STAP細胞の論文への疑義で渦中の理化学研究所・小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は、高校時代から“不思議ちゃん”だった。論文の一部盗用に「やってはいけないとの認識がなかった」と仰天告白した小保方氏。高校時代の同級生からは、やっぱりうそつきだった――という妄想&虚言癖を指摘する声も出た。
小保方氏は私立の進学校・東邦大付属東邦高校(千葉県)出身。ある同級生は当時の小保方氏の強烈な印象を明かす。
「ひと言で表すと“不思議ちゃん”。友人と話すときも1人でガーッとしゃべって、相手の話は聞かず、会話が自己完結して最後に満足そうに『ウフフ』と笑う。そんなお花畑にいるようなメルヘンな人でした」
男子バレーボール部のマネジャーとなった後、同級生の男子2人を巻き込む騒動を起こしたこともあったという。
「A君にはストーカーのようなことをしてましたね。『私はA君の彼女なの。一緒に帰って、こないだは家にも行った。A君の部屋は階段を上がった2階にあって…』と具体的に話すので、A君にみんなが問いただしたんです。そしたら『一緒に下校したこともないし、家に来たこともない』。妄想、虚言の癖があるとみんなわかったから、仲の良かった女子の友達も離れていった」(前出の同級生)
A君との仲が現実には進展しないとわかると、別のバレー部の同級生B君に“乗り換え”。そこでも同じことの繰り返しに。当時から小保方氏の巨乳は男子の間でも有名で、“巨乳の不思議ちゃん”として知られるようになったという。
STAP細胞論文の記者会見に華々しく登場したときも、高校の同級生の間では賛辞と同時に批判の声も上がっていた。
「バレー部の件を知っている人からは『でも、うそつきだったよね』という声が最初の会見のときから出てました。その後、論文の盗用、コピペなどの話が出て『やっぱりね』となりました」(別の同級生)
10代のころから虚言癖があったとなると、研究者として以前に、人間性の問題ともなってくる。