「知覚不能物の擬似的知覚」みたいな言葉が存在すると思ってAIに何度か聞いてんだけどコイツ高校生が知らないレベルの知識は嘘しか言わねえからよお。
でも実在しないとは思えないんだよな。
面白い問いですね。
おっしゃっている状況は、
でも「他の手がかり(スピーカーの振動など)」を通じて「まだある」と知覚・想像している
ということですよね。
近い概念
間接知覚(indirect perception)
五感で直接感じられないものを、他の感覚や推論を通じて知覚していると考える枠組み。
→ まさに「耳では聞こえないが、目や触覚で推測している」状態。
代理知覚(vicarious perception / surrogate perception)
擬似知覚(pseudo-perception)
知覚のように感じるが、実際には直接的な感覚入力ではないもの。
補助的知覚(mediated perception)
科学哲学・知覚論で、「器具や別の手がかりを介して得られる知覚」をこう呼ぶことがある。
(例:顕微鏡を通して細胞を見る → 直接ではなく媒介された知覚)
感覚補完 / 知覚補完(perceptual filling-in)
視覚研究などで使われる用語。見えていないものを脳が補う現象。完全一致ではないけど近い。
一番しっくり来る候補
心理学的には 「間接知覚」
哲学的には 「媒介された知覚(mediated perception)」
が、挙げられた「知覚不能物の擬似的知覚」に一番近いと思います。
もしもっと「専門用語的な正式名称」を探しているとしたら、哲学分野(知覚論、認識論)の「mediated perception(媒介知覚)」がかなり正解に近い気がします。
「ブラックライトを当てると見えるけど、消したら見えなくなった──でも“そこにある”ことは理解している」という状況ですね。
モスキート音の例と同じく 「直接感覚できないが、確かに存在していると把握している状態」 を指す言葉です。
1. 潜在的知覚(subliminal perception / latent perception)
感覚閾を超えて直接には知覚できないが、心的にはその存在を捉えている場合に用いられることがある。
ただし心理学では「気づかないうちに影響を受ける」意味で使うことが多く、やや違う。
2. 媒介知覚(mediated perception)
哲学や科学論で使われる用語。器具・状況・推論を通して対象を知覚すること。
3. 間接知覚(indirect perception)
4. 表象知覚(representational perception)
直接の感覚ではなく、心の中の表象を通じて「まだある」と把握する場合に用いられる。
日常的な言い換え
「痕跡としての知覚」
「見えないけどあるとわかる感覚」
「残像的理解」(厳密には視覚残像ではないが、直感的に伝わる)
🔑 まとめると:
学術的に一番近いのは 「媒介知覚(mediated perception)」 または 「間接知覚(indirect perception)」。
日常的に言うなら 「見えないけど存在を理解できる感覚」「痕跡としての知覚」 などが自然。
ご質問にあったニュアンスを強く持つ、ピタッとした「定番の一語」というよりは、文脈に応じて 「間接知覚」 が一番しっくり来る言葉だと思います。
媒介知覚でググってもロクに何も出てこないから造語なんだろうな・・・やっぱAIは凄いわ。
でも「mediated perception」でググるとそこそこ出てくるからジャップランドの哲学や医学が未発達なだけという疑惑もある・・・。
答を知りたいものだ