昨日は、16時より静内神社の祭典区の手伝いをしてきましたが、昨日の神社祭典の本祭当日は好天に恵まれた素晴らしい天気でもありました。
当店の自治会でもある本町アカシア自治会は、祭典区では第一祭典区となりますが、今年の第一祭典区の担当はお神輿で、それぞれ手伝う内容は違いますが、お神輿にライトを当てる先導車の乗って、ライトの位置調整や運転のナビゲートの手伝いをしてきましたが、祭典区での運営手伝いをした方々、そしてお神輿を担いで町内を回った、神輿会の皆様、昨日はお疲れ様でした。
ところで、皆さんは神社のお祭りの意味や、お神輿の意味って知ってますか?
お祭り好きな方なら、ご存知でしょうが、今は学校教育で詳しく教えられてはいませんし、昔は家族で代々、言い伝えられてきたことでもあるでしょうが、核家族化が進んだ現代では、親や祖父母から言い伝えられているという人も少なくなってきているように思います。
今はインターネットで簡単に検索して調べられるようにもなりましたから、改めてお祭りの意味について調べてみると、祭りとは何かについて、次のように書かれていました。
そもそも「祭り」とは何でしょう?
「まつり」という言葉は「まつる(祀る)」の名詞形で、感謝、祈り、慰霊のために神、仏、祖先をまつる行為をいいます。
「祭」という漢字は、切った肉の象形である「月」と、手の象形である「又」、祭壇の象形である「示」からできており、いけにえの肉を祭壇にまつる様子を表しています。
つまり、本来「祭り」というのは祭祀なのです。こうして調べてみると、単に「祭り」と言っても、非常に奥深いものがあり、代々地域で受け継がれて続けられているという意味も、理解できますよね。
更に日本の祭りの特色についても、次のように書かれています。
日本の祭りを語る上で欠かせないのが、農耕です。農耕を主としてきた日本では、春に種を撒き、夏に育て、秋に収穫をして、冬は籠る(こもる)という生活を繰り返してきました。
こうした営みが祭りに反映されているので、春夏秋冬で祭りの性格が異なります。静内神社祭典は毎年秋に行われていますが、秋祭りには収穫に感謝する意味があり、実りの秋を迎えられたことに感謝し、ますますの発展、安寧、無病息災を祈願する祭りでもあります。
そして、お神輿は、神の乗り物なので、神社を出て地域を巡り、神社に帰ってくるものですが、各地域のそれぞれのお祭りには、それぞれの意味合いと由来があり、祭りには文化を伝承し、地域社会で「横の絆」を結び、暮らしの基盤を整えたりする役割もあります。
このように、お祭りの意味合いを調べていくと、地域の歴史の奥深さなどにも触れることができますし、日本の伝統文化でもある祭りを考えていくと、文化を継承することの大切さも感じてきます。
ただ、特に地方に当てはまることでしょうが、年々地域のお祭りも手伝いの人が少なくなっています。
ここ静内神社のお祭りでも、自治会などの役員が中心となって、祭典区の手伝いなどに出てくる人がいますが、高齢化が進み、手伝う人数が減り続けています。
僕の場合も、限られた時間での手伝いしかできませんし、日中仕事をしている人だと、手伝える人は限られます。
全国規模のお祭りだと、手伝いの人も全国から集まってくるでしょうが、地域のお祭りとなると、手伝う人の確保も年々大変になっていきます。
個人的には、だからこそ地域の学校などで、子供達に地域のお祭りの意味や、文化についてを言い伝えていくことが必要なのではないかとも思いますが、政教分離の観点から、学校教育でお祭りを言い伝えていくことは難しくなってきています。
ただし、お祭りを宗教として捉えるのではなく、地域に代々受け継がれている大切な文化でもあるのだから、文化として取り入れて、教育の一環として学校教育にも取り入れてほしいとも思いますし、文化の継承の大切さを文科省が言っているのだから、地域教育としても、今こそ取り入れるべきだと思うんですけどね。。。