日本スーパーマーケット協会/岩崎会長「来年度は商品マスターの統一にチャレンジ」

2024年12月23日 11:52 / 経営

日本スーパーマーケット協会(以下:JSA)の岩崎高治会長は12月20日の記者会見で、「来年度は年収の壁の解消に加え、流通合理化、商品マスターの統一にチャレンジしていきたい」との意向を示した。

<JSA岩崎会長>
JSA岩崎会長

商品マスターの統一に関し、経済産業省が今年から、メーカー、卸、小売りの関係者を取りまとめ、検討会を開催している。年明けに向けて、対応策を発表する予定だ。

製配販が、一つのコードで商品を識別できない現状、定番品と限定品が同じJANコードだった場合などの確認は、手作業で行われている。

商品マスターの統一は20年来の課題だが、長年停滞していた。しかし、人手不足が続く中、店頭のサービスを維持するには、取り組まざるを得ない状況にあると製配販が危機感を共有しているという。

なお、検討会にはイオンライフコーポレーション、サミットなどが参加している。

取材・執筆 鹿野島智子

スーパーマーケット3団体/「年収の壁」に関する提言を発表

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