TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹

文楽(人形浄瑠璃)と昭和の日本映画と麻雀漫画について書くブログ

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 麻雀漫画における「奇跡」と「理論」

今回の「天牌」を読むと、ほんまりう『麻雀激闘録3/4(よんぶんのさん)』(竹書房, 1984-87)で登場した「王牌打ち」「ツモ牌相打ち」「王牌打ち」を思い出す。 ┃ 山を予知するという奇跡 「王牌打ち」「ツモ牌相打ち」は、端的に言うとツモってくる牌の連…

 今週の「天牌」のアオリは「何気ない選択が呼ぶ卓上大激流ッ…!!」

これが鳴門の渦潮やで〜〜!! というわけで来賀友志+嶺岸信明「天牌」、ヤマ牌層理論なる謎の麻雀理論が登場。天牌キャラで理論で押してくる奴が出てくるとは、北岡先生でも想像できませんでした〜〜っ!! しかも理論と名前が結びついてなくて全然意味わか…

 裏プロ雀鬼

明崎和人 [原作] + 一の瀬正 [作画] グリーンアロー出版社 1985 全2巻(1巻:無頼覇道編のみ読了) ┃あらすじ 霧の横浜港沖で、海に血のように赤い薔薇の花束を投げ込む男がいた。彼の名は三日月次郎。凄腕の雀ゴロである。この冷たい海の下にいるのは、雀ゴ…

 今週の「天牌」のアオリは「遥かなる頂点 見据える一打ッ!!」

デコのテッカテカぶりではドングリにもひけをとらないあのお方も登場。来賀友志+嶺岸信明「天牌」、瞬チャン、てっきりメンバーファッションでアメブラをお盆にのっけて「いらっしゃいませ〜!」とかやってるのかと思ったら、鳴海ハンとマンツーマンの新人研…

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片山まさゆきデータブック『スーパーズカン』の通販をご利用いただきましたみなさま、ありがとうございました! 相方・じ〜とともに厚く御礼申し上げます。 予想以上のご好評をいただきまして、ふろく「片スポ3」は配布を終了いたしました。現在はPDF版が通…

 近代麻雀 2009年10月15日号

「その格好が勝負服か おもしろい奴だ」って……、おもしろい奴すぎまんがなーーーー!!! 来賀友志+嶺岸信明「ゴロ」、安斉クンは勝負服を着て出陣。安斉vs伊原の勝負がはじまりました。その安斉クンの服がなんていうか、光GENJI的な、あまりに光GENJI的な。…

 新宿の黒雀

志村裕次 [原作] + 鳴島生 [作画] リイド社 1985 初出:掲載誌等不明、1978年度作品 全1巻 ┃あらすじ 新宿・要町の小さな店「しゃこたん」は、ママのもてなしが気持ちのいい北海道料理店。不器用そうな板前・龍が作る「しゃけだいこん」がこの店の名物となっ…

 今週の「天牌」のアオリは「狙うは単独での優勝。鳴海、瞬、脇迫。勝ち切るのは…!?」

先週の天牌、よく読んだら座順は 住田→瞬→鳴海 で山越しできんやんけ!!! 一巡しとるんかと思たわ!!! 瞬チャン、メンゴ!!! そんなこんなでステップ杯は1000点をアガった瞬チャンが優勝。いや、それはいいんですよ。今週の天牌最大のニュースは 「瞬…

今週の「天牌」のアオリは「白熱の大阪編!! ステップ杯、最高調!!」

脇迫ぉぉぉぉ〜〜ッ!!!! 瞬も鳴海ハンもまとめていてもうたれッッ〜〜〜!!! 瞬チャンはその牌を最後まで止めきれなくなってしまったのか。ヌルい相手と打ち過ぎて腕が落ちたな。一方、同点トップなど意味なしと見逃した鳴海ハンは来賀的勝ち組。大阪…

 煌々たる雀星

井上孝重 竹書房 1990〜1991年 協力:馬場裕一 近代麻雀オリジナル 1989年10月〜1991年10月掲載 全3巻 第1巻「小島武夫伝」1989年10月〜1990年4月掲載 第2巻「田村光昭伝」1990年6月〜1991年1月掲載 第3巻「灘麻太郎伝」1991年3月〜1991年10月掲載 ┃概要 麻…

 近代麻雀 10/1号

「ゴロ」、おもしろすぎ。超イキイキした展開、来賀嶺岸の本領発揮。何より窪田さんの麻雀維新会が「麻雀武装集団」っていうのがすごすぎる。「武闘派麻雀集団」でも「麻雀理論武装集団」でもなく「麻雀武装集団」とは、完全なる来賀ワー(ル)ド。何を「武…