文殊山(365m)82回目
関東・甲信越は記録的な大雪による被害に見舞われて、本当に大変なようです。
謹んで、お見舞い申し上げます。
56豪雪(1981年)の時は、私の集落も3m近い雪で孤立し、バスや電車も全く動かず。
近くの商店にはほとんど食料品がなく、吹雪の中10km先のスーパーまでキスリングを背負って買出しに出掛けた記憶が今も鮮明に残っている。
あの時は雪捨て場となった福井城址のお掘に巨大な雪山が出現し、GW頃まで残っていました。
普段雪に慣れている福井でも一夜で1m積もればかなり混乱するはずなので、雪にあまり慣れていない関東の方はどんなに大変だろうか想像できない。
文殊山
一方雪国の福井はといえば、まるで場所が入れ替わったほど雪がない。
今年はまだ1回も雪かきしておらず、こんな雪の少ない冬は何年ぶりだろうか?
小雪が舞う天気のせいもあるのだろうが、先客は1台のみと寂しい。
建設中の公衆トイレも雪が少ないせいで、順調に進んでいるようだ。
12:15 二上登山口(標高26m)
小雪がちらつく中、長靴に目出し帽といつもの格好でハイク開始。
尾根に出ても雪のゆの字もない。
路面は相変わらずドロドロ。
特に階段付近は土砂が削られたせいか、以前より蹴上が高くなってきた感じがする。
半田コース合流点付近になってようやく路面に雪が出始めてきた。
雪はすっかり凍っていて、歩くたびにミシミシっと音がする。
音がするのは重さのせい?(笑)
12:50 七曲合流点(標高248m)
この付近で駐車場でお会いした後続の常連さんに道を譲る。常連さんはほとんど音がしないので、やっぱり重さのせいだった(笑)
七曲に入ると雪が少なくなり、
いつもは吹き溜まりで雪の多い文殊霊泉分岐も路面が露出。
やっぱり今年は暖冬なんだな。
13:05 小文殊(室堂)(標高296m)
先行された常連さんが引き返してきた。この先は凍結しているので、今日はここまでだそうだ。
その言葉通り、小文殊から先の稜線部は冷たい風に吹き晒されるせいか、バリバリに凍結。
表面に粉雪があったのであまり滑らなかったが、濡れているとほとんどアイスリンク状態。
スパイク長靴か軽アイゼンがあった方がベター。
今年はもう雪が降らないのかな? 残念。
13:27 大文殊(山頂)(標高365m)
タイムは1時間12分。山頂には誰もいなかった。
温度計を見ると、気温はマイナス3℃。
少し晴れ間が出てきて福井市街は望めたが、
奥越方面はガスで全く見えず。
会議室(避難小屋)で食事にしよう。
今日の山めしは、野菜たっぷり味噌ラーメン。
もちろん2玉ですがなにか。
ようやくM川翁が登ってきたので、一緒に降りることに(14:13)
凍結しているので、特に下りは要注意。
ツボ足の場合、なるべく雪の少ない端っこを歩いたり、小股でチョロチョロ歩いた方がいい。
またどうしても凍結した部分を歩かざるをえない場合でも、できるだけフラットな面を選び、路面に対し垂直にそっと足を置くようにする。
つま先やかかとから着地したり、地面を蹴るような足運びだと間違いなく転倒します。
14:28 小文殊(室堂)(標高296m)
M川翁は登ってきた常連さんと話しこまれていたので、お先に。
14:38 七曲合流点(標高248m)
この先もしばらく凍結路が続く。
半田コース分岐を過ぎると凍結部分はなくなるが、今度は泥で滑り易いの気が抜けない。
泥が靴底にへばりつくとほとんどグリップしないので、凍結路以上に怖い。
15:03 二上登山口(標高26m)
下りは50分。
上部はバリバリに凍っていたが、着実に春が近づいているようで、雪山が楽しめるのもあと僅か。
お天気さん 関東にはもう降らなくていいから、こっちに降ってよ(笑)
やっぱり、山っていいね!
文殊山(365m)(二上コース)
標高差339m
登り 1時間12分、下り 50分、TOTAL 3時間
今年4回目・通算82回目+1
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