同じような写真ばかり

なお答志島。なお郷愁。なお恍惚。

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先日上田義彦を引用した写真新世紀サイトで、これもまた好きな写真家柴田敏雄のインタビューから、

 まず世界的な趨勢のお話として、どの展覧会を見ても、同じような写真ばかりが展示されるようになってしまったと思うんですね。たとえば、ベッヒャー系のトーマス・ルフやアンドレアス・グルスキーの作品なのかなと思ってクレジットを見てみると、作家は違う人だった、ということが多いのです。つまり、いくつかの確立された分野があって、そこにあてはまるものしか出てきていないという印象がある・・・

AIでますます写真のワンパターン化が進むような気がします。pithecantroupusもlightroomでプリセットに頼っていては先は暗いなぁ。
インタビューの終わりに彼が『どこにでもあるようなものを被写体にしても、新しい写真は撮れるんじゃないでしょうか。』と言った言葉を励みにします。

”同”で、
 同牀のダヴィデ否とよはつなつは負(ふ)の電流のはしる半身   (塚本邦雄:星餐圖)

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