レコードを買いました
- 2023/02/26
- 23:11
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中古のレコードを買いました。今風に言うアナログレコードです。
私の時代は、カセットテープとCDでしたから、“初めて買ったレコード” となったわけです。
4枚。いずれも110円。
レコードのジャケットっていいですよね。それ自体がひとつの作品です。
まずは1枚目。『こいのぼり』(テイチクレコード)
こどもの日の曲ですね。
- こいのぼり (やねより高い こいのぼり……のほう)
- 楽しいこどもの日
- 背くらべ
- 鯉のぼり (いらかの波と 雲の波……のほう)
内側は、歌詞カードになっています。
ちょっと見にくいですが、右の帯に『山口さんちのツトム君』の紹介があるので、1976年ごろでしょうか。
これは……確かにレコードですね。むしろ新鮮です。
次は、『よい子のクリスマスとお正月』(テイチクレコード)
タイトルのとおり、クリスマスとお正月系の曲です。いつのレコードかはわかりませんでした。
- ジングル・ベル
- きよしこの夜
- サンタクロースがやって来る
- 蛍の光
- お正月
- 一月一日 (いちげついちじつ)
- まりつきうた
- かぞえうた
- ゆき
- 誕生日おめでとう
内側は、絵が飛び出る仕掛けになっています。
前の所有者の名前が書いてありますが、もうおじさんになってしまっているのでしょうか。
歌詞カード。
CD……じゃないレコード2枚組なんですね。
“国家が保証するジス・マーク”
今では……
『およげ!たいやきくん』(キャニオン・レコード,1975年)
テレビ番組『ひらけ!ポンキッキ』(ポンキッキーズの前) の曲ですね。
しかも、ガチャピンとムックって、もういたのですね。
- およげ!たいやきくん
- いっぽんでもニンジン
これ、ジャケットの保存状態がとても悪く、真ん中から破れそうです。
歌詞カード。
片面に1曲ずつというタイプ。まさにシングルレコードですね。
そういえば、たいやきくんといえば、物品税です。
私たちを苦しめている消費税は、1975年の当時はまだなく、代わりに物品税というのがあったそうです。
で、たいやきくんが “童謡” なら物品税は非課税、“歌謡曲” なら課税対象となるルールらしく、いろいろあったのだとか。
今の消費税は、ミソもクソも一緒ですからね。
『北海子供おどりの歌/子供盆おどり歌』(キングレコード,1979年)
盆踊りでは、時間の早い子どもの部と、遅い大人の部に分かれ、『子供盆おどり歌』が子どもの部で使用されます。
私は盆踊りが好きでない子どもでしたが、改めて聴くと懐かしい曲です。
- 北海子供おどりの歌
- 子供盆おどり歌
歌詞と振り付けカード。
ところで、盆踊りの大人の部では、 “北海盆唄” という民謡が使用されるのですが、これにはいやらしい歌詞があり、教育上よろしくないとかで、子ども用の曲を用意したそうです。
余談ですが、大人用である北海盆唄は、私の故郷の三笠市にある幾春別 (いくしゅんべつ) 地区が発祥です。
1971年に “ドリフターズ” がカバーしているので、聴いたことがある人もいるかもしれません。
盆踊り会場の公園。もう活気はない……
そんな北海盆歌のレコードはありませんでした。すでに廃盤なのかもしれません。
どうでもいい昔話が長くなりましたね。
さて、今回のレコードは全て同じようなサイズですが、2種類のタイプがありました。
左が “LP” で、低音質・長時間タイプ。
右が “7インチシングル (ドーナツ盤)” で、高音質・短時間タイプなのだそうです。
音質の違いは、レコードの回転数の違いで、LPの毎分33と1/3回転 (つまり3分間で100回転) より、7インチシングルの毎分45回転のほうが音質が良いのですね。
ビデオテープの “標準モード” と “3倍モード” をイメージすればわかりやすいでしょうか。
レコードを見たことがない人も多いと思うので、サイズ感を出すためにカセットテープとの比較です。
意外とデカいんですね。
私、レコードに針を落とした経験って1回しかないのですが、あれ、いろいろと面倒でした。
今は、再生ボタンをガチャっと押せば、勝手に回り始めて、音楽が再生される時代ですからね。味気ないといえば、味気ないですね。
閲覧ありがとうございました。
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