東海大学文学部教授 河井孝仁
昨年12月17日に行われたうぐいすリボン浜松講演会で行われたパネルディスカッションのコーディネーターを務めました。内容は性的表現などを理由とするアニメへの規制をどのように捉えるのかという問題が中心になっていました。なかなか楽しい意見交換ができたのですが、そのときの感想などを含め、漫画・アニメ・ゲーム等に対する表現規制の問題について何か書くようにという荻野さん指令がありましたので、ちょっと考えたことなどを記してみたいと思います。 パネルディスカッションを終えた後に「豊かなコンテンツのための裾野としての多様性を保持するために一律規制は疑問。自主規制の際の透明化の必要性なども議論。面白かった」というツイートをしたのですが、今も同じ考え方をもっています。