Code:Realize ~創世の姫君~ 第12話 「ぬくもり」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2017/12/24

Code:Realize ~創世の姫君~ 第12話 「ぬくもり」(最終回)

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(C)IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY・Code:Realize PROJECT

ルパンが約束通りにカルディアを盗み出す!

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秋アニメ「Code:Realize」の最後の感想をお届けします♪(*´ω`*)
私のブログでは美少女アニメを中心に感想を書いているので、この作品のような
女性向けアニメをピックアップして感想を書くことは少ないのですけど、PV映像を
見た時に私好みの雰囲気を感じたために珍しく感想を書いてみました。
もうここまで見て、私が期待していた以上に良かったので満足しています♪


「フフフフ♪見て、父様。僕、役に立ったでしょ?だから、僕を愛して!父様!!」
フィーニスがカルディアの力を目覚めさせようとするところから始まるのですけど、
どうやら彼はファザコンみたいで父親の愛情に飢えているようですね。
父親のアイザックはカルディアばかりご執心だったから嫉妬していたのかもしれない。
とにかく、これで最終回なのでどのような決着を見せてくれるのか楽しみでした♪

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「ルパン・・・・・・ルパン・・・・・・私・・・・・・私・・・・・・あなたに触れたいっ!」
カルディアは天球儀の中に取り込まれた時にアイザックの記憶を垣間見ます。
そこで自分も父親と同じように誰とも関わらずに孤独に生きようと思ったものの、
ルパンと過ごした日々の事を思い出すと寂しさが溢れてきていたかな。
今の彼女はもうルパンがそばにいないと耐えられなくなっているのは確かです。

「言っただろ?必ず盗み出すって。」
この後、ルパンがカルディアを天球儀の中から救い出していたから流石です。
やっぱりヒロインがピンチの時に助けに来てあげるのがヒーローですよね♪
しかもフランの計算したギリギリのタイミングに合わせて救っていたようですし、
こういうところは流石にプロの大泥棒といったところでしょうか。

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「はははは♪ついに私は神となった!ここにCode:Realizeは成し遂げられた!」
ついにアイザックが幻影体のような姿でカルディアとルパンの前に現れますが、
子供達の事を出来損ない呼ばわりしていたからとても冷たいお父さんだよ(汗)
ただ、アイザックの過去の回想を見ると、なぜ優しかったお父さんがこんなにも
狂気に満ちた性格に変貌しちゃったのかが分かるような感じでしたね。
たとえ娘のカルディアが説得しようとしても、父を元に戻すのは難しそうでしたわ。

「何か気が抜けるなぁ~。」
「悪いやつじゃないんだよねぇ。でもまぁこういう形で再会したのもまた運命。」
インピーとフランは簡単にネモの身柄を拘束していたから笑ってしまいました。
ネモって天才的な頭脳を持っているけど、腕力の方はからっきしダメみたいね。

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「あんたは自分の力に溺れすぎた。奢りすぎた。俺達の勝ちだ!」
「なぜ分からん!?誰かが愚かな人間を導いてやらねばこの世界はいずれ壊れる!
人知を超えた存在が必要なのだ!」

「たしかに人間は愚かかもしれない。それに弱くて身勝手だ。でも、必死にもがいて
変わろうとしてるやつだっている。」

「貴様ら人間に変わることなど出来るはずがない!」
「お前が思うほど人間に絶望する必要なんてねぇんだ。終わりにしようぜ。アイザック。」
ルパンがアイザックと討論をした後で天球儀を爆破させたことで形勢逆転します!
いったいいつの間にこれだけの爆弾を飛行艇内にセットしていたんでしょうね!?
この手際の良さなんかも彼の特徴かもしれません。

「おのれ・・・・・・こんな・・・・・・こんなところで・・・・・・」
「お父様・・・・・・」
結局、アイザックの野望は崩壊した天球儀とともに潰えてしまいました。
カルディアとしてはこんな形でお父さんとお別れするのは悲しいかもしれませんね。
でもまぁ彼女の体内の毒はお父さんの天球儀によって消えたようなものですから、
その点だけでも彼は娘の役に立って退場してくれたような気がします。

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「居場所なんて無い。存在する理由なんて無い。だって僕はもう役目のない人形だ!
誰にも愛されない!用済みのガラクタ!」

「そんな事ない!そんな事・・・・・・そんな事、言わないで。私があなたを愛するから!
だから生きて。あなたは私の弟。私のたった1人の家族。一緒に生きよう。フィーニス。」

「本当にあなたは出来が悪いな。・・・・・・お断り・・・・・・だね。さようなら。僕の姉さん。」
カルディアがフィーニスを救ってあげようとしますが、彼は父親に見捨てられた事で
絶望したのか、自ら彼女の手を解いて奈落の底へ転落していきましたわ(涙)
でもフィーニスは最後にカルディアから温かい家族としての愛情を受けられたのは、
嬉しかったかもしれませんね。
今回のカルディアは父のアイザックに対しても、弟のフィーニスに対しても、自分の
想いを必死に伝えていたのが印象に残りました。

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「これでやっと俺だけのものにできる。お前の全部、俺が貰うぜ。」
「うん。世界が終わっても、愛してる。」
「俺も愛してる。」
ルパンが負傷で逃げられなくなった時にカルディアも残ろうとしたのは素晴らしい♪
どんな時でも愛する人のそばにいたいと思っていたのでしょう♪
そして、2人が触れ合いながらキスをするシーンもとっても素敵でした♪
セリフも感動的で胸がキュンとしてしまいましたゎ♪(*´ω`*)

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「良いのですか?」
「彼女から目を離さないで。命ある限り。次はないわ。」
騒動が収束した後、破壊されたロンドンの街は徐々に復興していっていました。
きっとこれからもヴィクトリア女王が復興に全力を上げてくれるはず。
あと、サンがイデアから派遣されてきたギネヴィアと戦いそうになっていましたが、
とりあえずサンがカルディアを見守っていくことで一時休戦となった感じかな。

ドラクロワ二世がいつの間にかカノジョを作っていたからちゃっかりしています。
付き合う相手はエティなのかな?
ということは、彼もカルディアと出会った事で幸せを掴んだと言えそうですね。

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「誓うぜ。いついかなる時もお前のそばにあり、その心を生涯奪い続けてやる。」
「私もずっとあなたのそばにいる。この生命が続く限り。」
「愛してるぜ。カルディア。」
「愛してる。ルパン。」
最後にルパンとカルディアが結婚式を挙げるシーンが描かれていたのでビックリ!
主な視聴ターゲットの女性ファンの中には推しキャラを応援する人も多いと思うので、
乙女系アニメではヒロインが誰と結ばれるのか曖昧な形で終わらせたりしますけど、
この作品では明確にルパンとカルディアのハッピーエンドで描ききったのが凄い。
まぁ結婚エンドならメインヒーローとヒロインが結ばれるのは無難なところでしょうね。
とにかく、恋愛物語としてきちんとまとめてくれたのは良かったです。
2人にはいつまでも幸せに過ごしていってほしいですね♪(*´ω`*)

★総評★
乙女系アニメでもこの作品ではヒロインが毒を宿している設定にされていたために、
男性キャラとの過度な触れ合いを抑え気味に描いていたところが珍しかったです。
それゆえにヒロインと男性キャラ達との心の繋がりが逆によく伝わってきました。
最後はハッピーエンドで締めてくれたのが何といっても良かったです。


あと、アクションシーンは乙女向けアニメとしては見応えのある描写になっていたし、
物語がセカイ系的な展開になっていたところも予想以上で驚かせていただきました。
乙女系アニメの中でもなかなかの傑作に仕上がっていたような感じがします。
クリスマスの時期の最終回ということで、素敵な恋愛アニメを見た気分になりました♪(*´ω`*)

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