「僕も」とはどういうことかと申しますと、いざ完成してみて、なんだかデイリーポータルZらしい物を作ったなぁと思って調べたらやっぱり同じ物が作られているデイリーポータルZの記事を見つけたのでした。
■デイリーポータルZ:動く麺看板らしきものを作ってみた
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ゴールデンウィークに小5むすめとふたりで電車で上野に遊びに行ったときに、上野駅ちかくで箸と麺が上下に動くディスプレイ看板をみつけたのでした。それで、これなら作れそうと思って作ってしまいました。
さっそくですが、完成して動いているようすを動画でご覧ください。
■【自作】そば屋の麺が動くディスプレイ看板 - Buckwheat noodles shake - YouTube
うちの小学生の子どもたちのウケは良かったです。妻は馬鹿にしながら「小5むすめの夏休みの工作はコレでいいじゃん」と冗談を言いましたが、むすめは一切手伝っていないし、第一こんなの学校に持っていけるかーッ(笑)。
■フリー音楽素材 煉獄庭園
動画内の曲はこちら煉獄庭園より「哀しみの色彩」をお借りしました。ありがとうございました。
動画でも映りましたが、材料や各部の詳細を画像でご紹介します。
タミヤの6速ギヤボックスHEを使いました。シャフトの回転速度を6種類選べます。
設定はDタイプを選びました。ギヤ比196.7:1 回転数51.3r/min 回転トルク235.4mN・m
ギヤボックスとスイッチ、電池ボックス、そしてゴム動力飛行機のゴムです。これに写っているユニバーサルプレートは実際は使いませんでした。
100円ショップで買った食パンのケースに彫刻刀でユニバーサルアームが通る穴をあけました。
スイッチ付き電池ボックスを外に固定、ケースに穴をあけて配線を通して中にギヤボックスを固定、そしてユニバーサルアームでクランク機構を組みました。
クランク機構の部分です。今回は単純な作り方ですが、アームがぶれない精度の高い作り方は他にもあります。(冒頭のデイリーポータルZの記事参照)
ユニバーサルアームでガイドする部分を作り、ケースのフタ部分にアームを通す穴をあけてあります。2点のガイドする部分があることで、アームが上下にピストン運動する仕組みです。
カップめん「緑のたぬき」使用。一ヵ所、ケースにあける穴の位置を間違えてしまいました。
カップめん容器に段ボールを丸く切った物でフタをしてアームを通し、アームに針金を取り付けて箸と麺(ゴム)を固定します。
箸と麺はアームの上端より数センチ上に針金で固定してあります。
完成した「麺が動くディスプレイ看板」
「麺が動くディスプレイ看板」緑のたぬきバージョンを横から見たところです。
ユニバーサルアームが可動する回転軸にはプッシュリベットを使うのが普通のようですが、ギヤボックスの軸にアームが当たるので長いネジを使って六角ナットやスペーサーで余裕を持たせてあります。長いアームをつなぐ部分にはこのプッシュリベットを使えばよかったですね。
以上、「麺が動くディスプレイ看板」でした。これから文化祭がある学校も多いと思いますが、客寄せにこんな看板はいかがでしょうか。音はうるさいですけどね(笑)。
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