2007年 04月 14日
M2さんに・・
対象をストレートに撮るということを余りしないので、花などを撮る機会は少ないのですが、ケシ、いわゆるポピーの花には昔から何故か惹かれます。実際、つい撮ってしまうというような対象の一つなのです。
ケシの花といえば、まず思い浮べるフォトグラファーがいます。故・木原和人氏です。花や小生物のマクロ撮影というのは、ややもするとしっかり絞って撮るという決まりのようなものがあった中で、氏はマクロレンズを積極的に開放絞りで使うことを広く世間に伝えた人との認識を私は持っています。いわゆる記録的な面が強かった自然写真ですが、よりイメージ的にファンタジーたっぷりに表わす方法を一つの大きな表現の手法として広めた人の一人だったのです。
M2さんのblogに載ったケシの花のイメージに誘発され、今朝起きてすぐに昨夜の場所に走ったのでした。といって、ネコの額のような狭い空地。撮ったのはほぼ同じアングルの3カットだけ。それでも、風の歌を聴くようにシャッターを切れたので、私は満足でした。
撮りようによってはとてもおもしろい被写体と思うのですが、なかなか
手が出ません。
絵画的なボケがいいですね。
ナガミヒナゲシ、私も大好きな花です。
セロハン調の花びらの質感、
その花びらが透けた様子が溜まらなく好きです。
バランスの取れた構図、花を撮っても流石です。蕾は外せないですね。
そういえば今晩駐車場へ車を入れようとしたら
ヒナゲシが一輪、ぽつねんと咲いていました、暗闇の中に。
あんな感じで「おっ」と思われたような気がします。
今日はひさかたぶりに木原氏の写真集でも捲ってみようと思います。
ご返杯、確かに受け取りました(^^
木原和人氏の「接写のフルコース」、数ヶ月前に購入して、うーむと唸ることひとしきりです。写真集の方も欲しくなっているのですが、それ以上に写欲(と物欲^^;)が刺激されますね。
でも、難しそうなのでまだ一枚も撮っていません。
通勤途中の踏み切りの傍にとてもいい雰囲気で
咲いているのを見つけてはいるのですが
ちかくに駐車場がないので、撮るに撮れず・・です。
よく見れば中央部は気味悪く、私も出来るだけそれが写らないようにするのですが、
今回は別。兎に角並びを考えて・・でも、決まりきった感じになってしまいました。
ただ、書いたように、気持良かったので目的は達せられたかと。
すみません。ご無沙汰しています。
雨のヒナゲシというのはどうなるのでしょうか。
あなたがお撮りになるのなら、道路の真ん中に堂々とクルマを停めて臨まれても、
誰にも文句をいわせません・・無責任な放言でしょうか。
でも、それって雨の中ですよね?