大阪・泉大津市長選(15日投開票)が8日告示され、NHKから国民を守る党の立花孝志党首が泉大津駅前で第一声を行った。

 兵庫県知事選で斉藤元彦知事の再選をアシストしたことで、注目を集めた立花氏は生まれ故郷の泉大津市長選に電撃出馬。駅前は立錐の余地もない1000人近い聴衆で埋め尽くされた。アンチも集まったことで、小競り合いも起きる中で、立花氏は抗議のプラカードを掲げた男性を壇上に呼び寄せ、マイクを握らせての討論バトルも開催した。

 公約にふるさと納税の寄付額10倍増やインフルエンサーを招いてのシャッター街解消、ゴミ袋の無料化などのほか、NHK受信料問題やテレビの偏向報道に対し、「テレビチューナーを捨てた人には補助金を出す」とぶち上げた。

 市長選には3選を目指す現職で無所属の南出賢一氏が立候補し、一騎打ちとなる公算だ。