Code:Realize ~創世の姫君~ 第07話 「いつかの許し」
今回からOP映像がかなり変更されているので注目でしょうか。
これが正式な完成バージョンということになるのかもしれませんね。
以前のOP映像は劇中で使われていた映像でもあったので、今改めて見ると
結構ネタバレを含んでいたような感じですし・・・・・・(^ω^)
「カルディアちゃん。どんな様子?」
「愚問だな。自分が何者かをあんな形で突きつけられた。混乱して当然だ。」
今回はカルディア達がアイザックの研究所を訪れたところから始まるのですが、
そこでカルディアは自分がホムンクルスである事を知って戸惑ってしまいます。
当然、ルパン達をはじめとする男性陣はカルディアを心配してあげるのですが、
彼女に突きつけられた事実は変えられないし、どのように彼女に慰めの言葉を
かけてあげればいいのか分からないので心痛な面持ちでしたね。
特にルパンはカルディアが何者であったとしても救ってあげたいと思っていました。
これには彼自身の過去のトラウマに通じるものがありそうだったのが気になるところ。
今回はこのルパンの過去も1つのポイントとして描かれていたので注目でした。
「ルパン!追うってどこに行ったかも分からないのに!」
「だからって何もしねぇわけにはいかねぇだろ!」
「落ち着け。お前が取り乱してどうする?」
次の朝、カルディアが屋敷から姿を消していたので、ルパン達が焦っていました。
この時にヴァンが皆を冷静にさせようとしていたのは良かったです。
ヴァンはメンバーの中では距離感を保っていたりしますが、皆が混乱した時には
良いコントロール役になってくれているなぁっと思います。
カルディアの方は汽車に乗ってウェールズにある自宅へ帰ろうとしていましたので、
ルパン達がカルディアをどのように追いかけていくのかに期待でした。
「知らなくちゃ・・・・・・。私が何者なのか。」
カルディアが家に戻ると、彼女の姿を見かけた村人達から追い立てられますが、
それがきっかけで彼女は似たような体験した過去を思い出すことになります。
どうやらカルディアは昔から村人達から怪物として襲われていたみたいね(汗)
「ごめんなさい。私のせいでエレインまで・・・・・・。」
「良いのよ。エティの事が心配だけど悪いヤツばかりじゃない。」
だた、その時はエレインという女性がカルディアの味方になってあげていたので、
カルディアは涙を流して感謝していたのが印象に残ります。
こういうシーンを見ても、いかにカルディアは孤独で寂しかったのかが伺えます。
しかし安心できる時間は長くは続かず、村人達が強引にカルディアとエレインを
牢獄の中に閉じ込めてしまっていたから酷い(汗)
「怪物・・・・・・。ママの代わりにお前が死ねばよかったのに!(怒)」
カルディアはエレインが体調を崩したので牢屋を抜け出そうとするのですけど、
残念ながらエレインの体力が尽きて亡くなってしまったから衝撃でしたわ。
しかも、娘のエティは母の死がカルディアのせいだと思って厳しい非難の声を
浴びせていたから、これほどカルディアにとって辛いことはないですよね。
3人で幸せに暮らしている時の様子を見ると、余計に胸が詰まりそうになりますわ。
「あなた方のような醜い人々には、この美しい宝石は過ぎたる物。涙に濡れる
麗しき令嬢はこの泥棒紳士アルセーヌ・ルパンが貰い受ける!」
カルディアがピンチの時に助けに来てくれるのはやっぱりルパンになりますね。
お姫様抱っこをして連れ去っていくところを見ても、イケメンらしい風格がある♪
カルディアの毒の体質のために過度なスキンシップはできませんが、このように
最低限の乙女系アニメらしい要素を出してくれているから満足です♪
「お前が何者だろうが、お前にどんな過去があろうが、そんなの関係ねぇんだ。」
カルディアは過去のエレインの死のトラウマからルパンと別れようとしますけど、
ルパンはそんな彼女に自分の過去を語ることで引き留めようとします。
彼もまた過去に義賊としてのイロハを教えてくれた師匠と辛くて悲しい別れを
経験していたようですね。
あと、ルパンがカルディアの事を普通の女の子として見てあげているのも良い。
これはカルディアにとってはとても嬉しいでしょうね。
「この道はダメ。村の皆が待ち伏せしてる。」
「エティ。どうして?」
「・・・・・・ママを死なせたことは許せない。でも怪物とは思っていない。ママはきっと
そう信じていたから。・・・・・・あなたは怪物じゃない。」
そしてさらにエティもカルディアの逃亡を助けてくれていたのが良かったです。
カルディアはちょっとは救われた気持ちになったかもしれません。
これをきっかけに彼女も少しずつ立ち直ってほしいと思います。
『カルディア。我が愛しい娘。もしお前が道に迷ったなら、ロンドンに行くといい。
神への祈りを捧げる場所、セント・ポール大聖堂。そこで私は神への反逆の
準備を始めている。お前の抱く疑問と不安・・・・・・その全ての答えが、お前の
永久の安寧が、大聖堂の地下でお前を待っている。私とともに新たな未来を
歩もう。全てはその計画のために。』
ルパンは列車の中でカルディア宛のアイザックの手紙を読ませてもらうのですが、
そこには怪しい計画の実行を示唆する内容が書かれていたので不安ですね。
しかもすでにロンドンの街に何やら被害が出ているのでとても心配でした。
あと、ここで『Code:Realize』という意味深なコードネームが出てきていましたので、
いよいよ物語の謎の重要な核心部分へと近づいていく感じでしょうか。
はたしてアイザックという人物が何を目論んでいるのかが気になります。
ここで次回に続きます。
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