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2024年 12月 29日
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ラグビーの聖地として知られる東大阪の花園ラグビー場。 近年、荒れ果てた芝の最悪のグラウンドコンディションを映像で晒してしまう状態となっています。 今年秋になってようやくメディアが記事にし始めましたが、 【J3・FC大阪が本拠地撤退の危機、「新スタジアム完成しないなら」…東大阪市とペナルティー付き協定締結へ】 (2024/11/23 読売新聞) なぜかこの花園ラグビー場問題については マスゴミの動きが非常に悪い物となっています。 では、具体的に何があったのか。 まずは簡単な流れです。 ―― 2018年11月 東大阪市が株式会社FC大阪のホームタウンに指定される 2019年11月 株式会社FC大阪が花園第二グラウンドに観客席数5,000席以上の新スタジアムを建設し、 これをホームスタジアムとする構想を提示 2020年4月 株式会社FC大阪が東大阪市の所有する花園ラグビー場の指定管理者に内定 2020年6月 株式会社FC大阪がJリーグにJ3参入を申請したと発表 Jリーグ側には花園第一グランドがホームスタジアムであると説明し 勝手にFC大阪のメインスタジアムとして花園第一グラウンドを使用 2021年6月 株式会社FC大阪が「23年3月末までの新スタジアム建設」を条件に 花園第一グラウンドの使用を認めて貰う覚書を市と締結 2022年11月 FC大阪がJ3昇格決定 2024年4月 いつまで経っても花園第二グラウンドの建設どころか整備すらされない状態から 東大阪市議会でもFC大阪問題の追及が止まなくなる FC大阪「27年3月末までに作る予定」と新たな時間稼ぎを開始 2024年12月23日 東大阪市の野田義和市長とFC大阪 花園ラグビー場 第二グラウンドに5,000席の観客席を有するスタジアムを令和10年 (2028年)3月末までに建設する内容で協定を再締結 ―― ざっくり書いてしまいますと、 株式会社FC大阪が花園第二ラグビー場を再整備して市に寄付した上で これをホームスタジアムとするからと東大阪市を騙して 指定管理者の一つにまでなって委託管理費(年約1.2億円)も市から貰いつつ 当初は使わないと言っていたはずの 花園第一グラウンドをホームスタジアムとして乗っ取ってしまった問題です。 (芝もサッカー用に短くカットして使用している) おまけに花園第二グラウンドの方は 指定管理者のはずの株式会社FC大阪が 全く管理にお金を使おうとせず、 壊れた観客席がそのまま放置され荒れ放題。 そのおかげで怪我人まで出しているほどの荒れようとなっています。 以下、実際に花園第二グランドを見た方のXのポストから あまりにもひどい状態なので画像は控えますが、 壊れた椅子がスタンド裏にうち捨てられており、 壊れたスタンドから抜け落ちたボルトも放置されていて グランドのスタンド近くの芝に転がっているような状態です。 市民から「草刈りすらやっていない」などの苦情も寄せられる程になっています。 挙げ句には 【花園ラグビー場にJリーグが制裁…東大阪市長「市民の誇りがこのような扱いを受け、怒っている」】 サッカーJ3・FC大阪の本拠地・東大阪市花園ラグビー場の観客席の屋根がJ2以上の基準を満たさず、Jリーグが制裁を科したことについて、野田義和市長は29日の定例記者会見で、制裁の解除を求めた。 FC大阪は9月下旬、J2のクラブライセンスを取得。しかし、同ラグビー場の観客席はJ2の試合開催に原則として求められる「3分の1以上が屋根で覆われていなければならない」との基準を満たしていない。そのため、Jリーグは同様の問題を抱える他のクラブと共に、制裁として、スタジアム名公表や11月末までの改善策提出を要求した。 記者会見で、野田市長は「市民の誇りがこのような扱いを受け、怒っている。屋根への対応に応じる考えは一切ない」と述べ、制裁取り消しをJリーグに求めた。取り消されない場合、FC大阪がJ2に昇格しても、Jリーグに提出するホームスタジアムの確認書に「サインしない」と述べた。確認書が提出されなければ、FC大阪は同ラグビー場を試合で使用できなくなる恐れがある。 FC大阪は、12月1日にJ2昇格プレーオフ準決勝を予定している。同ラグビー場の問題について、担当者は「課題解決に向け、努力していく」とコメントした。 (2024/11/30 読売新聞) 花園第一グラウンドがJリーグのスタジアム基準を満たしていないとして Jリーグが「制裁対象スタジアム」として制裁を科す決定をする事態に至っています。 なぜ株式会社FC大阪がここまで東大阪市を騙し続けてなお居座れているのでしょうか? ブログ主が市長ならばFC大阪がチーム消滅となろうと 問答無用で花園ラグビー場から追い出します。 野田義和市長(2007年から現職、2023年には大阪維新の会に鞍替え)は 株式会社FC大阪の相談役を務めてきました。 そのためなのか株式会社FC大阪にスタジアム建設する気が見られない中、 ずっと東大阪市による株式会社FC大阪への優遇が維持され続けてきました。 最近になってようやく株式会社FC大阪による 花園ラグビー場乗っ取り問題が報じられ始めると、 野田義和市長は株式会社FC大阪の相談役を降りて他人のフリを始めましたが、 引き続き株式会社FC大阪を優遇するかのような内容で協定を再締結して 時間稼ぎを続けているというのが現状です。 株式会社FC大阪がとっととスタジアムを建設してしまえば解決する話ではあるのですが、 最初からスタジアムを建設する気はないと見て間違いないでしょう。 読売や産経に記事にされたこともあり、 12月23日に野田義和市長と株式会社FC大阪によって再締結された協定書ですが、 ・期限が2028年3月末まで引き延ばされた ・建設するとしているスタジアムの具体的仕様が不明 ・スタジアムの仕様が決まっていないので具体的金額も不明 ・スタジアム建設の資金調達方法も不明 ・2028年3月末までにスタジアムの建設を完了できないと東大阪市が判断した場合に 花園ラグビー場の施設をFC大阪のホームとすることを認めないことができる (判断基準不明) という程度の内容です。 こんなものは協定書と呼べるような内容のものではありません。 ましてスタジアムを建設する気がないのはほぼ確実です。 一応なんとなく4~50億円と言われるスタジアムの建設費用について、 株式会社FC大阪は今更クラファンやりたいだのなんだの ごちゃごちゃとした言い訳を並べていますが、 一言でまとめるのなら「その建設費のほとんど全てを寄付で集める」プランだからです。 そんなもの実現できるはずがありません。 そしてこれまでと同様、さらに花園第二グラウンドは放置され荒れ続け、 花園第一グラウンドもそこらの河川敷の草スポーツ場のような ぐだぐだなコンディションになって荒れ果てていく事でしょう。 では株式会社FC大阪と野田義和市長の狙う着地点はどこか? おそらくは最終的に税金でスタジアム建設をさせるというところであろうと思います。 それ以外に株式会社FC大阪によるスタジアム建設を可能にする手段が無いからです。 今回取り上げた野田義和市長(維新)と株式会社FC大阪による 花園ラグビー場乗っ取り問題については Jリーグというもの自体の構造的な問題によるところも小さくありませんが それについてはまた別に書きたいと思います。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2024-12-29 16:08
| 政治
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