このブログでは、「ひきこもり」についてずっと考えてきたのですが、
ここ数ヶ月で、「終わりなき再帰性から、事後的な分析へ」という枠組みが形になってきました。
そこで、社会学・精神分析・現代思想などから、どうしても参照しておきたい諸概念について、いくつか解説を引用してみます。 【これを記している今日は11月12日ですが、引用・転載はこのブログの11月6日以降に。 なるだけ皆さんと議論を共有したいので、今後も適宜、同じような作業をしたいと思います。】
解説は欠けたり不足したりしていますが、これから少しずつ読書や考察を進めてみます。
- 「制度」(参照1)(参照2)(参照3) institution (仏、英) (ガタリ、ジャン・ウリ、メルロ=ポンティ)
- 「制度における、制度による、制度に対する方法論」 institution (仏) (フェリックス・ガタリ、ジャン・ウリ、フェルナン・ウリ)
- 「抽象機械」 machine abstraite (仏) (ガタリ)
- 「再帰性」 reflexivity (英) Reflexivität (独) (ギデンズ、社会学)
- 「事後性」 deferred (英) Nachträglichkeit (独) après-coup (仏) (フロイト、精神分析)
- 「遡及的」 retroactive, retrospective (英)
- 「社会的行為」 social action (英) (ウェーバー、パーソンズ、社会学)
- 「失錯行為」 bungled action, parapraxis (英) Fehlleistung (独) acte manqué(仏) (フロイト)
- 「自由連想」 Freie Assoziation (独) free association (英) (フロイト)
- 「労働過程」 Arbeitsprozeß (独) labour process (英) (マルクス、経済学批判)
- 「対象化〔Vergegenständlichung〕 = 対象剥離〔Entgegenständlichung〕」 マルクス
- 「公正さ」 fairness (英) (ロールズ、政治哲学)
- 「享楽」 jouissance (仏) (ラカン、精神分析)
- 「欲望」 désir (仏) (以下、精神分析)
- 「症状(症候)」 symptom(英) Symptom (独) sinthome (仏、ラカン)
- 「超自我」 Über-Ich (独) superego (英) surmoi (仏)
- 「死の欲動」 Todestrieb (独) death instinct (英) pulsion de mort (仏)
- 「反復強迫」 Wiederholungszwang (独) repetition automatism (英) automatisme de répétition (仏)
- 「欲動」 Trieb (独) drive (英) pulsion (仏)