2017/12/10

Code：Realize ～創世の姫君～　第10話「約束」

（C）IDEA FACTORY／DESIGN FACTORY・Code：Realize PROJECT

ルパン達がセントポール大聖堂に潜入する！

「まぁ、全くの無人ってわけにはいかねぇよな。」
ルパン達が黄昏の本拠地セントポール大聖堂に潜入するところから始まります。
しかし敵の黄昏側も全ての侵入経路を見張っているのでそう簡単に進めなさそうだ。
そこで、ここではドラクロワ二世が露払い役を自ら引き受けてくれたから頼もしい！
さすが強い吸血鬼なだけあって、次々と刺客達を倒していたから強いです！
今回はさっそく冒頭から激しい戦いで幕を開けていたのでワクワクして見ていました。

「この先に進まれては困るのだよ。」
「アレスター・・・・・・（汗）」
ルパン達の前にアレスターという黄昏のNo.2の人物が立ちはだかってきます。
ヴァンにとっては元上官ということもあって、かなり手強い相手ですわ。
もちろん他の刺客達も襲い掛かってきているので、苦しい戦いが続きそうでした。
それでもルパン達は素晴らしい奮闘ぶりを見せてくれていましたし、カルディアも
特訓で身に付けた格闘技を繰り出していたから褒めたいな。

乙女系アニメの中でもこの作品はヒロインが男性陣に守ってもらうばかりではなく、
ヒロイン自らが戦ったりするところに珍しさがあると思います。

「ん！？」
「私がお相手いたしましょう。」
「伯爵！？」
サンが押し込まれているヴァンに代わってアレスターと戦おうとします。
ヴァンでは手の内を知り尽くされているので、これは良いバトンタッチかな。
あくまでヴァンの本命はフィーニスを倒す事にありますからね。

おそらくサンもまたいずれは所属元のイデアと対峙する時がやって来ると思うので、
もし元同僚達と戦いにくい場合にはヴァンに代わってもらうといいかもしれませんね。
でもサンの場合はヴァンほど苦手意識は持たなそうな感じもしますわ。
彼のバトルを見ると、メンバーの中では最強ではないかなぁっと思えるほどだもん。
それにしても本当にこのアニメはバトルシーンも見応えがあるなぁっと感じます。
さらに男性キャラ達がカッコ良く見えちゃう♪(*´ω｀*)

「馬鹿デカい天球儀か！？」
「これがお父様の秘密？Code：Realizeと呼ばれているもの？」
「ふふふ。少し違うね。待っていたよ。姉さん。ようこそ。全ての始まりの地へ。」
ルパン達が大聖堂の中心部に辿り着くと、ようやくフィーニスと相まみえます。
フィーニスがヴァンに精神的な言葉攻撃をしていたら相変わらず性格が悪い（苦笑）
でも、その直後にフィーニスがサンによって瞬殺されちゃったから唖然としました。
この時は見掛け倒しもいいところだと思ったよ。
まさかこんな形でボスクラスの彼があっさり終わるとは思わないですもんね。

「お望みなら殺されてあげようか？ヘルシング。」
「どうなってやがる！？」
「姉さんは怪物・・・・・・・なら弟もまた怪物なのは当然でしょ？」
当然、あのフィーニスがこんな簡単に退場するわけもなく復活してきます！
しかも彼のクローンが他にも何体も存在していたので異様さが増してきました。
アイザックとフィーニスの本体が天球儀みたいな装置ということも驚きでしたし、
かなり壮大なダーク・ファンタジーな展開になってきた感じがしました。

とりあえず「Code：Realize」とは科学発展のために戦乱を巻き起こさせることによって
何回も世界を作り変え続けることを意味するらしい。
お父様のために働くホムンクルスが存在したり、神の力を手に入れようとしたりと、
ちょっとだけ「鋼の錬金術師」の終盤が脳裏によぎって見てしまいます。

「ダメだよ。姉さんは僕のものだ。誰にも渡さない。僕達は1つになるんだ。
これでようやく父様に愛される。」
「カルディア。俺を信じろ！カルディア！必ず！必ずお前をまた盗み出してみせる！
だから信じて待ってろ！」
「分かった♪信じる♪だから必ず・・・・・・必ずまた。」
ルパンはカルディアがフィーニスに連れ去られそうになったので助けようとしますが、
結局邪魔されてしまって失敗に終わります。
それでもカルディアに盗み返すと言ってあげていたのが素敵だったかな。
泥棒紳士の彼らしいセリフだと思います。
とにかくこの大聖堂では決着せずに、また新たな舞台が用意されていそうですね。
ルパン達がどのようにカルディアを救い出せるのかが今後の注目でしょうか。

「目の前にあったはずの夢が、願いが、今はどこにも見えない。戦果は果てなく
燃え続ける。神の望むままこの世界を焼き尽くすまで・・・・・・。」
最後にロンドンの街に毒がバラ撒かれて、さらに大きな被害が出ていました（汗）
あの狂気的な科学者ネモもフィーニスに手を貸しているようだし、まだまだ黄昏の
勢いは衰えそうになさそうですわ。
カルディアを取り戻す事も大事ですが、街の人々を救う事も重要かもしれません。
とにかく、ルパンにとってもヴィクトリア女王にとっても大きな山場を迎えているので、
この危機的状況をどう乗り越えていくのかを期待して見ていきたいと思います。