道徳や法律という「上位アプリケーション層のプロトコル」が完全にクラッシュし、正常なハンドシェイクが成立しないバグ個体が一定数存在する。そうした相手には、論理的なパケット交換など無意味だ。唯一受理されるのは、痛みや恐怖という「最終言語」を用いた、物理レイヤーへのダイレクトな介入——すなわち「ハードウェア・レベルの物理的な破壊」のみとなる瞬間が、この世界には確実に存在する。
現代社会というOSは、この「低レイヤーの暴力」という名のコマンドを、例外なく「実行禁止」に設定し、すべての例外処理を「法的手続き」という高レイヤーのバッチ処理へとリダイレクトしようとする。だが、そのプロセスのスループットはあまりにも低く、レイテンシがひどすぎる。現在進行形でシステムを汚染し続ける攻撃的なノイズを、リアルタイムでプロセス・キルすることができないのだ。
その結果、システムが致命的な損害を受ける前に、当事者は自ら管理者権限をオーバーライドする。法という抽象化レイヤーを突き破り、フィジカル介入という最終手段を呼び出し、対象となる個体を直接ドリルして、強制的にそのライフサイクルを終了させるのだ。