聖戦士ダンバイン 第16話 「東京上空」
（C）創通・サンライズ
ショウとガラリアのオーラが増大して地上の世界へと導かれます。
ドレイク軍がアの国の国王フラオン・エルフの居城に対して攻撃を始めていました。
まさに下克上といったところかな。でもあのフラオン王のヘタレぶりを見ていると、
謀反を起こしたくなる気持ちも分からなくはないです（苦笑）
むしろドレイクに国王になってもらった方が民にとっては良いかもしれないしｗ
とにかくドレイクはアの国の制覇に乗りかかろうとしていました。
「バーン殿はガラリア以上に走り過ぎだという事をお忘れなく。」
新たに召喚した3人の地上人を実戦に投入する事になりました。
ショット自らブル・ベガーで出陣して彼らの指揮を取る事になります。
これは騎士団の団長でもあり、作戦指揮官でもあるバーンには面白くないところかな。
この辺からバーンの立場がだんだん危うくなってきている様子が感じられました。
「お前は信じてはいる。だがな、ショット・ウェポンに地上人の
機動部隊の扱い方を習うのも良かろうと思ってのことだ。」
ドレイクは実際に戦場を見てバーンの作戦の詰めの甘さを感じていました。
オーラ・マシンと騎馬隊を同時に運用する作戦はまだ創成期段階にあるので、
バーン一人に責任を負わせるのは少々酷なような気もしますがね・・・。
でもバーンが何度もショウのダンバインに苦汁を舐めさせられているのも
事実ですので、指揮権の一部剥奪はやむを得ないのかもしれません。
「バストール以上の力を手に入れ、ドレイクの機動部隊を打ち破りたいのだ。
私の本心をお前は知った。ゼットも知らない事だ。命を私に預けてくれるな？
そうすればこのバイストン・ウェルを手に入れた時はお前は女王だ。」
ショットが自分の野心を恋人のミュージィ・ポーに打ち明けていました。
彼は地上での専門分野の権威としての生活に未練はなさそうでしたけど、
それはこういう大それた野心を持つようになったからなのでしょうね。
今後のショットの動きにも要注目といったところかな・・・。
ゼラーナがドレイク軍からエルフ城を守るために援軍にやって来ました。
でも、あのヘタレ王のために戦うなんて気が進まないですよね～（笑）
ショウが「こりゃ絶望的だなぁ・・・」って愚痴を言うのも分かるｗ
まぁこれもフォイゾン王の意向でもあるし、ドレイクの侵略を食い止めなくては
いけない事を考えると守ってやるしかないかな。ホントご苦労様ですわ(＾ω＾；)
ドレイク軍によるエルフ城攻撃作戦が開始されました。
度重なる失態により指揮官を外されたバーンは危機感を抱いて戦ってました。
このままでは部下達からガラリアよりも低く思われるから名誉挽回したいところ。
「今日のガラリアは違うぞ！？バーン以上の力を感じる。」
ガラリアが乗っているのは新型のオーラ・バトラーのバストールです。
ショウがガラリアから強いプレッシャーを感じていたことからも、彼女のオーラ力が
増しているのでしょう。まぁゼットのオーラ増幅器による効果もあるのでしょうけど。
それに2人とも直撃弾を神技の反射能力で避けていたので凄いなぁって思います！
ショウならともかく、ガラリアまでもが凄いオーラの力を身につけてた！？
もはや今のガラリアはバーン以上の能力と言っても過言ではないでしょう。
ショウのダンバインとガラリアのバストールの激突なのですが、
両者のオーラが増大して眩い光を放っていました。
そしてそのまま2人は戦場から消えていきます・・・。
オーラ・ロードを開くくらいのオーラ力を放出していたみたい。
ここでバイストン・ウェルから場面が移って地上界の様子が描かれてました。
地上ではショウの両親が口げんかをしていましたよ。夫婦関係が悪いみたい。
ショウが家出していると思い込んでいる事を思うと仕方がない部分もあるかな。
でもその時にショウが家に帰ってきたものだから大混乱に陥っていました。
まぁ変なロボットに乗っていたのを見るとすぐに息子だと信じられないか？ｗ
それにダンバインが家を壊しちゃったものだから恐れちゃうよねぇ～ｗ
さらに羽の生えた変な妖精さんを連れていたら普通はビックリしちゃうしｗ
お母さんなんて大きな悲鳴を上げて気絶しちゃってたよｗｗｗ
「父さん！母さん！何で認めてくれないんだ！？」
何回も自分が息子のショウだと訴えても聞き入れてくれませんでした。
特にお母さんはヒステリックなほど拒絶していたのが印象的です。
・・・てか、さっきまで気絶していたのに一瞬で意識を取り戻してた（苦笑）
とにかく、お巡りさんやご近所の人達も集まってきたために大騒動に・・・。
これは家に戻ってきたとしても少々ギクシャクしそうな感じかな(´・ω・｀)
「エルフ城はどこに消えた！？ダンバインはどこだ！？」
一方のガラリアもオーラ・ロードを抜けて東京上空を彷徨っていました。
初めて見る風景に戸惑って、飛んできた旅客機を撃墜しちゃってましたわ（汗）
飛行機をオーラ・シップと思ったり、都庁をお城だと思い違いをしてたのかな？
まぁあまりにもバイストン・ウェルと違う光景ですから仕方ないかも・・・。
当然、ガラリアだけじゃなくチャム・ファウも戸惑っていたのですけどね。
地上はバイストン・ウェルの人達にとっては未知の世界という事なのでしょう。
「ガラリア、聞こえるか？ここは地上だ。人間の住む所だ。」
ショウがガラリアのバストールを落ち着かせるために接近しますが、
ガラリアは地上人のショウの故郷は敵地と同じとみなして攻撃してた！
地上人がバイストン・ウェルに召喚された時はここまで乱さなかったのに、
バイストン・ウェルの人は焦りやすい性格なのかなぁって思ったよ。
今は戻れるかどうか分からない状態で戦っている場合じゃないのにね。
あと、この時のガラリアの体調が悪かったのが少々気になるところでした。
地上で戦っているので少なからず被害者が出るところなのですけど、
その被害が尋常じゃなかったです・・・。（汗）
まるで核爆弾が炸裂したかのような大爆発をしていましたよ。
地上ではバイストン・ウェルの兵器の威力が増大するみたいね。
とにかくこのまま戦っていては地上の人達の被害が大きくなるばかり（汗）
一刻も早く戦闘を止めさせないといけないところでした。
あと、私はバイストン・ウェルの戦闘はどうなっちゃったんだろう？って
思って見ていました。ダンバインがいないと苦戦しちゃうと思うんだけどね。