ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのおすすめランチ。無国籍料理の「京都岡崎 Cafe & Bar DETAIL] 

2018-01-31 | グルメ

観光などに夢中になると、ついランチタイムを過ぎてしまうことがあります。この日、ミモロもお友達といっしょにあちこち歩いていて、気づくと、15時近く。すでに多くの飲食店は、ランチタイムを終えて、夜の営業が始まるまでのアイドリングタイムに入ってしまいました。「わ~またランチ食べそこなっちゃった~どうしよう…グ~」お腹がなるのを抑えながら、ミモロは、トボトボと東山岡崎エリアを歩いていました。

「もしかしてあそこならやってるかも~」と、ふと閃いたののは、三条通沿い「粟田神社」の向かい側に最近できたホテルの1階にある「京都岡崎 Cafe & Bar DETAIL]です。
  
「なんかやってそうだよ~」とミモロは、初めてのお店に入ります。
「こんにちは~」
「あの~なにかランチまだ食べられますか?」とカウンターの方に。
「はい、テイクアウトもありますし、まだ奥でランチいいですよ~」とのこと。
お店の奥に進みます。

ソファーとテーブルが置かれたスペースは、とてもアーティスティックな雰囲気。
さっそくメニューをチェックします。
「いろいろある~」そこには、イタリアン、フレンチ、アジアエスニックなど調理の手法にこだわらず、美味しさを求める「無国籍料理」と言われる品々が並びます。

ミモロは、そこで1350円の「ジューシーチキンの塩だれソース和え」を注文することに。
「サラダとスープとドリンクもセットされてる~」となかなかボリュームのあるセットのよう。
まずは、サラダとスープを味わいます。

続いて運ばれたメインの料理。
玉ねぎのみじん切りの塩ソースとジューシーなチキンの組み合わせは抜群。「美味しいね~」とミモロ。
1000円台のランチに大満足のミモロです。
「ここいい感じ~」とジュースを飲みながら、店内を見回します。

「あれ、コーヒーなんかのカウンターもある~」
ここは、ホテルの1階にあるレストラン。ホテルのゲストが朝食などを味わうカウンターです。

「初めまして~」とこのレストランのオーナーの平井さん。
京都市内に、いろいろなレストランなどを展開している方。

「ここは、ホテル事業とレストランの両方を初めて展開した場所なんですよ~」と。「料理美味しかったです~」とミモロ。

ホテルの宿泊ゲストにとって、いつでも何か食べたり、飲んだりできるのは、うれしいこと。
ここは、朝7時からモーニングをやっていて、サンドイッチやパンケーキなどが味わえます。またランチは、11時~15時と長く、ランチをミスした人にも対応。15時~17時はカフェタイム。スイーツなどもいろいろ。そして夜は17時~23時ごろまで、夕食を食べそこなっても、ここにくれば何か食べられます。


この営業時間の長さは、観光客にとって本当にうれしいこと。「え~地元の人も使えるね~」とミモロ。この近辺に住む人も、遅くまでやっている飲食店は、とてもありがたいのです。

「お友達と飲みに来ちゃおうかな~」とミモロ。
そう、それも便利ですね~。

この東山岡崎エリアは、新しいホテルの建設や民泊が急増しているエリアです。民泊のゲストたちにとって、近くで夜遅くまで営業しているお店を見つけるのは、なかなか大変。なんせ京都の夜は早いので…。

さまざま国から来日するゲストにとって、この「無国籍料理」は、とても親しみやすいもの。

「ミモロちゃん、よかったらホテルのお部屋ご案内しますよ~」と平井さん。「わ~ぜひ見学したいです~」とミモロは、嬉しそうに、ホテルのエリアに進みました。

*「Cafe & Bar DETAIL]の詳しい情報はホームページから



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小雪舞い散る京都。「上賀茂神社」へのお詣りへ。手づくり市もちょっと寒そう

2018-01-30 | 京都

毎月、第4日曜日に「上賀茂神社」では「手づくり市」が開催されます。
ミモロは、「お詣りも兼ねて、覗いてみよう~」と出かけました。

この日は、小雪も時々舞い散る寒~い日。いつもは、大勢の人で賑わう「手づくり市」も午後には、グッと人出が少なくなりました。

「お店、もう閉め始めた人もいるね~」と、いろいろなテントを見て回りましたが、お客さんの数が少ないので、お店の人も張り合いがないのでしょう・・・次々に早じまいを…。

「あ、神馬も寒そう~にんじんあげようかな~」
 
白い馬も冬は、コートのように布をまとっています。

ミモロは、神社にお詣りすることに・・・。


「あ、かわいいよ~」と社務所に並ぶ、おみくじを見つめます。「上賀茂神社」のおみくじは、木彫りの馬と黒い八咫烏です。「両方とも、持ってるもん~」そう、ミモロのおみくじコレクションにすでにあるもの。今回は見るだけ。
  

そのおみくじを縛るのは、今年の干支の戌。竹で作られた犬に、読んだおみくじを結びます。
「なんかモコモコの犬になってる~」

1月中は、まだ新年らしい飾りも残る神社。「わ~また雪が降ってきた~」

朱塗りの門には、昨日、降り積もった雪がうっすら残っています。


東京は、大雪で、大変だったようですが、今年、京都はまだあんまり雪が積もりません。交通に影響が出るほどの積雪は、町中ではまだ・・・。
「でも、十分に寒いよね~」と、外出時には、コートや襟巻が欠かせないミモロです。

「今年は、良縁に恵まれるように、お願いするんだ~」とミモロ。「良縁」というと男女の出会いを思いがちですが、佳き縁は、それだけではなく、いろいろな人、いろいろなもの、いろいろな出来事・・・すべてに良い縁があるように・・そうミモロは、思っているよう。
「上賀茂神社」の「片岡社」は、良縁祈願のパワースポット。
  
「ここの鈴、すごいいい音なんだよ」とミモロは、シャンシャンと鈴を鳴らし、真剣にお願いを…。

「あ、結婚式なんだ~」今、京都では神前結婚式が人気。「下鴨神社」「平安神宮」「松尾大社」など市内各所の有名な神社では、結婚式が盛んに行われています。


「う~寒い~。また雪降ってきたよ~」ブルブル~


もうすぐ節分。京都では、節分を過ぎると、なんとなく春も近いという感覚に・・・。もちろん寒さは、まだ続くのですが、春が近いと感じます。


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大正9年創業。老舗和菓子店にも納める餡の美味しさ。東山三条「山梨製餡」

2018-01-29 | 老舗

東山三条の交差点から北へ一筋。ちょうど「満足稲荷神社」の南側に当たるエリアに、ミモロが以前からすごく気になるお店があります。

歴史を刻んんだ大きな町家・・・正面には暖簾が下がっています。「なんのお店だろ?入ってもいいのかなぁ~」といつも気になりながら前を通っていたのです。

看板には、「山梨製餡」とかかれています。どうも餡のお店らしいのですが、ミモロのような一般の人(ネコ)が入っていいものか~と躊躇していました。


ある日、お友達といっしょに、「気になるお店があるんだけど、一緒に行って~」と頼んで、やっと店内へ。
3畳くらいの広さの玄関には、袋詰めの餡が並ぶ棚があります。

「あの~ちょっと見せてください~」と恐る恐るお店の方に声を。「はい、いらっしゃいませ~。どうぞご覧ください」と笑顔で迎えてくれました。「よかった~入っても大丈夫なんだ~」とミモロも笑顔に。

棚には、こしあん、つぶあん、白こしあんなどが並びます。「いろんな餡があるんだね~」とミモロ。

ここ「山梨製餡」は、大正9年の創業。以来、菓子の原料である餡を生産する専門店なのです。
和菓子店の多い京都、和菓子の素材となる餡専門店は、いかに京都らしいもの。
老舗の和菓子店などに、生あんという砂糖などで味付けする前の段階のものを納品し、それにそのお店独自の味わいを加えて、和菓子をつくるのだそう。もちろん、お店によっては、ここで味付けを依頼しているところも多いそう。それぞれの注文に沿った餡を作り納めるのが、ここ「山梨製餡」です。

餡づくりは、実に手間のかかる作業。ここでは、関西をはじめ全国の優れた小豆などの原料を仕入れ、手間をかけて丁寧に餡に仕込みます。


東山三条に創業以来店を構え、店の奥には、地下水を汲み上げる場所があるそう。なんでも「東山のこの辺りの地下水は、小豆の風味を損なわない美味しい水なんですよ~」とお店の方。

その水もここの餡の美味しさのヒミツです。

「ちょっと見た目は同じ餡子も値段が違う~」とミモロ。
そう、京都の丹波大納言を使ったものは、北海道産の小豆を使ったものとは、3割ほど高め。「でもやっぱり京都の和菓子なら、丹波大納言がいいよね~」とミモロ。まぁ、ミモロでは、その味の違いは分からないと思いますが…。

白あんも白インゲンを使ったもの、また備中白小豆を使ったものでは、小豆の方が2倍ほど高額です。
「餡の材料で、和菓子の値段も変わってくるんだね~」とミモロ。

ここでは、300gからいろいろな餡を購入できます。
もちろん、たっぷり缶入りもあります。


歴史を感じさせる店内。「日めくりカレンダーと柱時計が素敵~」とミモロ。
  

「ミモロ、善哉食べたいな~」と言い出しました。「それならこれがおすすめ、温めてお餅入れれば、すぐ楽しめますよ」と。ぜんざいパックを勧められました。
1パック178円とリーズナブルなお値段です。さっそくミモロは2個購入。

さらに「簡単にもなかも作れますよ~」と、店内には、もなかの皮も販売。「これに餡子挟めばいいんだ~」
そう、好みの餡を購入すれば、香ばしい最中が家庭で楽しめます。
「お友達が来たとき、もなかでおもてなしするのにいいよね~」とミモロ。

「また、買いに来ま~す」と、一度、入りやすいと思ったら、何度でも訪れるミモロ。


「帰りにお餅買わなくちゃ~」と、ぜんざいのパックを抱えて、楽しみに帰るミモロでした。


*「山梨製餡」の詳しい情報はホームページから




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北政所ねねが晩年暮らした「高台寺 圓徳院」。伏見城から移築したお庭など

2018-01-28 | 寺社仏閣

さて、2月7日まで「京の二十四節気グラフィックアート展」が開催されている「高台寺 圓徳院」を見てゆきましょう。
「ここねねの道だよ~」
「高台寺」は、豊臣秀吉の正室、北政所ねねが、秀吉の没後、出家し高台院という号を賜り、秀吉の菩提を弔うために建立したお寺です。その建設には、北政所をリスペクトする徳川家康が普請を担ったといわれます。
創建当初は、曹洞宗の寺院でしたが、後に臨済宗となり現在に至ります。

創建に際し、方丈や茶室、化粧御殿が伏見城から移築されました。

「圓徳院」は、ねねの甥、木下利房が、木下家の菩提寺として建立した寺院です。

現在は、「高台寺」と「圓徳院」の間には、ねねの道という石畳で整備された情緒ある道が八坂神社から清水寺方向に伸びています。「でも、きっと昔は、この道なくて、高台寺の広大な敷地が繋がっていたんじゃないの?だって、なんか高台寺がこの道で、2つに分かれている感じするもの・・・」と思うミモロです。

さて、
受付のある正面の長屋門を入ると、次に唐門が見えてきます。
なだらかなカーブのある屋根は、ここを訪れる貴人を迎えるのに相応しい格式のある姿です。

北政所ねねは、その人柄から多くの人々に慕われ、「高台寺」には大名をはじめ、さまざまな文化人や芸術家が訪れたそう。

「あ、氷・・・冷た~い」手水鉢の水も凍る寒さの京都です。
 

まずは、方丈から南庭を拝見します。
白砂の美しいお庭です。
 

方丈には、平成7年に製作された赤松燎画伯の遺作となる「白龍」。そして赤松画伯の思いを引き継いだ弟子の木下育應氏と志村正氏の『雪月花図」「松竹梅図」の襖絵があります。
今回、その前に「京の二十四節気グラフィックアート展」の作品が展示されているので、全体は見えませんでした。あしからず・・・。

方丈のまわりの廊下を進むと、途中、長谷川等伯作の障壁画の展示が。
 

そしてさらに進んで階段を上がると…そこに「なんかお蔵があるよ~」
  
中を覗くと、展示室になっていて、そこには、高台寺に伝わる品々が並んでいました。
 
「この人が、ねねさんの甥の木下利房さんなんだって~」

そこから渡り廊下を通って、北書院へと向かいます。

「あれ~どこ歩いてるんだろ?」渡り廊下は、「三面大黒天」のお堂のそばを通っていきます。

「北書院」にも、たくさんアート作品が並んでいましたが、その陰に、見つけた床の間。
「あ、これねねさんの掛け軸だ~」と小さなミモロは、作品の後ろにまわり込んで拝見しました。
  

「やっと到着~」北庭の前に座ります。

このお庭は、もともと伏見城から移築したお庭で、当時の原型を留める桃山時代の代表的な庭園のひとつなのだそう。その後、小堀遠州が手を加えています。国指定名勝です。
秋は、紅葉が美しく彩る庭です。

「ここ、ねねさんが住んでいた伏見城のお庭なんでしょ。ねねさん、どういう思いでこのお庭眺めたんだろう…」とミモロ。
華やかな時代を懐かしむ思いと、秀吉を失い、滅亡へと進む豊臣家を思うと、なんともやりきれない気持ちだったのでは?「移築もいいけど、いっしょにいろんな思いも移されるのって、辛くなかったかなぁ~。死んでから移築されるならまだしも、生きてる内に過去を見せつけられるようで・・・複雑~」とミモロ。でも、ねねが伏見城にいたのは、それほど長い期間ではなく、秀吉の最晩年の時期ですから、それほどいい思い出もなかったかもしれません。

また、「高台寺」建立当時、伏見城は、秀吉の死後、徳川家康が管理していたので、新たに資材を準備して庭や建物を作るより、使えるものは使う移築の方が財政的にもよかったという理由もあったかも。


北政所ねねは、慶長4年(1599)から京都に住んで以来、豊臣家のことを思い、徳川家や淀君ともさまざまな交渉を行ったそう。でも、淀君にねねの思いは届かず、慶長20年(1615)大坂夏の陣で秀頼と淀君が自害し、事実上豊臣家が滅亡します。

77歳で京都で没するまで、ねねは、豊臣家の菩提を弔って過ごします。
豊臣家の滅亡に関して、ねねは、多くのことを語らなかったそう。秀吉と共に、築いた豊臣家。「やるだけのことはやった~」との思いではなかったでしょうか。

「圓徳院」をいろいろ見て回ったミモロは、出口から外へ。「あれ、ここに出るんだ~」
 
そこは、「三面大黒天」の脇です。
お堂は京都御苑からの移築。本尊の「三面大黒天」は、大黒天、毘沙門天、弁財天からなる秀吉の持仏と言われるもの。「わ~1回お参りすると、三倍のご利益あるんだ~」とミモロ。秀吉もそう思っていたのでしょうか?

「わ~また雪・・・」人通りの少ないねねの道。「こんなに空いてる珍しいね~」そういいながら歩くミモロの上にハラハラと雪が舞い落ちます。

*「圓徳院」の詳しい情報はホームページから


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高台寺 圓徳院で2月7日まで開催。「京の二十四節気グラフィックアート展」

2018-01-27 | イベント

雪のちらつく中、ミモロがトコトコ向かったのは、「高台寺」の「圓徳院」です。
「ここで、お友達のグラフィックアート展が開催されてるの~」と、さっそく観賞に訪れたミモロです。
  
豊臣秀吉の没後、北政所ねねが、晩年を過ごしたのが、「高台寺」。その塔頭である「圓徳院」は、美しい庭園などで知られるところ。ここを会場に行われるアート展・・・「どんなだろ?」と楽しみに・・
 
正面の門から境内へ進みます。

「あ、大野さん、こんにちは~」「おや、ミモロちゃん、寒い中ようこそ~」
グラフィックデザイナーの大野好之さん。今回のアート展にも出品なさっています。
「ゆっくり見て行ってくださいね~」「は~い」まずは、入口から、順路に沿って見学します。

今回の「京の二十四節気グラフィックアート展」は、中国で編み出された季節の区切りを示す二十四節気をテーマにしたもの。
それぞれの季節の移り変わりを、暮らしの中で感じてゆく指針となる暦のひとつが、この二十四節気ともいえます。

京都では、昔からこの二十四節気にそって、暮らしの設えや暮らし方を変えていったのです。立春、春分、立夏、夏至、秋分、立冬、冬至なども二十四節気の一部です。
「昔の人は、すごく細かく季節の移り変わりを生活に取り入れてたんだね~」とミモロ。今は、春分、夏至、秋分、冬至などぐらいしか意識していないですね。

その細やかな季節の変化をグラフィックアートとして杉戸に表現したのが、今回のアート展です。

 
歴史ある建物のお座敷に並べられた大きな杉戸に、日本グラフィックデザイナー協会 京都地区のメンバーさんや学生さんなどが独創的な作品を描いています。

「なんか面白い~それぞれのアーティストさんが感じる季節ってこうなんだ~」
と、ひとつひとつの作品を見ては、アーティストさんが何を感じているのかを推察するミモロ。
「あれは、お月さまだからきっと秋だね~」とか・・・
 
同じ大きさの杉戸ながら、全く異なる印象が…。見る人にいろいろな想像を呼び起こさせる作品です。


広い会場を歩くミモロ。「こっちにもあるんだ~」階段を上ったり、廊下を歩いたり・・・
 

「こんなにここ広いと思わなかった~。あれ、こんなところにも展示されてる~」

「歴史ある建物の中で見るグラフィックアートって、なんか掛け軸みたい…」とミモロ。
 

作品を見た後は、今度は、ゆっくり「圓徳院」のお庭などを拝見しましょう。
ミモロは、順路を逆行して、再び入口から、今度は、お寺のお庭を中心に進むことに。
「では、これからお庭をご紹介しま~す」

*「京の二十四節気グラフィックアート展」2月7日まで 受付時間10:00~17:00 拝観料500円。会場「高台寺 圓徳院」京都市東山区高台寺下河原町530



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