2017年 12月 28日
フィルムを月に一本使うの会「今月のイチマイ=11 '17」一席 & 「師走:=12 '17」
でなければ冬の値打はないとすら思っております。
よって、私が冬に求めるモノも、世間の人のいう寒気だとか冷気であり、まさしくそれらを希う意味でのお題「冬待ち」でありました。
尤も、これまでの経験上、かくなる私の想いが大勢のコンセンサスが得られるとは努々考えてはおりません。
この度の一席に輝かれたTakuさんの一品も、警戒して備えるべき冬の寒さを、しかしユーモラスなお地蔵さんの佇まいで表したものでした。
おめでとうございます。
さて、本日御用納めだったという方も少なくないかとお察しします。
いよいよ押し迫ったという感が迫り、このたびのお題ともなった「師走」もクライマックスを迎えるといったところでしょうか。
個人的には年間で最も楽しい時期と思っておりますが、これまた世間様が一般的に抱く「慌ただしくて好ましくない」とはなかなか相入れそうにはないようです。
それでも、年末で混雑しがちな街を好ましいと見るか、忙しなくてイヤだとするかは別にして、師走には少し輝きを増す「街そのもの」は少し寂れた裏通にも見られる...そんな例をご覧いただくことにしたのであります。
ただ、雰囲気を演出する主たる存在が照明であることに疑いはありませんが、冬ならではのシンとした空気感あってこそではないかと。
開放 1/8 FUJICOLOR100 記録用