”あゆむくん”で富士写ヶ岳(942m)
そろそろ雪山シーズンも終了の雰囲気。本当に今年は雪が少ない。
シーズンが終了する前に、是非ともこの山に登っておこう!
富士写ヶ岳(942m)
福井-石川県境にある山で、昨年の5月に大内コースから1度登っている。
この時期は大内コースに至る旧R364が冬季閉鎖中なので、ほとんどの方が我谷コース(わがだに)を利用。
我谷コースの方が大内コースより距離が長いので急登箇所は少ないようだが、標高が100mほど低いので標高差は約800m(汗)
少し気合を入れないと返り討ちに逢いそうなので、これまでなかなか足が向かなかった。
竹田から石川県に入り、我谷ダムへ。
このダム湖のほとりに登山口がある。
残念ながら駐車場はないので、路肩の広くなった箇所に路註させていただく。
土曜日ということもあって、先客が7台停まっていた。
9:28 富士写ヶ岳我谷コース登山口(標高約156m)
無雪期の標準タイムは2時間だが、積雪期はだいたい2時間半から3時間が標準のようだ。
今日の目標タイムは、自分の亀足を考慮して4時間と言いたいところだが、頑張って3時間半に設定。多分無理だと思うが…
まずは名物の赤い吊り橋を渡って対岸へ。
かなりしっかりした造りで、私が歩いても全然揺れませんでした(笑)
ダム湖の水も少なめ。やはり雪が少ないせいだろうか?
左手前方に山容が見えるが、富士写ヶ岳はあのさらに向こうのようだ。
吊り橋を渡りきったら、右へ。
林道を歩いていく。
1分ほどで林道と別れ、登山道へ。
”あゆむくん”は持参したが、トレースがしっかりあるのでツボ足で進んでいく。
出だしの急登はまずまずの調子。
15分ほどで急登終了。
山頂はまだまだ先。ふう~
前方に鉄塔が見えてきた。
10:03 鉄塔(標高約325m)
立ったまま軽く息を整え先に進む。
この付近で後続のハイカーの足音が聞こえてきたので道を譲る。
すると単独行の男性から、「ブログやっている方ですよね!?」と声をかけられる。
ザックに付けた”あゆむくん”で分かったそうだ。
同じ福井から来られたピーさんという方、このブログで”あゆむくん”を知って購入。
今日がその初めてのハイクだそうだ。”あゆむくん”売れてますね。山研工業さん、なんかくれるかな?(笑)
先行されたピーさん、あっという間に見えなくなってしまった。
次第に路面に新雪が増え、ツボ足だとズルっと滑り易くなってきた。
10:40 小リス平付近
ここで”あゆむくん”の装着を兼ねて小休止。
”あゆむくん”のおかげで、快調に進んでいく。
路面に”あゆむくん”の跡が出てきた。ピーさんも履かれたようだ。
雪はすっかり落ちていて、裸の木々ばかり。
今日は樹氷は見られないのかな?
予報通り、日差しが出てきた。
今日は午前は曇りだが、午後からは晴れの予報。先行者のトレースをちゃっかり利用させていただき、晴れた山頂を目指す作戦だ(笑)
ブナ林に入っても樹氷は見られず。
ヤセ尾根に差しかかる。
危険な箇所はないが、右側には雪庇、左側は急斜面なので慎重に。
ここは視界が開けるので、福井平野が望める。
ようやく富士写ヶ岳山頂も見えてきたが、まだまだかかりそう。
この辺りで続々と下山者とすれ違い始める。
トレースありがとうございます(笑)
山頂に近くなるにつれ、ようやく樹氷が出てくる。
小さいながらもエビのしっぽも見られた。
最後の直登は一番長く、一番急で息も上がりまくり。
あれが山頂か!?
ここは前峰との鞍部で、山頂はもう少し先だった Orz
今度こそ、山頂だよね。お願い!
12:44 富士写ヶ岳山頂(標高942m)
タイムは3時間16分と目標タイムをクリア。山頂には、ピーさんと4人組のグループがおられた。
風はほとんどなかったが、全体的に雲っていて眺望はイマイチ。
白山も遥拝できなかった。残念。
カップ麺やストーブも持ってきたが、面倒なのでいなりずしのみ。
お抹茶でと思ったデザートも水と一緒にいただく。
ピーさんは山歴1年もたっていないそうだが、冬の富士写ヶ岳に登られるとはスゴイ!
また山でお会いしましょう!
ピーさんと入れ替えで登ってこられたソロの男性。
chari-zoさんというこの方も福井の方で、ブログやヤマレコをされていて、このブログをご存知だった。
だんだん雲が取れてきた。
お~ あれは文殊山!
写真では分かりにくいが、南丈競山の避難小屋もはっきり望めた。
名残り惜しいがそろそろ降りよう(13:32)
山頂直下の直登箇所は急なので要注意、って言っている尻からコケてしまう。
そしてコケると強制的に尻セード状態。 お~ 楽しいけど、誰か止めて~
しかもその尻セード状態を、chari-zoさんに激写されていた(笑)
ヤセ尾根に差しかかる頃には、青空が広がる。
もう少し山頂に居ても良かったかな?
この付近で先に降りていかれた4人組に追いつく。お先に~
14:37 鉄塔(標高約325m)
登山口まで20分ほどだが、ここで小休止。
最後の急坂になると、ダム湖が見えてきた。
まだ滑り易い箇所があるので、”あゆむくん”を履いたまま降りていく。
ようやく吊り橋まで戻ってきた。
15:10 富士写ヶ岳我谷コース登山口(標高約156m)
下りは1時間38分。
帰りに丸岡温泉たけくらべに立ち寄り、汗を流す。
帰る際、顔見知りの女性とバッタリ。どこの山か尋ねられたので富士写ヶ岳と答えると、「私たちもよ。 あ~あ、あのデストロイヤーの!」
先ほどの4人組の中にいたようで、私が目出し帽を被っていたので分からなかったそうだ(笑)
今回はトレースがしっかりしていたので、迷うことなく登ることができた。
今度はシャクナゲのシーズンにまた来よう!
やっぱり、山っていいね!
富士写ヶ岳(942m)(我谷コース)
標高差786m
登り 3時間16分、下り 1時間38分、TOTAL 5時間42分
今年1回目・通算2回目
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