ゆる本 blog

毎回最終回も今回は本当に最終回。「たまゆら ～もあぐれっしぶ～」の最終話。

沢渡家では亡きお父さんの誕生日は「お父さん、ありがとう」のケーキを
囲むのが恒例の行事のようです。

ある日、ぽってのカメラのローライが不調となってしまう。
マエストロに相談したら心配するようなことは無さそうだけど
修理が完了するまでは少し時間がかかることに。
せっかくのひな祭りもローライがなくてちょっと手持ちぶさたなぽって。
そこへ晴れて志望校に合格したかなえ先輩がやってくる。
テンション高めだったけどローライの故障を聞いて激しく動揺。

場所を「ほぼろ」に移すと今度はしばらく休業だと聞いてびっくり。
こちらもどうということではなく、八色さんと志保美さんとさよみ姉さんの
三人で全国のお好み焼き紀行に出掛けるということだった。

しかしローライとの別れのイメージ、年度の変わり目に動く人達を見て
いずれ訪れる友人たちとの別れをぽろりと口から漏らしてしまうぽって。

ちょっと友人たちが心配する中、写真の整理をするぽってをツーリングに
誘うお母さん。
いろいろと回った後にやって来た岬はなんとお父さんがお母さんに
プロポーズした場所だと言う。夕日の中での予定がなかなか言えず
星の下のプロポーズになったという話付きで。
どっちにしてもロマンチックですけどね。

そしてお父さんを亡くした悲しみを乗り越えた母と娘の話。
「私とかずまさんの子供に産まれてくれてありがとう」
ケーキに書かれた「ありがとう」の意味を改めて理解するぽって。

結局、ぽってのことが気になってたまゆらにやって来た友人たち。
ちょうどツーリングから戻ってきてちょっと元気になっているぽってに安心する。
そしてローライも戻ってきて、いよいよの卒業式の日。

卒業するかなえ先輩、一年の楽しい経験のお礼と、卒業してもぽって部長は
永遠に部長だと宣誓。なに、この可愛い人。ww
ちょっと寂しくなった部室、でも思い出はたくさん詰まっている。

カメラとの出会い、友人との出会いと経験、すべてはお父さんのお陰だと
感謝をするぽって。そして「ありがとう」と・・・

もう一度言う、なにこの可愛い人。ww

クラシックカメラの修理って高くないんでしょうかね？
部品さえ何とかなればマエストロはお安くしてくれそうですが。

一応、卒業の話も持ってきたけど、かなえ先輩はすっかり次のステージへ
進みつつあるので、どちらかというとお母さんとぽっての泣かせる会話が
メインの回でした。
なんかお母さんとの会話の「ありがとう」が本当に良かった。
お父さんのことももう悲しいよりも良い思い出ばかりの雰囲気での会話だし
時間は悲しみを癒やしてくれますよね。そしてまわりの良い人々・・・
本当にすべてに「ありがとう」ですね。

「もあぐれっしぶ」はタイトル通りぽってがいろいろと世界を広げようと
頑張るエピソードが多く、以前ほどまったりヒーリングな感じの作品では
なくなったけど、良い人々、良い風景の物語であることは変わりなく
とても楽しませていただきました。

スタッフ、キャストの皆様、ありがとうございました。
まだ、ぽっては卒業していないので新入部員を迎える次シリーズが楽しみです。
「ありがとう」で最終回と言えば・・・

テーマ : たまゆら
ジャンル : アニメ・コミック