き‐しょう〔‐シヤウ〕【気性】
気質
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気質(きしつ、temperament)とは、人間や哺乳類などの動物の集団が先天的にもっている刺激などに反応する行動特性である。
- ^ エルンスト・クレッチマー (1977) [1921] (ドイツ語). Körperbau und Charakter : Untersuchungen zum Konstitutionsproblem und zur Lehre von den Temperamenten. Auflage. ASIN 3540082131. ISBN 978-3540082132:Körperbau und Charakter: Untersuchungen zum Konstitutionsproblem und zur Lehre von den Temperamenten - Google ブックス
- ^ Gesamturteile über Körperbau und Charakter im Kontext von Intuitionismus, Holismus, Organizismus (PDF)
- ^ エルンスト・クレッチマー、斎藤良象(訳)、1944年(昭和19年)、『体格と性格』、肇書房 ASIN B000JB23LO
- 1 気質とは
- 2 気質の概要
気性
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穏和そうな外見もあり、大人しめの印象を与えるが、それとは裏腹に負けず嫌いで毒舌家な一面も知られている。 車中で池田蔵相と宮澤秘書官の議論が感情的になり、外は土砂降りなのに池田が宮澤に「宮澤、車を降りろ!降りんのか。小島(正一、池田の秘書)!宮澤をつまみ出せ!」と怒鳴り、宮澤も「私は降りません」と最後まで食い下がったこともあった(倉山満:嘘だらけの池田勇人)。池田の通夜において、宏池会事務局長で後に大平正芳のアドバイザーを務める伊藤昌哉が、宏池会会長の前尾繁三郎に対して「宏池会から総理総裁候補を群生して出すようにしてほしい」と述べたとき、宮澤が「それはおかしい。池田の後は複数ではなく単数だ」(あくまで前尾中心の派であるべきとの意)と口をはさんだことから、宮澤と伊藤の応酬が取っ組み合い寸前まで至り、前尾が仲裁して収まったこともある。1970年代の外務大臣在任時、ソ連の古強者グロムイコ外相との北方領土交渉では、のらりくらりと話をはぐらかそうとするグロムイコを恫喝して席につかせたという伝説がある(『北海道新聞』でグロムイコが「なんと頑固か」と述べた)。また1984年3月、当時64歳だった宮澤は立正佼成会の会長秘書を騙る自称「ジャーナリスト」の男(当時54歳)とホテルで面会、ナイフを突きつけられた上、30分にもわたる取っ組み合いをし、灰皿で殴られるなど全治3週間の負傷をしながらも、一人でその男を取り押さえたという事件がある。 一部の部落民が部落外に転出して出世するや否や、自己の生まれを隠蔽し始める風潮があることを苦々しく思っていた部落解放運動家小森龍邦による「宮澤喜一の父親(宮澤裕)は被差別階級の出だ」との発言に対し、宮澤は激怒した。『芸備人権新報』(1999年9月10日号)には、「(小森)……ここにいたって、宮沢と同じ、被差別者の立場にありながら、 自らと同じ運命にあるものをもけちらさねばならぬ状況に落ち込んだという べきでしょうね……宮沢のことを知る人は少ないのですが、かれの出自は、いまも親の代の住居が、福山市の松永というところの金江という山奥に、ひっそりと残っていますが、まあ、被差別民もしくはそれと同然の立場と言うべきだったでしょうね……」とある。 御厨貴によると宮澤は頭が良過ぎて他者を見下したような態度を取るため慕う人があまりにも少なかったという。
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「気性」の例文・使い方・用例・文例
- 進取の気性に富む男
- 彼は穏やかな気性だ
- 激しやすい気性
- 彼は進取の気性に富む人である
- 一途な気性
- 通気性のよい建物
- 通気性のある布地でできた上着
- この油布は防水であるだけでなく通気性もよい。
- 彼は浮気性だ。
- 彼は以前から浮気性なところがあった。
- あなたは私が気性のきつい性格だと思いましたか。
- 彼女はその気性を祖父から受け継いでいる。
- 彼女はあの激しい気性を抑えたほうがいい。
- 彼は進取の気性を持つ男だ。
- 彼の気性は手に負えない。
- 人の気性はさまざま。
- あなたのおばあさんは気性のさっぱりしたいい方ですね。
- 怒りっぽい気性の男.
- 激しい気性と平和を愛する心とは共存できない.
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