2025-11-06

日本人キャッシュレス理解できない理由

日本キャッシュレス決済がなかなか浸透しないのは、技術制度問題ではなく、「説明の仕方」にあるのではないかと思う。多くの人が使い方を理解できないのは、情報が多すぎて本質が見えなくなっているからだ。

テレビ雑誌では「ポイント還元○%」「キャンペーンで○○円お得」といった話ばかりが並ぶ。だが、そうした情報一見華やかでも、「結局どう使えばいいのか」という最も肝心な点を教えてくれない。キャッシュレスは“お得な遊び”ではなく、単なる支払い手段の一つにすぎないのに、その「当たり前」が伝わっていない。

もう一つの問題は、「何を選べばいいのか」がはっきり示されないことだ。行政メディア特定企業を推奨できないため、「多様なサービスがありますのでご自身に合ったものを」としか言えない。その結果、初心者は迷うばかりで、結局現金に戻ってしまう。だが実際には、VISAかMasterのクレジットカードウォレットに入れ、SuicaとPayPayを使えば、それでほぼ全ての支払いが完結する。これ以上難しいことは何もない。

それでも人々が現金を手放せないのは、「わからないものは怖い」という心理があるからだ。レシートと小銭が手元に残る安心感は、デジタル数字よりずっと確かに思える。

だが、キャッシュレス本質は「便利で安全に支払う」ことだ。必要なのは、派手な宣伝ではなく、最小限で実用的な構成を誰かがシンプルに教えること。それだけで日本キャッシュレス理解は、もう一段深まるはずだ。

  • 逆だよ 現金の有効性を理解してるだけ

  • クレカを絡めるとトラブルが起きた時が面倒過ぎるから何かしらのキャッシュレスサービスを使うにしても現金でチャージはやめたくないんだよな

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