「風越峠」をアップしました
空想は小説より奇なりで掲載していた各章をひとまとめにし、さらに訂正加筆しました。
タイトルを「風越峠」にするため、11.12章でそれなりの文章を加筆しました。
こちらで読み直していただければ幸いです。
なお、400字詰め311ページという長編のため、開くのに多少時間がかかると思いますが、悪しからずご了承ください。
風越峠の舞台となった画像
私が小説を書くとき特に気遣っている事があります。
それは舞台になっている風景とか光景を、常に頭に描いているということです。
風越峠は長野との県境に近い山梨の山村を舞台に設定しました。
地形でいえば中央本線の青柳駅と、その西側の芝平峠との中間あたりをイメージしています。
そんな舞台をイメージした画像の紹介です。
実在する画像と記事とはなんら関係ありません。
風越峠 5~8章 見返り桜編
セブンイレブンに排除命令
当然のことですね。
食べ物を廃棄処分するのは人間としてためらいがあるし、それならいっそのことホームレスや野良猫や野良犬にやったほうが、一挙両得だろう。
だが、それでも加盟店側にしたらそういった消え物のロスは、経営を圧迫する大きな原因になっているのが実情です。
そこで消費期限が近づいたものは値下げしてでも販売し、しかも売り切ってしまいたい。
それを、セブンイレブン本部は、同じ商品に値段のばらつきがでて、イメージ低下に繋がるとして反対してきたわけです。
そういったセブンイレブンの主張は正論のように聞こえますが、それではスーパーや駅ビルなどの弁当や惣菜はどうでしょうか?
私の知る限り、閉店間際とか消費期限が近づいたものは、はほとんど値下げ販売しています。
セブンイレブン本部は、なぜ加盟店を苦しめてまで価格維持するのか?
上記の理由もさることながら、ロスが出ようと出まいと、加盟店に少しでも卸高を増やしたいというのが真相ではないでしょうか?
そして、本部は常に利益を伸ばしていきたい。
そのためには、商品の補充を第一とし、機会ロス(商品の欠品)をさせないことを最前提として加盟店に強要してる。
だからこそ、セブンイレブングループが小売業界で君臨してるのではないでしょうか?
そんな業界を風刺っぽく書いた私の小説「風越峠 見返り桜編」をぜひ読んで欲しいものです。