昭和天皇が愛した越前蕎麦 うるしや
今日は曇りの予報でハイクに行きたかったが、午前中所用があって断念。
という訳で恒例?のランチグルメを堪能しよう(笑)
うるしや
越前市京町1丁目にある文久元(1861)年創業の老舗蕎麦屋。
通称寺町通り沿いにあり、すぐ近くには總社大神宮や国分寺がある。
駐車場はお店の前に6台ほどある。
越前国府探訪 後編
屋号は元々漆(うるし)の販売を生業にしていたことに由来し、
うるしやの主が武生曙座演劇場の世話役を兼務していた際、東京から公演に来た歌舞伎役者の「越前のそばは喉越しが悪い」という不満を耳にし、一念発起し蕎麦屋を開業したそうだ。
このうるしやの蕎麦が有名になったのは、戦後間もない昭和22(1947)年。
昭和天皇陛下が北陸行幸で来県された際に、同行していた越前市出身で宮内庁主厨長の、”天皇の料理番”と称された秋山徳蔵氏が、うるしやの蕎麦を進上。陛下は全てお召し上がりになられ、おかわりまでご所望されたという。
東京に戻られてからも、「あの越前の蕎麦は…」と度々お言葉にされたそうで、ここから越前蕎麦という名前が広まったともされる。
うるしやの蕎麦は昭和天皇のみならず、福井出身の俳優宇野重吉氏や、
作家の司馬遼太郎氏など多くの著名人に愛された。
約25年前に一度暖簾を下したが、越前蕎麦の歴史の原点が消えつつある状況に、
福井出身の原崎衛氏(文七衛門商店)が立ち上がり、令和元(2019)年に再開された。
店内には骨董品や、越前和紙、越前漆器、越前焼などといった伝統工芸品が多数。
床は趣のある洗い出し。
お店のおすすめはお得なランチセットメニュー。
名代おろしもしくは田舎風おろしに、天ぷら、焼き鯖寿司が付いている。
こちらは土日祝限定の天ぷら、小鯛寿司のセット。
小鯛とは、若狭名物の酢締めした連子鯛(れんこだい)
天ぷら・焼き鯖寿司・名代おろしセット大盛(2,110円)
蕎麦大盛は+330円。
名代そばは新蕎麦の十割蕎麦で、まずは何も付けずにそのまま食べる。
新蕎麦の香りと爽やかな風味が鼻の中を通る。
本来、名代おろしは辛味の効いたおろし汁に付けていただくそうだが、
でも私の場合、やはりぶっかけて食べた方が好み(笑)
京都の老舗、原了郭(はらりょうかく)の黒七味と一味もたっぷりと。
黒七味は白ごま、唐辛子、山椒、青のり、けしの実、黒ごま、おの実の7種を、から煎りして細かく挽いた後、丁寧に揉みこむことで黒い色になるそうだ。
天ぷら盛り合わせは、海老、茄子、南瓜、獅子唐、舞茸の5種。
塩や蕎麦味噌(無料)を付けていただく。
焼き鯖寿司も肉厚で美味しい。
〆は濃厚な蕎麦湯。
ごちそうさまでした。
支払いは現金かクレジットカードのみ(電子マネー、QRコード決済は不可)
うるしや
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。
↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
という訳で恒例?のランチグルメを堪能しよう(笑)
うるしや
越前市京町1丁目にある文久元(1861)年創業の老舗蕎麦屋。
通称寺町通り沿いにあり、すぐ近くには總社大神宮や国分寺がある。
駐車場はお店の前に6台ほどある。
越前国府探訪 後編
屋号は元々漆(うるし)の販売を生業にしていたことに由来し、
うるしやの主が武生曙座演劇場の世話役を兼務していた際、東京から公演に来た歌舞伎役者の「越前のそばは喉越しが悪い」という不満を耳にし、一念発起し蕎麦屋を開業したそうだ。
このうるしやの蕎麦が有名になったのは、戦後間もない昭和22(1947)年。
昭和天皇陛下が北陸行幸で来県された際に、同行していた越前市出身で宮内庁主厨長の、”天皇の料理番”と称された秋山徳蔵氏が、うるしやの蕎麦を進上。陛下は全てお召し上がりになられ、おかわりまでご所望されたという。
東京に戻られてからも、「あの越前の蕎麦は…」と度々お言葉にされたそうで、ここから越前蕎麦という名前が広まったともされる。
うるしやの蕎麦は昭和天皇のみならず、福井出身の俳優宇野重吉氏や、
作家の司馬遼太郎氏など多くの著名人に愛された。
約25年前に一度暖簾を下したが、越前蕎麦の歴史の原点が消えつつある状況に、
福井出身の原崎衛氏(文七衛門商店)が立ち上がり、令和元(2019)年に再開された。
店内には骨董品や、越前和紙、越前漆器、越前焼などといった伝統工芸品が多数。
床は趣のある洗い出し。
お店のおすすめはお得なランチセットメニュー。
名代おろしもしくは田舎風おろしに、天ぷら、焼き鯖寿司が付いている。
こちらは土日祝限定の天ぷら、小鯛寿司のセット。
小鯛とは、若狭名物の酢締めした連子鯛(れんこだい)
天ぷら・焼き鯖寿司・名代おろしセット大盛(2,110円)
蕎麦大盛は+330円。
名代そばは新蕎麦の十割蕎麦で、まずは何も付けずにそのまま食べる。
新蕎麦の香りと爽やかな風味が鼻の中を通る。
本来、名代おろしは辛味の効いたおろし汁に付けていただくそうだが、
でも私の場合、やはりぶっかけて食べた方が好み(笑)
京都の老舗、原了郭(はらりょうかく)の黒七味と一味もたっぷりと。
黒七味は白ごま、唐辛子、山椒、青のり、けしの実、黒ごま、おの実の7種を、から煎りして細かく挽いた後、丁寧に揉みこむことで黒い色になるそうだ。
天ぷら盛り合わせは、海老、茄子、南瓜、獅子唐、舞茸の5種。
塩や蕎麦味噌(無料)を付けていただく。
焼き鯖寿司も肉厚で美味しい。
〆は濃厚な蕎麦湯。
ごちそうさまでした。
支払いは現金かクレジットカードのみ(電子マネー、QRコード決済は不可)
うるしや
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。
↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
- 関連記事
-
- コロッケ定食@国八食堂 2024/12/23
- 昭和天皇が愛した越前蕎麦 うるしや 2024/12/21
- おろしとろろ大盛@遊亀庵かめや 2024/12/19
- 中華そば&カツカレー@お多福食堂 2024/11/20
- ナポリタン大盛@凡凡軒 2024/10/06