Code:Realize ~創世の姫君~ 第06話 「イリーガル・レース」
「飛行船の改造?そりゃあ出来るけど。」
「それは良かった。実はブラック・ギャザリングで優勝していただきたいのです。」
今回はサンがルパン達に飛行船レースへの出場を勧めるところから始まります。
そのレースの優勝賞品が「アイザックの遺稿」らしく、ルパン達としてはアイザックの
手がかりを得るためにも出場しないわけにはいきません。
いつものルパンなら賞品を泥棒するほうが手っ取り早そうですが、探偵のショルメが
賞品を警備しているとなると正攻法で入手するしかなさそうかな。
とりあえずルパンは前回のバトルでショルメに対し苦手意識を持ったみたいですわ。
そういうわけで、今回はルパン達が飛行船レースに出場するお話となっています。
「改造、上手くいきそう?」
「うーん。色々試しているんだけど、まだちょっと馬力が足りないんだよね。」
飛空船レースとなると、メカに強い発明家のインピーの技術力が必要です。
インピーはルパンが調達してきた飛空船の整備を始めるのですが、彼の力でも
レースで優勝出来るような高速飛行船に改造するのは難しいみたい。
てか、その前にルパンがどこから飛行船を拝借してきたのかが気になったよ(笑)
あと、インピーが月に行きたい夢を語っていましたが、今の彼は凄い飛行物体を
実用化させているので結構可能性のある夢かもしれませんわ。
とりあえず彼は小さい頃に師匠からメカに関する技術力を受け継いだようです。
彼の回想を見ると、子供の夢や希望を持ったまま大人へと成長したように思えました。
「インピー!頼むぞぉぉぉー!(汗)」
「あの男、ここまで抜けているとは、私の予想以上だったな。」
インピーはレースの当日になっても飛行船の改造が完了できなかったのですけど、
そこでルパンとヴァンは冷たく文句を言っていたから酷いです(苦笑)
インピーはたった1人で飛行船の改造をやってくれていたのだから、ここはせめて
慰めの言葉の1つでもかけてあげたらいいのになぁ~。
何だか、このメンバーの中でのインピーの立場が分かったような気がします(^ω^)
「お待ちどー♪真打ち登場だぜぇー♪」
しかしながらインピーがレース開始前に何とか改造を完了させていたから偉い!
さすが発明家なだけあって、メカに関する技術力は目を見張るものがあります。
これなら土下座までする必要はなかったかもね(苦笑)
あとは彼の改造によって飛行船がどれだけ速く飛べるのかが気になりました。
「素晴らしい!実に素晴らしい船だねぇ!」
「おぉ♪あんた、分かってくれる♪」
ネモという科学者がインピーの改装した飛行船を褒めてくれていました。
インピーとしてはルパン達から蔑まれているだけに、ネモのように自分の技術を
褒めてくれる人がいると嬉しくなっちゃうものかもしれませんね。
あと、インピーが飛行船を「インピーさんと姫と下僕達号」と名付けていたのが面白い。
せめてこういう時くらいはルパン達にやり返したい気持ちがよく表れてますわ。
ただ船の操舵にはチームワークが必要なのに、これで大丈夫なのか心配でした(^ω^)
「ご覧あれー♪我が天才的技術力ー♪♪♪」
ルパン達の飛行船はネモの飛行船から砲撃を受けてピンチを迎えます。
おまけにルパンが胴元の飛行船を盗んだせいで、胴元から懸賞金をかけられるわ、
他の参加者達から一斉に攻撃されちゃったりもして大変ですわ。
これならまだショルメと戦ってでもアイザックの遺稿を盗んだ方がマシだったかも(笑)
「ヴァン。好き勝手に暴れていいぜ。」
「インビー!あとで覚えておけ!(怒)」
ただ、インピーもこのままやられたままでは終わりません。
ヴァンを鉄砲玉のように扱って、白兵戦を仕掛けさせていたから策士ですわ。
インピー特製ヘルシング砲というネーミングセンスに苦笑いです。
もう駒扱いにされたヴァンがインピーの事を恨んじゃうのは確実でしたね(笑)
「大丈夫。インピーなら出来る。ゴールすることも、月に行くことも。」
「ありがと♪カルディアちゃん♪その言葉があれば百人力ってね♪」
ヴァンが強敵だったネモの飛行船をも墜落させていたのはグッジョブでした!
これだけ頑張ってくれたのだから、優しく彼を回収してあげてほしい気もする(笑)
インピーはメンバーの中ではノリの明るさもあって良い味付け役になっていますわ。
今後はインピーとヴァンのやり取りがどうなるのか楽しみになってきました。
「一緒にいると楽しくなる。一緒にいると夢を見たくなる。この先、どんな事があっても
きっとこの日は・・・・・・・・・・・・私にとって大切な思い出♪」
レースの結果はルパン達が見事に優勝の栄冠に輝いていました。
これで目的だったアイザックの遺稿が手に入ったし、めでたしめでたしかな。
それと、皆が優勝に喜ぶ姿を見ると、賞品以上の達成感を得られたように思います。
これで皆の絆が深まってくれたら、レースに出場した甲斐があったといえそうですね。
今回はインピー中心のエピソードということで明るいお話になっていました。
もう随所に笑わせてくれるシーンがあったので、とても面白かったです。
私は今回のエピソードを見て、さらにこの作品が好きになりましたわ♪(*´ω`*)
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