コミックハイ ! 2007年 7/22号 [雑誌]双葉社このアイテムの詳細を見る |
ついに「女子高生」が事実上の終了となりました。確かに最近見かけませんでしたし。
そもそもこの雑誌(というか前身の"COMIC HIGH")はまさにこの「女子高生」のために創刊された雑誌といっても過言でない(といいますか事実だと思いますが)ですし、実際にずーっと長いこと一枚看板で表紙を飾っていました。
しかし、他の作品も人気が出てきて(育ってきて、というのはどの程度正確なのか不明です)表紙を他の作品に譲るようになってきてから作者さんの体調不良など? で休載と掲載が繰り返される、という事態になりました。
この雑誌からアニメ化されたのも、皮切りは「女子高生」だったものの「ひとひら」「ぽてまよ」「こじか」と続いています。まぁ「ぽてまよ」は移ってきてから日が浅いので微妙ですが。
いったん終了というのも時期的にいいのではないかという判断が下ったのも頷けます。
そもそもこの雑誌の双葉社社内のでの扱いは、たいした売れているわけではないものの赤字になってるわけでもないので放置している、という感じなのではないかと思います。
今もそうかはわからないものの担当編集者が1人だったり、「みーたん」がボロクソに言われながらも続いていたり、雑誌コードを割り当てず「漫画アクション」増刊となっていたりなど、状況証拠を積み上げるとそう考えるのが自然です。
そういうガツガツしたところがないところがこの雑誌のいいところなのだと思うので、変にてこ入れとかしてしまうと魅力がなくなってしまうのでしょう。
さらに一つ付け加えると、マイナーなこの雑誌の決して派手とはいえないマンガである「ひとひら」がアニメ化されたということは、本当にコンテンツが不足しているのだな、ということを端的に表現していると思います。
今まで何度も書いてきたとおり「ひとひら」はすごく好きな作品で毎回真っ先に読みますが、どう考えてもアニメ化されるような作品ではないですよ。特に最初から読んでるのでそういう思いが強いのでしょうけど。