨董品や古着のお店が並んでいて、掘り出し物を求め、多くの人が…。

「古い着物って安いね~」とミモロ。古着は、和服好きの人にとっても魅力的なものだそう。

夏になって、京都の町では、七夕飾りも行われるようになりました。
境内にもすでに七夕飾りが…。


京都といえば、「祇園祭」が7月1日から始まりますが、実は、あのお祭りは、「八坂神社」のお祭りで、他の神社および地域は、あまり関係がありません。「京都のそれぞれの神社でも、夏祭りいろいろあるんだよね~」と、京都に暮らして知ったこと。

「北野天満宮」の参拝を終えたミモロは、上七軒にある老舗和菓子店「老松」へ。

「夏は、これを頂かないと~」と、求めたのは、夏の味「夏柑糖」というお菓子。

山口県萩で育った夏みかんの中に、固まった寒天の夏みかん汁が入っています。「さわやかな甘さで、夏らしいお菓子…大好きなんだ~」と毎年味わうミモロ。東京から来るお友達に食べてもらいたいと求めました。

「また、7月になったらここに来るんだ~」と上七軒をいつもより軽い足取りで歩くミモロ。

「あのね~3年ぶりにお友達と上七軒のビアガーデンに行くんだ~」と。久しぶりのお友達といっしょのビアガーデン。
「浴衣着ていくんだ~」と、今からその日を楽しみにしています。

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