2016年 06月 06日
CORDの朝、FLEXの夕
まぁ、近頃ではもう5時前には空が明るくなっていますからね。
それでも日の出からしばらくの時間なら相応の清々しさが味わえます。
ところが、なまじこれに弛緩してしまうため、6時以降に急上昇するボルテージに対応不能となってしまうようで...
f4 1/500 Kodak Ektar100
...かくして8時を待たずしてほぼ頭上近くから降ってくる日射の直進力には、最早なす術などないわけです。
対せばただただ眩しく、背にすればジリッと暑い...雨の後で幾分クリアになった大気のもと、これを受けては堪ったものではありません。
一方の夕刻はというと、長くなった日の影響は無論あるけれど、拡張された日没までと以降の明るい時間なら、強い陽射しに虐められることはないので、意外に愉しめている私なのです。
ところで今回の表題と内容について、朝夕の好き嫌いがそのまま<ROLLEICORD>と<ROLLEIFLEX>に当て嵌まるわけではありません。
無粋ながら敢えてお断りさせていただきましたが、両機を並行して使い始めてかれこれ一ヶ月を超えた折頃、そろそろ個々の使用感や相互の比較などについてご報告の場を設けたいとは考えております。
今しばらくお待ちください...。
f4 1/50 Kodak Ektar100
良い色ですね。
私にとってはかなりハードルの高い両銘記、レポートお待ちしたいと思います。
つくづく露出計がないカメラは気持よいと思います。
自身の勘を信じるというような烏滸がましい話ではなく、明るさを自分なりに感知することを忘れないようにするといいましょうか。
その上で、カメラという機械との付合があるというのが気持いいのですね。
いつもの場面を等身大に掬う描写のまま、いやな主張がなくて、素直に受け取れる写りと色と空気感が好き。なんでだろうと考えてみると、yy2828yyさの写真は、モノクロの写真をすんなり受け取れる感覚と一緒なんよね。カラーなんだけど色に惑わされず、肌に入ってくる感じなんよ(^o^)
中判カメラの空気感は一味違って病み付きになります。
それにかなり手ブレしにくいようで、その点でも私向きかも知れません。
私はカラー写真しか撮りません。
人が見る先にはカラーの世界しかないから...。
白と黒のトーンだけの世界を意識して撮るという器用なことが苦手なのです。