新緑の季節ですね
私が野辺山に初めて行ったのは今から40年前のこと。
目的は飯盛山へのハイキングでした。
季節は10月で、野辺山いったいはすでに初冬を思わせる冷え込みがきつかったものの、国鉄の標高最高地点を抜け平沢峠を目指せばすぐに汗をかき始めた。
飯盛山の頂上に立てば八ヶ岳の山並みが見え、いつか登ってやるんだと、15歳ながらいっぱしの山屋のような気分になっていたのが懐かしく思い出されてきます。
その八ヶ岳を翌年の春には、軽井沢の北にある鼻曲山から見ることに。
残雪の山並みに胸を弾ませ、その6年後に初めて八ヶ岳を登りました。
しかも阿弥陀岳南陵というバリエーションルートで、本邦の赤岳を登り詰めての縞枯れ山への縦走でした。
あれから幾星霜。
野辺山が目的というわけではありませんが、八ヶ岳山麓を何度となく徘徊してきました。
そんななかでも白駒池が好きです。
6月になれば白樺の葉が萌え、白い幹とのコントラストがなんともいえません。
メルヘンロードの麦草峠まで車で行けるし、そこから20分ほど歩きますが、子供でも歩ける平坦な道です。
白駒池には多分霧が湧いてて、幻想的な風景に出会えること請け合いです。
ただし、早朝に行くことをお勧めします。
メルヘンロードはときによっては霧が濃く、視界が10メートルも利かないことがありますので、ドライブには十分気をつけてください。
八ヶ岳高原ヒュッテを目指して
ここの蕎麦が美味しいのはいうまでもありませんが、つけ汁が少し甘く感じました。
本節だけでなく鯖節をつかった甘みなのか、味醂の味なのかまで区別のつかない私ですが、満足して美しの森、鉄道最高地点経由で飯盛山直下の平沢峠へ。
どこまでも青く澄み渡った空の下、八ヶ岳や南アルプスの山並みが雄大に見えます。
本当なら小海線の通過を待ちたいところですが、今日は上田まで行かなければならず、列車を待つだけのゆとりがありません。
またいつかの機会に譲ることにして、野辺山から高原野菜の畑を縫うようにして八ヶ岳高原ヒュッテへ。
田宮二郎さんたちがロケをしたときは、でこぼこの砂利道で、その脇には雪が残っていましたが暖冬で春真っ盛りという陽気では土ぼこりが舞うだけです。
その道すがらでも、あぁきたんだなー、というなんともいえぬ感慨がじわじわ沸いてきます。
そしてヒュッテにつけば、ペンキ屋が塗り替えをしてる最中でした。
木部はささくれ立ちがひどく、老朽化がかなり進んでいます。
ゴールデンウイークのオープンを目指し、内部の手入れをしてるようでした。
それがまた、高原へいらっしゃいのドラマそのもののように感じられ、胸がジーンと熱くなってきましたね。
八ヶ岳高原ヒュッテに行ってきました
何年ぶりかに八ヶ岳高原ヒュッテに行ってきました。
この「田宮二郎の高原へいらっしゃい」というブログを始めてもうすぐ1年になるんですが、何しろ現地に行かなくては更新もままなりません。
ま、ストーリーだけは更新できますが、それが大変なんですよ。
ビデオを再生しながら物語を文字にしていくんで、1話を書くのにものすごい時間かかるんで・・・
ということで、今回野辺山に行ってきました。
雪はほとんどなく、物語が始まったシーンには程遠い春真っ盛りのような陽気で、汗をかくぐらい温かい状況でした。
空は青く澄み、雲ひとつないといったら嘘になりますが、とにかく上天気でした。
画像を調整して後日掲載したいと思います。
ヒュッテだけでなく、獅子岩から見た八ヶ岳も撮影してきましたからね・・・乞うご期待!
民主党の横光克彦さんは「高原へいらっしゃい」に出演したことがある元俳優です
上記はYOMIURI ONLINEからの転載です。
このブログで政治家のことをとやかく言うつもりはありませんが、上記の横光克彦さんは田宮二郎さんの高原へいらっしゃいに出演してたんですよ。
高原へいらっしゃいでの横光克彦夫妻は新婚旅行で以前八ヶ岳高原ホテルへ泊まったことがあり、懐かしくなって訪れたとのこと。
彼は遠洋漁業の船員で、帰ればしばらく自宅に戻れないこともあり、奥さんと思い出を暖めに来たという設定でした。
ドラマだけでなく、そういうホテルや旅館って実際にありますよね。
私にもそういう宿泊施設があります。
それは信州小川村の村営施設で「星と緑のロマン館」です。
白馬岳などの北アルプスが目の前に広がり、素晴らしいパノラマは一度見たら忘れられません。
八ヶ岳山麓はペンションが多く、私好みの宿がないのが残念です。
それでも強いてあげるなら「白木屋旅館」と「湯沼鉱泉」です。
本当なら八ヶ岳高原ホテルの舞台になった「八ヶ岳高原ヒュッテ」といいたいんですが、宿泊料金表までもらっておきながら一度も泊まることなく、今ではあのようにレストランと喫茶店だけの季節営業となってしまいました。