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劇団『すきっす』参加の稽古場日記13～演出の顔見れない、声を聞きたくない、そして本日の決意！

カテゴリ：演劇・小説・絵
この記事にコメントする！comment数：0：『2006年02月』19日

　はい、最悪のタイトルです。悲しいけど、これ事実なのよね。あ、ビール一本飲んでから書いてます。

　先日は、寝不足という原因はあると言えど、怒りで怒髪にまで達していた私です。メールで意見や思いは伝えたのですが、相手（演出の女禍さん）の反応は気になります。そもそも、メールじゃ気持ちは送れないのに、相手がケロってしていたら、どうしようか？と考えたり…。

　なんつーか、面倒臭い人間なのですが、怒り、じゃないですが、心境は穏やかじゃなく、また、昨日の事を考えたら、演出さんの顔を見る事が出来ませんでしたし、声を聞くと、心の柔らかい部分に影響します。

　そんな心境で、多分、外から見れば不機嫌だったでしょう。でも、心が持ち直す事は、難しそうですし、「やる事はしっかりやろう」と思い、テキパキとアップをして、無駄な時間を過ごさないようにしてました。

　しかし、態度は悪かったと思います。自分が演出なら絶対許さない態度でしょう。そして、演出さんの事を、「企画責任者は、社長だと思っている。」とか言いながら、自分はよい社員の態度、ポーズをしてなかった訳です。演出さんに、「場を締めてくれ」と言いながら、自分では、締めようとする態度をとってなかった訳です。

　一応、最年長者の私なので、おじさんが動けば、周りにも影響があるのじゃないかな？声だして行こう、声だして。

　それで、今日は演出さんとシーン練習をしました。まだ、揃っていないメンバーは、リース（役名：男性）が代役してくれました。見た目、不機嫌な私でしたが、シーン練習の間は、今思えば、無茶苦茶楽しかったと思います。先日書いた、話していて稽古回数が減るというのも、心境の変化で随分と変わります。私には、必要無い、関係無いと思われる話では、自分の演技や動線を確認してました。その確認は、必要な事な訳で、結局、時間を有効に使えるか、どうかです。必要っぽい話は聞いてました。

　また、演出さんのシーン練習は、すごく新鮮でした。彼女が大学に入学してからは、ブランクか空白期間はあるとは言え、大体しってましたが、シーン練習をする機会は、ほとんどなかった訳です。それで、私の動きを、演出さんが演技で追ってきた時、瞬間的には、分からなかったのですが、今、思えば、目茶苦茶トキメイていました。新鮮なのと、嬉しいのと。

　役者のタイプや性質は違うかも知れませんが、同じシーンをやっていて、楽しいのは相性は悪くないのではないだろうか？（無理矢理にでも前向きに考える）

　そして、その後は、個人練習になりました。台詞の動きを考えたり、台詞の読みを考えたりしてました。3周くらいは、台詞を読んだかな？演出さんは、ミズヲとのシーンを練習していました。それを眺めていて思ったのは、「ちょっとヤバイのじゃないかな？」と。二人のシーンは、物語の核心な訳で、外から観れないのは、危険だと。

　そう思ったので、稽古終了後にDV（デジタルビデオカメラ）を用意出来るぞ。という内容のメールを送りました。

　それで、今日は、途中で抜ける人が多かったので、自由解散になったので、19：00に抜けました。ちょっと、稽古を続けても、煮詰まったし、気持ちを入れ替えないと、続きそうになかったし、心が下降曲線だったので、抜ける事に。

　帰りは、ちょっと研究室によってから、BOOKOFFによりました。色々、105円の漫画を買ったのですが、一冊エロい漫画を買ったら、それだけ値段が高かったので、店員さんに確認されました。しかも、女性。

　そ、そんな確認いらねえよ！エロい漫画がちょっと高いのは、知っているし！

　で、そんな赤面体験（別に赤面してませんが）を経て、875円分買いました。50円のクーポン券が発行されました。クーポンが結構貯まってきたな。

　明日からの決意

　家に、帰って、お風呂に入ろうとしていると、演出さんからメールが来ました。先日送った稽古への意見への返信です。まさか、来るとは思ってなかったです。

　そんで、一通返信をしたのですが、結局は、心が拗ねている返信だったと思います。その返信を送ってから、返信が来るまでの間考えたのは…。

　いつから、こんなに嫌な人間になったのだろうか…？

　という事でした。思えば、昔の私は、下心や、偽善であるという可能性は踏まえても、優しい人間でした。自分の売りは、優しさだと思ってました。しかし、いつの間にか、優しさが失われたとも思わないのですが、細かい言ばかり気にして、不器用なのに、器用な振りをしたり、卑怯になったり、卑屈になっていました。

　そして、そんな思いは、全く芝居に役立ちませんし、前向きじゃありません。もっとも、心の闇の部分は、創作活動には必要なのですが、何か、それとは違う、自分の傷に立ち向かわなかったり、逃げたり、誤魔化したり、闇でもない何かです。

　メールの返信待ちの間は酒飲んでませんよ。

　だから、芝居にもっと純粋に立ち向かっていた頃を思い出し、その時のように立ち振る舞おうと。4回生の頃かな？と思いましたが、当時は、色々、追い込まれていて、あまり、正常だと思わないので、もっと、昔、2,3回生の頃を思い出します。体力向上に積極的な頃でした。今は、体力を増やす事よりも、有効な使い方を考える方になっています。稽古の初期に筋力トレーニングに消極的だったのは、そのためです。

　しかし、そこも覆します。手始めに、カナクギやオズ（ともに役名で男性）に劇団月光斜ＴｅａｍＢＫＣ流の腕立て伏せを教えて貰おう。走りこみをやろう（本当か？）、タバコをやめよう。

　そして、何より大切なのは、全身全霊で優しくなる事です。こういう態度は、変なのかも知れませんが、捻くれている時や普通の時も変な私なので、折角だから、良い方の変になって置きます。

　そもそも、思う事や、考え方は間違ってない（ハズな）ので、出し方を帰れば、大丈夫なはずです。優しく接して、これ、相手が気が使うとか考え出したら、キリがないですし、そういう風に使う気は、良い気でしょう。

　そして、それは人生に及ぶ

　すぐに来世とか、死後の世界とか、相対性理論とか模倣子とか言ってしまう私ですが、それらの可能性はまた考えるとして、やりきってこその人生でしょう。何があるか分りません。生きていれば、傷つく事があたりまえで、一生かかっても不可能な事もある訳で、その辺りの事が納得出来れば、私は、大人になれ、そして、強くなれます。

　今は、テンション高くて、勢いの良い事を書いてますが、自分と未来の可能性を信じて頑張る次第です。多分、凹むし、傷つくし、泣きたくとなる事もあると思いますが、それは、おそらく自分で作り出した宿命。こうなる事も自分で決定した事の結果です。

　でも、なんか、テンション上がったら、自分の首を締める事をやりそうだな…。頑張ろう。もっともっと、広く、遠く、大きく、優しく、温かく、強く、弱く、誠実に、そして、信じる。人生が面白くなって来ました。