FXを基礎から学ぼう!FX初心者向けガイド
第3章 FXの利益の出し方は?
為替差益
簡単に言うと、円高のときに買って円安のときに売る。その差額分が利益、つまり差益となります。FXは外国為替を商品とした取引ですので、為替差益ということになります。
例えば、米ドルの為替レートが80円のときに買って、82円のときに売ると、2円の為替差益が出ます。ただし、80円のときに買って、予想とは反対に動いてしまい78円のときに売った場合、2円の為替差損が出ます。
また、FXは売りからも取引できるため円安のときに売って、円高のときに買い戻すことで為替差益を得ることができます。(第2章 参照)
円安と円高
為替の動きを見る上で、よく「円安」・「円高」という言葉を耳にすると思いますが、一体どういう意味なのでしょう?
- 円安
- 日本円の価値が外国の通貨よりも低くなること=外貨高
- 円高
- 日本円の価値が外国の通貨よりも高くなること=外貨安
たとえば、1ドルが100円の場合と80円の場合を考えてみます。日本円の価値は、「1ドルを交換するのに必要な日本円が●円です」の●の部分を表しており、100円で交換できるより80円で交換できるほうが日本円としての価値は高いといえるでしょう。
つまり、ここでは、1ドル=100円が円安、1ドル=80円が円高に当たります。
スワップポイントによる利益
スワップポイントとは、FX取引における通貨間の金利差調整額のことで、簡単に言えば金利の低い国の通貨に対し金利の高い国の通貨を買うと受取ることができます。
ただし、金利の低い国の通貨に対し金利の高い国の通貨を売ると支払いが発生しますので注意が必要です。
例えば、右図のように、日本より金利が高いオーストラリアの通貨を買うとスワップポイントを受取ることができ、逆に売ると支払いが発生します。
- ※
スワップポイントは金利情勢により日々変動しますので、受取りが約束されるものではありません。また、今まで受取っていたスワップポイントが、ある日を境に支払いに転ずる場合もありますので注意が必要です。
お取引にあたっての手数料等およびリスクについて
- 「ダイワ365FX」の取引手数料は、無料です。ただし、売気配と買気配には、差額であるスプレッドがあります。
- 「ダイワFX」の取引手数料は、無料です。ただし、当社が提示するBid(売値)とAsk(買値)には、差額であるスプレッドがあります。
- 「ダイワ365FX」、「ダイワFX」を行なうには、証拠金を預託いただく必要があります。必要な証拠金は、当社が定める計算式によって算出されます。また、必要な証拠金は、通貨ペア(通貨の組合せ)やその通貨の価格によって変化しますので、本取引額の証拠金に対する比率は、常に一定ではありません。
- 「ダイワ365FX」、「ダイワFX」では、一定の証拠金を担保に、その証拠金以上の取引ができます。この時の証拠金に対する取引額の倍率を「レバレッジ」と呼び、「ダイワ365FX」、「ダイワFX」における最大レバレッジである25倍を選択された場合、必要な証拠金の目安は取引額に証拠金率4%を乗じることにより算出されます。したがって、お客さまに預託いただいた証拠金を上回る取引を行なうことができるため、証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。
- 「ダイワ365FX」、「ダイワFX」は、取引対象である通貨の価格変動により取引価格が変動します。また、取引対象である通貨の金利変動により金利差相当額(スワップポイント)が受取りから支払いに転じることもあります。通貨の需給の偏りにより、スワップポイントが金利差を反映せず、買付けた通貨の対象国の金利が売付けた通貨の対象国の金利よりも高い場合にもスワップポイントを支払うことになる場合があります。したがって、元本や利益を保証するものではなく、損失が発生することがあります。
その他ご留意事項
- [ダイワ365FX]お取引に際しては、必ず「ダイワ365FX」に係るご注意、契約締結前交付書面、口座設定約諾書、お客さま向け資料の内容をよくお読みください。
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