軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ラビア・コーデルさん講演会

最近は都心部に出るのが億劫になった。何よりあの人ごみ、電車内のエチケット欠如風景、特に今は夏休みとあって、子供の躾ができない親たちの傍若無人ぶり・・・ 精神衛生上よくないので、気にせず読書しようとするのだがなかなか熱中できない。そんなときは乗…

こうなってからでは遅すぎる!

昨日は、日米関係が不透明になりつつあり、沖縄には“外国”の手が回っている、と警告したが、今朝の産経を見て確信した。 8面下の国際面に「'09衆院選・海外の目」と云う欄があるが、米国の専門家の民主党分析よりも、その下の「韓国紙」の「過去の『罪』解…

台湾併合、沖縄併合、そして・・・

昨日は久しぶりに都心に出て、午後から「航空雑誌」の座談会に出た。 テーマは、今話題のF-X後継機問題で、F-22がダメなら、ユーロファイターではダメなのか?というのものだったが、航空機の性能諸元よりも、私は日米関係とアジア周辺諸国のミリタリー・バラ…

日本をどうする?

西日本では水害で犠牲者が出ているのに、全国一律「選挙モード」の感がある。「腐った鰯だ!」とか、「自眠党だ!」とか、現役時代から自民議員に直接「ハッパ」をかけたものだが効き目がなかった。 あれから10数年、とうとう自民解体の危機だという。身から…

天変地異?はまだまだ続く

山口県で集中豪雨の被害が広がっている。ニュースで知って驚いたのだが、多くの犠牲者を出した特別養護老人ホームが、昔の“沢”の上に建設されていたのだという。地元の人によると、昔からの沢の流れを変えたカーブの先に老人ホームを建てたというのだから、…

衆院解散、さて・・・

麻生総理がついに決断?して、衆院が解散した。いつものことだが、議長が解散を宣言すると、どこからともなく「万歳三唱」が起こる。ご本人達は「やけくそ?」なのだろうが、何が「万歳」なのか私にはさっぱりわからない。 手元の辞書には、「万歳」とは「いつ…

国乱れればつけ込まれ

今朝の産経7面「土日曜日に書く」欄に、湯浅記者が表記の文を書いている。英国の東インド会社が、「狙いをつけた国の内紛につけ込んで介入し、最小の犠牲で最大の効果を呼び込んだ」例を挙げ、「古今東西、利害の対立につけ込むことは権力政治の常道である」…

安保論争なき『政権交代?』

3本目の単行本用原稿に取り掛かる前に、今朝の産経新聞から思いつくまま書いておきたい。 (その前に、コメントを下さる読者から紹介いただく情報は貴重なので、機会をとらえて拝見しているのだが、このところアクセスできないことが多い。PCの調子が悪い…

野口健と「英霊の声」

梅雨が明けて本格的な夏の到来となった。読者の皆様に「謹んで暑中お見舞い」申し上げる。私も原稿用紙で500枚弱の原稿をやっと書き上げ、3本目に取り掛かる前の「一服中」。 今朝の産経は充実していて話題豊富であったが、今日はお盆の15日、次のコラムに…

解散、総選挙。日本はどうなる?

昨日は昼前から半日、新宿で雑誌社の取材を受けた。主題は「朝鮮半島問題」「F-X問題」だったが、私の解説に編集長は深刻な顔をして「この国は一体どうなるのか?」と言った。国際関係を継続的に見ている人には当然の疑問だろう。「秋にはこの国始まって以来…

都議選、自民過半数割れ!

私の選挙区でも、結構関心が高かったらしく、投票所はご老人方で混んでいた。結果は表題の通りだが、自民と民主が議席数を奪い合った形で“民主圧勝”だとか。 いつも感じることだが、国民の「目線」はよく見ていると思う。気がついていないのは肝心の議員諸侯…

「自衛隊」で日本を守れるのか

ウイグル地区の暴動で、サミットに参加していた胡錦濤主席は急遽北京に戻った。緊急会議を開いているのだろうが、昨日の産経8面に評論家・石平氏が語っていたことは注目に値する。 「大国としてのメンツを何より重んじる中国がそこまでする理由は一体どこにあ…

大陸で異変が始まった

6日は、チャンネル桜の「田母神塾」にゲストとして招かれ、久しぶりに田母神塾長と「防衛漫談?」を楽しんできた。後ほど2回にわたって放映される予定だそうだから、時間があればご覧いただきたい。 “塾長”は、11年前に私が沖縄で退官した時の「幕僚長」だっ…

与那国島に陸自配置!

昨日は午後、柏市まで出かけて防衛講話をしてきた。気心の知れた身内の会合だが、国家防衛の実態を危惧し、周辺情勢を知ろうとする意欲が、田母神旋風で更に加速されたようで心強く思った。 土曜日の午後なのに、小講堂には100名近くの方々が集まり、川村氏…

好機を生かせない日本・・・

都心に出かけるのが億劫だ、と言ったとたん、出かける機会が増えて困惑している。昨日は雑誌社のインタビュー、しかし、若い女性インタビュアーだったから時間を忘れて話し込んだ!・・・。 その後はチャンネル桜で“防衛漫談”の収録。 出かける前にNHKの友人か…