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ゆるくて熱くなる延長コード


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2021-12-10(金)

熱くなる延長コードのお話です。

まあ、寒い季節になりましたから、延長コードがゆるく暖まってくれたら助かるといえばそうかもしれません。

テーブルタップ

この延長コード (正確にはテーブルタップ) が、使用中に熱くなるそうです。

試しに、いつも使っているという電子レンジ (消費電力930W (ワット) ) をつないでみると、確かにプラグとタップが暖かくなります。

妙だな……

とりあえず、プラグを抜いて原因を確かめることにしました。

……と同時に原因が判明しました。

テーブルタップ発熱

穴が超ゆるいのです。(いかがわしい話ではないですよ)

電子レンジの待機電力が気になるとかで、毎回、抜き差ししているそうです。
抜き差しの回数が多いため、ゆるんだのでしょう。

コンセント構造

コンセントやタップは、刃受 (ほうけ) のメタルがプラグの栓刃 (せんば) を挟むという構造になっています。

メタルがゆるくなることで、栓刃との接触面積が減って電気抵抗が大きくなるので、発熱するのです。

さて、延長コードやテーブルタップの寿命は、3〜5年らしいです。(いつの間に決めたんだろう)

今回、発熱したテーブルタップはというと。

コード

1978年製ですね。
そろそろ寿命も近いのでしょう。

ということで、ゆるい穴は消費電力の小さい家電限定、電子レンジのような消費電力の大きい家電はほかの穴を使うことで解決しました(笑)

もちろん、お金があれば、新しいのに買い替えたほうが安全ではあります。(推奨)

接触不良による発熱は、流れる電流の2乗に比例して大きくなります。

電子レンジのほか、オーブントースターや電気ポット,電気ケトル,炊飯器,ドライヤー,電気ストーブなどは消費電力が大きいので、プラグとかが発熱しやすいです。

ちなみに、930Wの電子レンジのコードを流れる電流は9.3A (アンペア) ではありません。
電子レンジは、力率 (りきりつ) が悪い家電なので、電流はもっと大きくなります。

ですから、意外なくらい発熱するのが電子レンジなのです。

ゆるい穴を持つ延長コードやテーブルタップは交換をオススメします。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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