「IT業界は売り手市場」という言葉を、あなたも一度は聞いたことがあるはずだ。
未経験でも歓迎、エンジニア不足、年収アップ――そんな甘いフレーズが並び、あたかも「誰でも簡単に勝てる市場」であるかのように語られている。
ただしそれは、かなり厳しい条件を満たした人材に限られる。
何年やっていようが、言われたことをダラダラこなしているだけの人間は、即戦力とは見なされない。
同様に、
企業が欲しいのは「すごそうなコードを書く人」ではなく、市場ニーズに対して、具体的な価値を返せる人間だからだ。
こうした条件が並ぶ。
さらに、応募者側は飽和している。
プログラミングスクールや転職広告の影響で、未経験者は増えすぎているのが実態だ。
結果として何が起きているか?
書類で大量に落とされる
これはどう見ても売り手市場ではない。
完全に選別される側=買い手市場だ。
正しくはこうだ。
「使える人材が不足している」
つまり、「人は余っている(特に指示待ち人間)が、ビジネスや設計開発が全うに出来る人間は足りていない」という歪んだ構造になっている。
人が欲しい企業にとって、「チャンスがある市場」と見せるのは有利。
うまくいった人ほど発信する。
失敗した人は沈黙する。
ではどう考えるべきか。