2010年 11月 20日
キレるヤツ
手持ちの<XA>2台には、一見して製造時期の違いがうかがえる差異があります。
巻き戻しクランクの見た目が違うのです。
以前に載せた画像では、片方のは隠れてしまっていますが、見えている方に刻印されている白いバーが、旧い方にはありません。
ちょうど、<OM-4>の前期型、後期型と同じような差異だといえるでしょう。
f8 Auto FUJICOLOR100
因みに、先に撮り終わったのは、前期型の方です。
この方がシャッターのフィーリングがいいので、そんなところが結果に表れたのかもしれません。
また、何故か外観もより綺麗な状態を保っています。
f4 Auto FUJICOLOR100
このカメラに搭載されている<F.ZUIKO 35mm 1:2.8>は、コンパクトさを追求した凝った造りの割には凡庸な写りだといわれることがままあるようです。
たしかにOM用の<Zuiko35mm 1:2.8>には、較べるべくもないでしょう。
特に開放絞りはかなりユルい写りでもあります。
ただ、1段絞ってやると一気にカッチリ、シッカリし、F5.6やF8では文句なしです。
今回の画像は、ほぼ同じ場所、同じ時間にOM用Zuikoレンズでも撮っていますので、比較していただけば面白いかと思います。
f5.6 Auto +1.5EV FUJICOLOR100
我家のXAも確認してみました。白い線が入っていませんでした。前期タイプのようですね。そういう違いがあるのを知りませんでしたので勉強になりました。
一枚目はなんとなく地中海の街中を想像しました。
1枚目、このすぐ近くで<OM-1>+<Ektar100>で撮った画について、前にもそう仰っていただいたことを想い出します。
高架下のとんでもなく汚いところなのですが、切り撮れば…というわけでしょう。
もちろん、汚いところもそれなりにカッコよくなるというもくろみがありますので、そうご覧いただくと有り難いわけですが。
<XA4>も白線入りです。
恐らく<XA3>もそうでしょう。
どの段階で変わったのか…XA2は持っていないので、今のところ分かりませんが。