社会人として働き始めて、3年経った。
いくつかの失敗も重ねたが、今のところ、それなりに順応し、馴染んでいるとおもう。
給与は身に余るほど、仕事内容も悪くない。同僚や上司との関係も良好に進んでいる。
これまでを振り返れば、今は上手く回りすぎているようにさえ感じる。
自分は、日本の公教育をほとんど受けていない。まともに通えなかった。
いわゆる「怒る先生」が怖かった。今でも大声で怒鳴る人や、怒りをあらわにする人は非常に苦手だ。
義務教育たる小中学校の9年間のうち、保健室登校を含めても、学校に行った期間は2年に満たない。
続いての高校も2か月足らずでやめた。
しかし、両親が教員だったこともあり、幸いにも、何とか勉強をする環境は与えられた。
通信教育や家庭教師、無数の本を与えてくれた。ピアノやバイオリン、習字などの習い事もできた。
いくつかの科目は両親が教えてくれることもあった。
感情表現の乏しい両親であるが、おそらくさぞやの心配をかけていただろう。感謝しなければならない。
その後、大学はイギリスの通信制大学に通った。途中から日本の通信制大学にも所属する二重学籍だった。
というのも、自分勝手に偏った勉強ばかりに加え、社交性にも乏しい自分にとっては、入学試験がなく、学生間の交流も限られる通信制大学が、ほぼ唯一の現実的な選択肢だった。
想定通り、グループワークのコミュニケーションには、社交性と語学力の両面から相応に難儀したが、あらゆる面で実りは多かった。
日本で就職活動を始めた時、自分のような学生は、面接官に奇異に映ったのだろう、これまでの学業の歩みを詳しく聞かれることが多かった。
少なからずはただの「奇異の目」で終わった。「社交性、精神的な脆さや不安定さに不安が残る」といったコメントをもらったこともある。
妥当な懸念だと思う。しかし、いまさら隠しおおせようもない。そのまま続けるしかない。
そんな中でも、いくつかの企業は「主体的な学びの姿勢」と評価してくれた。
ジッサイは、「オモシロ人材枠」として、くじ引き感覚で拾ってくれたのかもしれない。それでも嬉しかった。
この会社で働き、3年が経った。
まだまだ分からないことがほとんどだが、それでも少しずつコミュニケーション能力を補いつつ、専門性も高めてきたと思う。
とはいえ、いつ自分の不安定さが致命的な落とし穴となるかは分からない、これからだろう。
いつも不安定にふらふらとしている自分が、今にあるのは、周囲の支援と偶然のおかげだとおもう。
今の自分は、本来の自分、デフォルトからあまりに上振れしている。
いつそこに戻ることになるのかは、まだ分からない。戻ることになっても、それはそれで良い、と思っている。
でもまぁ、とりあえず、もう少しは戻らずに進んでみようと思う。
色んなルートで活躍できる人が増えると、みんなにとって良いことだね。
両親が教員なのに、そんな教員をどうにもできないんだな
日教組をヤクザかなんかと勘違いしてる貴方はヤクザ(笑)
教員じゃない親よりは望む方向へ話の持って行き方とか誰に言えば話が早いかとか分かるもんじゃないの?
日本だと学校も企業も、無駄にすべての能力について平均以上を求めがちだからねえ。 でもちゃんと評価してくれるいい会社が見つかってよかったね。 能力の高い部分(あなたの場合は...
応援しかない。こういう道もあるってことを示すために、もっと情報を発信してほしいよ。
ほとんど学校行ってたけど上司との相性最悪で辞めちまったワハハ
俺はお前みたいな奴が好きだワハハ
自分は高校を中退しその後に大学を中退した過去があります それでも雇ってくれる会社があり、結婚してくれた妻がおり、交流が続いている部活の先輩や後輩、現役生がいます 親や兄妹...
なぜかスルーされているね
朝からネトウヨがー左翼ーがといっている人にとっては耳が痛い話なのでは
かっこイギリスの通信制大学ってなに?
創作コーナーなんだかr
ひたすらキツい
イギリスはThe Open University、日本は放送大学。 イギリス、日本それぞれで無試験の通信制大学はこれしかない。
タイトルと投稿日時にズレがあるんですが なんか怪しい〜〜
anond:20230428235007 ねぇなんでタイトル一緒なの?
社会人になって思うのは、テストのストレスほどのものはほとんどないということ たまにあって、かつ失敗しても、それがなんらかの致命的になることはほぼない (上昇志向あってワン...
うーん、人生を脚本化するのが好きなタイプの人か。在り来りすぎるな
よほどのミス連発でもしない限り空気読んで静かにして要領よくやってくれれば仕事なんかどうにでもなる。学歴よりもそういう部分だよな。 増田はコミュ力はともかくそれだけ学校と...