軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

年の初めに

新年を迎えたが、改めてお祝いを言うこともない。町は、平年並みの混雑のようだ。
尤も世界情勢は大きくは動かないが、当然だろう。そんな中でウクライナでもイスラエルでも市民は犠牲になっていく。それが本当に気の毒だ。これくらいしか言えないが、この世は「善と悪」の闘争なのだろう。
そんな中で、チマチマとした動きしかないのがこの国だろう。
報道を見ると、【「選択的的夫婦別姓「困っている人」とは誰か 旧姓使用不可の企業ゼロ「経済界は口を挟むな」】という、いわゆる夫婦別姓ついての疑問が出ているが、当たり前だろう。確か小学生がアンケートに答えて、否定しているはずだ。そんな一部の議員の功名争い程度の問題にかかわっている暇はない。

今朝の産経で、気になる記事は、「新聞に喝!」欄である。
国防ジャーナリストの小笠原理恵女史が、【「戒厳令」報道に思う軍と民主主義」】と、隣国のことを書いているが、【「日本の新聞メディアには軍と民主主義の関係を考察する記事を発信してほしい、】と最後に彼女が書いているが、まさにそこであろう!
日本は奇妙な押しつけ憲法を盾に全く軍事抜きの記事が多く、世界から数歩遅れている、と思っているが、隣国の「戒厳令事態」を見ても何ら意見は出ないようだ。そこまで「軍事的に退化」している証拠だろう。何かあると「226程度」しか書かないが、今の記者サンが、226のことをどれだけ理解しているか疑問に思う。
それほど軍(いや、日本人が)が牙を抜かれている証拠?じゃないか。だから“平和だ!”というのだろう亜が世界の情勢は違っている。日本だけが”異常”なのだということに気が付いていない!尤もそれだけに“勇気??”を持つ自衛官はいないだろうが?
既に「三島事件」でこれも証明されていることだ。ただし、新聞の使命はそうではないから、産経のように適時適当に解説すべきものである。さすがは北朝鮮軍を対象にして訓練している軍隊だけのことはある。
そうそう、同じ「韓国」だが、【「男性中心」を守る別姓」】とあるから、ここでは【夫婦別姓】社会なのだ。その弊害、功罪などについて、新聞は検証していたかなあ∼?
都合が悪いのかも?

今年も「正確な」記事になるように願いたいものだ!
読者の皆様には、私も先行きも長くはないようなので、今年も少しだけよろしく!お願いします。